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こんにちは。
以前熱帯魚を飼っていたものです。
ここのところカボンバの色がくすんできたので、理由が知りたく質問させていただきます。

3週間ほど前に金魚二匹を買いました。
ついでにカボンバも15つくらい水槽にいれ、
細長いチューブから空気がぶくぶくでる器具(エアレーション、というのでしょうか)も買いました。

それをセット(塩素の中和剤を投入済み)して3日後に金魚一匹目が死にました。
そして購入から2週間後くらいに二匹目の金魚が死にました。
気がつくとカボンバの色も鮮やかな緑色からウグイス色っぽいくすんだ緑色になってきています。

薄情なのですが、金魚が死んだことよりもカボンバがくすんでしまったほうが気になっています。
エアレーションを今回初めて使用したのでそれが原因かな?と思いつつも、特定できていません。

もし、水草に詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひとも教えていただけませんか?

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

金魚が死んだのは、濾過の知識をご存じなかったからでしょう。


有毒物質はバクテリアにより分解されていますので、水槽セット初期はバクテリアの数が足りず、
毒物が蓄積するままになって死亡します。
恐らく3日目の1匹はアンモニア中毒,2週間目のもう1匹は亜硝酸中毒の可能性が高いです。

次々に殺していっているうちに、バクテリアの数が増えて、魚が死なない環境が出来上がりますので、
知識などなくても、熱帯魚の一般種程度は簡単に飼えてしまいます。
知識など付けられると物も生体も売れない...と考える業者が結構いるため、こんなことになるのですけどね。
「生物濾過」で調べれば分かりますし、水草の方をご質問なので、詳細は飛ばします。

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さて、ご質問のカモンバですが、一般的に出回る種でありながら、育成はそこそこ難しい種です。
というのも、昔は水草など使い捨ての水槽のアクセント的存在だったからですね。
金魚は水草を囓りますから、金魚藻の別名の通り...間食代わりの使い捨ての水草として
メジャーになったのかもしれません。

水草は魚などより遙かに育成条件が厳しく、魚は穏やかな変化ならば水質に慣れてくれるのですが、
水草は水質に慣れるよりも、枯れます。

恐らく、以前カモンバを元気に育てられた...と推測しますが、
それは水替えの頻度が少な目で、それなりに魚が入り、酸性側に傾いた水槽だったからではないでしょうか?

大半の水道水は弱アルカリ性のことが多く、
エアレーションでも二酸化炭素を逃がすことで、弱アルカリ性に傾きがちです。
さらに、金魚飼育の定番とも言える大磯砂(フィリピン砂,南国砂)などは、
徐々にサンゴや貝殻が溶けだして、水質を弱アルカリ性にします。

カモンバ育成は、【弱酸性に大目の光量】が必要です。
いわゆる金魚飼育セットとは反対の条件のある水草なので、「そこそこ難しい」と表現させて貰いました。
条件さえ整えば成長が早すぎてレイアウトに使い難いくらいなのですが、
揃わなければ、意外とあっさり枯れてしまいます。
最も、多少の条件が足らずとも他の条件が整えば、それはそれでなんとかなってしまうものなので、
必ず~でないといけないということではありません。

水槽中にアルカリ性に傾ける物が入っているのなら、それを何とかすることが先決です。
この状態で、水質調整剤などを使用しても緩衝作用が働いてどうにもなりません。
そのうえで、一時凌ぎとしてpH降下剤を使用する手があります。
もしくは、アナカリスやマツモなど環境の変化に強い水草が育つ状態に持って行ってから、その後挑戦しても良いでしょう。
濾過が完全に機能し始めて暫くすると、硝酸の蓄積により水槽のpHが下がる(酸性に傾く)状態になります。
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この回答へのお礼

>恐らく、以前カモンバを元気に育てられた...と推測しますが、
それは水替えの頻度が少な目で、それなりに魚が入り、酸性側に傾いた水槽だったからではないでしょうか?

はい、本当にそのとおりです。ずばりおっしゃるのでびっくりしました。
以前は魚は少なめでしたが、ほとんど水換えせず、ほっといても人から頂いたカモンバがどんどん育っていたため、今回枯れたのはどうしてなんだろう??
という疑問でいっぱいでした。

現在の水槽では水草にはきつい環境なのですね。
今回初めてエアレーションを使用して泡の綺麗さがとても新鮮に感じるので、今回はあえて水草をいれずに魚のみ飼育してみようかと考えています。(魚が死んでも水槽は回し続けているので、以前よりも魚にとってはましな環境になりつつあると思います。)

といいつつも、水草が水槽で綺麗に揺らめくのも大好きなので、場所さえ確保できれば二つ目の水槽には水草に優しい水槽にチャレンジしたいと思います。

色々詳しく教えていただき本当に助かりました。すっきりしましたし、勉強になりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/06 08:39

No.1です。



訂正:カモンバ → カボンバ(Cabomba)
すっごく恥ずかしい間違いをしてしまいました...
魚の名前とか水草の名前って、私もうろ覚えのものが多いのです。ごめんなさい。

底床が新品の大磯砂とかではなければ、暫くすると底床やろ材に酸性物質が蓄積して、水を酸性に傾けますので、
一定期間が過ぎれば(以前それで育っていたわけでしょうし)カボンバも育つのではないかと推測します。

底床をソイル,光量大,CO2強制添加という、弱酸性,低硬度を好む南米系水草を育てるのに最適な環境にしても、
逆に育たないことがあるのがカボンバの難しさかもしれません。
ほどほどを好むというか、適応する範囲が狭いようです。

水草は水質安定に寄与するので入れられるなら入れた方が良いかもしれませんね。
ミクロソリウムやクリプトコリネ(一般的に販売されているもの)など、光量を必要とせず 多少アルカリ側に傾いても育ち、
かつ金魚が食べにくい(固い)水草がありますので、お店で店員さんに尋ねられても良いと思います。
原生地が東南アジアのタイプがこれに該当します。
南米系の水草が人気ではあるのですが...
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この回答へのお礼

わざわざ訂正いただきありがとうございます。
(ぜんぜん気づきませんでした^^;)

>水草は水質安定に寄与するので入れられるなら入れた方が良いかもしれませんね。

むむ、そうなんですか。
魚くんたちのためにも入れたほうがよさそうですね。
ミクロソリウムやクリプトコリネ・・・前者の名前は聞いたことがあります。これならエアレーションしつつもなんとか育てることが出来るでしょうか。
(実は懲りずに熱帯魚にしようかと考えています。)

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/09 16:20

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