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父が急性心筋梗塞で亡くなりました。軽い心筋梗塞と診断され80%は大丈夫だと言われたのですが入院して6日目でした。もう自分でトイレに行けると言われた矢先に発作を起こし1時間後に亡くなりました。79歳でした。苦しまず先生を信頼して安らかに亡くなったことには感謝しています。でも何故80%大丈夫だったのに亡くなってしまったのだろうかとずっと思っていました。主治医に聞くのが一番なのですが母が止めます。色々考えましたが結局母の気持ちを尊重しました。でもやはりどうしてなのか知りたい。万全のことをしてもそういうことはあるとを誰かに言ってほしいのかもしれないし、誤診だったとはっきりさせたいのかもしれません。入院して3日目にも軽い発作があり気を失ったのですがその時は大丈夫でした。10年以上バファリンを飲んでいたのですが3年前に腸の憩室から下血しその後小児用バファリンを飲用再度下血した後はメバルチンを飲んでいました。その病院には心臓外科はないので血栓溶解療法を点滴で内服は心筋保護の目的と冠動脈拡張のために行いました。入院する前に歯痛があり胃の調子もあまりよくなかったようです。歯痛には痛み止めの抗生物質を飲んでいました。亡くなる前日は肩が痛いと言っていました。80%大丈夫という状態の中で何が悪くて大きな発作が突然起きてしまったのかよくわからないのです。心臓が破れたか血管が詰まったとのことなのですがなぜ事前にわからないのか、大きな病院でPTCAという処置をすれば助かったことなのか。老人の心筋梗塞には点滴治療よりも手術の方が生存率が高いということもインターネットで見ました。もう何をしても父は戻らないのですが少しでも色々なことを知りたいという思いを止めることができず長いメールになりました。お医者様あるいは同じような経験をされた方ご意見をお聞かせいただけると有難いです。長いメールを読んで下さって有難うございます。

A 回答 (6件)

yosunoさん今日は。

この度はお父様が大変な事になり御心痛の程お察しします。内科は専門で無いのですが心臓を生業とするものとして一言だけ・・・。
ただ始めに断っておきます。yosunoさんも分かっておられる様ですが心臓カテーテルをしたかどうかもはっきりしていないので全ては想像になってしまいます。従ってなるべく一般的な話で個別の治療について言及しない様にしますが自信無しです。もう一度病歴を整理なされるといろいろ分かってくる事も多いと思います。
さて、「80%は大丈夫」という言葉にこだわっておられる様ですので先ずこれについて書きます。これは急性心筋梗塞の患者さんの一般的な生存する確率で特別軽く話している数字では無い(日本全国何処でもこれ位の確率を言われる)と思います。逆に言えばこれだけ医学が進んでも急性心筋梗塞を起こした10人の内どんなに治療しても2人死んでしまう訳ですからそうとう恐い数字だと思うのですがこういう場合はどうしても良い事しか頭に残らないというのは患者さんの家族としては良くある事だと思います。
また、死亡原因についても最後の発作の後約1時間で無くなっておられる事から考えてその急激な経過から再度の冠動脈の閉塞や心筋梗塞後1週間程度で起こりやすい心破裂を考えるのも理解できる話です。他にもこの時期には心室中隔穿孔といって急に心室の間の壁に穴があいたり乳頭筋断裂といって僧房弁を支える筋肉が切れたりして急激に心不全が進行してショックになる事もあります。また致死性の不整脈が起こる可能性も十分に考えられます。
そういった数々の合併症の為いまだに10人の内2人の方が亡くなる疾患な訳です。従って急性心筋梗塞であると診断されれば余程搬送に時間がかかる場所で無い限り最低限心臓カテーテル検査のできる病院へ搬送し責任病変を明らかにし適応があればPTCAやPTCRをするのが一般的な流れだと思います(もちろんCCUもしくはICU管理で)。79才は確かに高齢ですがもっと高齢でもPTCAをする方は沢山いますしその適応をきちんと判断するために(手術の必要性なども含めて)循環器専門医がいる訳ですから・・・。もし、この流れに乗っていない場合、治療に問題がある可能性は否定できないと思います。
また、入院後3日目の意識消失発作は心臓の世界では小さな発作とは言いません。原因が不整脈など明らかなものであれば薬を増やしたり別な物に変えたりと必ず何かしら対処されるべきものです。もちろん再度カテーテルを行う場合もあるでしょう。
歯痛の件も少し気になります。狭心症の発作の痛みが歯痛と間違われている人が時々いるからです(細かい事ですが抗生物質は歯痛でも狭心症でも痛みには効きません)。その点確かに虫歯であったのかも確認する必要があると思います。
以上お父様の場合、急性心筋梗塞の経過や説明として納得の行く物ですがその治療については詳しい病歴が書かれないとなんとも言い様が無いというのが今の所の僕の見解です。またこれらの合併症が何時起こるかまた誰に起こるのかは正確には予見不能ですし「神様しか分からない」という事は申し添えておきます。
詳しくお知りになりたい場合は病歴をまとめて新たに質問される事をお勧めします(特に治療の内容とカテーテルの所見、主治医の先生御専門の分野や病院の規模など・・・)。
疑問点解消の一助になれば幸いです。
それでは。
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この回答へのお礼

futukayoi様
回答をありがとうございました。治療の内容など詳しいことがわからない中、丁寧にお返事頂き本当に感謝しております。私は歯痛、そして胃痛、肩の痛みも心臓に関係していたのではないかと思っています。父は夜中3時ごろ痛みがあり、8時ごろ、10年以上お世話になっている先生のところに電話しました。車でいらっしゃいと言われ、タクシーで行きましたが、途中でデモに遭遇し、1時間以上かかったそうです。救急車は以前の経験から使いたくなかったようです。でも、心筋梗塞では救急車で病院に行かなかったことで命を落とす場合が多いと聞き、稀に助かったのだと思います。病院は126床ほどの小さな病院です。いずれにしろ、詳しいことは主治医の先生にお聞きする必要があると思いました。まずは自分が詳しい内容を把握しないと、、と思います。皆様の回答を見て、いろいろなことの整理がついたように思います。思い切ってご相談して本当に良かったと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2002/05/06 22:29

「心臓の下につながる部分の血管がつまった」ですが、心臓には大きな冠動脈が3本あります、どの血管の下の方だか判ると良いんですが。

心電図や血液検査などで重症度は判別出来ない思うんですが?「僕は医者じゃ無いからわからないけど」 基本的に右の冠動脈なら死にいたる事は少ないと思います。左の前下行肢の上部なら一発で死に至ると思われます。ただ、貴方の父上が高齢であること、体全体の動脈硬化等で他の部位から血液の塊等が流れついて、冠動脈を閉鎖した可能性も否定できないと思います。
ポイントの件は分かりません、ごめんなさい(^^ゞ
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この回答へのお礼

hayabusa様
お返事ありがとうございます。多分最初の発作では大きな冠動脈の内の右の冠動脈だったのではと思われます。なのでお医者様も大丈夫と言ってくれたのだと思います。でも亡くなる時のものはhayabusa様のご指摘の左の上部のものか、あるいは冠動脈が閉鎖されたのかと思います。多分予期せぬ状態で突発的に起こったのではないかと思っています。皆さんとてもよく勉強していらして、自分は何も知らないで恥ずかしく思います。本当にいろいろ教えてくださってありがとうございます。ポイントの件は最後に質問を締め切った時に手続きするもののようです。お騒がせいたしました。

お礼日時:2002/05/05 12:24

「心臓外科はないので血栓溶解療法を点滴」ですが、これは冠動脈にじゃないですよね。

普通心筋梗塞のときは冠動脈に血栓を溶解する薬剤を投与します、それをPTCRと言います。PTCAは詰まった冠動脈の僅かな隙間にチューブをいれ血管を拡張させ、血流を促します。先生が80パーセント大丈夫と言ったということは、冠動脈造影を施行された上で言ったのでしょうか?
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この回答へのお礼

hayabusa様
回答ありがとうございました。冠動脈造影についてはよくわからないので(後日母に聞いてみます)すが、姉によると心臓の下につながる部分の血管がつまったとの説明があったようです。
それからこれはここでお聞きすることではないかもしれませんが、ポイントを記入するにはどうしたらいいのでしょうか。今まで回答してくださった方たちにもおつけしたのですが、どうしたらいいのかわかりません。

お礼日時:2002/05/05 00:32

お父様が急死なされて、さぞお辛い時期だと存じます。

お悔やみ申し上げます。
私は以前10年近く看護婦として循環器系に配属されてました。
そのときの経験では急性心筋梗塞で1週間後に亡くなられた方がいらっしゃいました。
その方も主治医の話ではもう大丈夫、っていうくらいまでに回復されてたのですが、急に不整脈だったかもしれませんが、突然倒れて、蘇生しても戻らずにそのまま亡くなられました。
確か80歳前後の男性の方でした。
主治医はその方の入院時からずっと病院に詰めてたんですが、病状も安定してきたんで大丈夫だろうとたまたま席を外してた矢先の出来事で、急いで駆けつけたのですけど間に合わず、かなり自分でもショックを受けてました。
稀にやはりそういう事例もあるようです。
ただyosunoさんのお父様の場合は軽い心筋梗塞で、しかも8割方は大丈夫だろう、という医師のお墨付きだったせいもあり、その急死されたことに納得がいかないのはよく分かります。
重度の場合はある程度の覚悟とかできますけど、軽かったのになぜ?って思いますよね。
私はyosunoさんのお母様がたとえ反対されても、このままいつまでも不信感を抱えて暮らしていくよりは、やはり主治医にその旨の話を聞くべきではないだろうか、って思うのです。
もしかしたら主治医の方もわだかまりみたいなものがあるんじゃないか、って当時のことを思い出したら、そんなふうに考えもしました。
今の状況では結局もらえるコメントは憶測の域からは脱することができないので、納得のいく説明は担当医師に直接聞かれるのがいいのではないでしょうか。
お母様としてのお気持ちも分かりますので、少し落ち着かれた頃にでも話されてみてはいかがでしょうか。
あまり納得のいく回答ではないと思いますが、やはり当事者でない人間がいろいろとコメントするのも難しいのかな、という気がします。
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この回答へのお礼

haruru007様
回答をありがとうございました。父も不整脈を持っていたようなので同じような方がいらしたことに少し慰められました。父の主治医の方も父の事の後、しばらくボーっとしていたと言われました。多分先生方にも予測ができなかったのだと思います。丁寧にコメントいただき本当にありがとうございます。心から感謝致します。

お礼日時:2002/05/04 02:10

こんばんは。

実は私も一週間ほど前に叔父が「急性心筋梗塞」で亡くなりました。
ただ、その経過を聞くとどうも以前の心筋梗塞を起こした場所が破裂した「陳旧性心筋梗塞破裂」という状態だったのではないかな?という感じでした。

心筋梗塞を一度患うとその部分は死んでしまいとても弱い組織になってしまうので、心筋梗塞を起こした場所が破裂するってのはそう珍しいことでもないんです。
しかもその場合は心臓が破裂してる訳ですから、もう手の施しようもありません。幸いと言っていいのかどうか、苦しみもがく程の時間もない状態です。

また血管が詰まるというのは、動脈硬化が進んでいて、アテロームという固まりが大きい血管のあちこちにあって、これが剥がれて心臓にとか、ほとんど詰まっていた血管が収縮した拍子に完全に詰まってなど、いくつかあります。

しかしそれらのいずれも予測できるものではありません。ただ、ねてたのが起き上がったりといった血圧が急に上がったときに起きやすいのは確かなようです。

手術については高齢者の場合、体力、回復力などを考えなければいけないので、一概によいとは言えないです。
生存率が高いというデータも「手術が可能な人に手術して」という前提があるのを忘れてはいけません。

PTCAもそれが適用できる病状であったとしてもその施術までの時間が命の分かれ目です。
搬送に時間がかかればそれだけでもうダメというのは日常茶飯に起きている事です。

以上とりとめもない回答ですが、やっぱり一番病状を知っているのは主治医ですから、手を尽くしてくれたのであれば必ず説明はしてもらえるでしょう。
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この回答へのお礼

myeyesonly様
回答をありがとうございました。専門的なお返事をいただき心から感謝致します。父の場合も予測ができなかったのだと思います。トイレが済んだ後でしたので血圧が急に上がったのだと思われます。手術に関しても以前下血しているので手術は難しかったのかもしれません。丁寧なメールを本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/05/04 02:03

僕自身は医師ではなく、身の回りに医療従事者がおおい者としての意見です。


医師はどちらかといえば、患者さんを安心させる方向で発言する傾向がつよいと思います。パーセンテージ等をいう場合、若干良いように言いがちだということです。
それでも20%もの危険性は認めざるえない状況です。
大変残念な結果だったとは思いますが、悪い方に考えるべきではない様に思います。

僕は、医師の宣告した30%の中で生きています。
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この回答へのお礼

acasia様
回答をありがとうございました。確かに父は直ると信じてストレスを感じないでいられました。acasia様も心筋梗塞を経験されているのですね。どうぞどうぞ父の分も、、と思います。暖かいメールを本当にありがとうございました。

お礼日時:2002/05/04 02:06

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