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私の母の代理で質問させていただきます。
来月に私の弟(長男)に子供が産まれる予定です。

 最近母が友人から次のような話を聞いたそうです。

まずお嫁さんが出産後に産院に入院中、「お見舞い」としてお金を包み、退院してからまた後日出産祝いとお嫁さんの実家にしばらくお世話になるお礼としていくらかお金を包むのが常識だと聞いたそうです。

 私も娘を出産していますが、その時は主人の母から出産お祝いと
私の実家にしばらくお世話になるからと現金を3万円いただきました。
しかし入院中に「お見舞い」の名目でお金はいただきませんでした。
それに「お見舞い」も渡さないといけないという話も初めて聞きました。
世間一般ではどちらが常識なのでしょうか?
またもしお見舞い金が必要ならいくらくらい包むべきなのでしょうか?

 ちなみに母の友人は名古屋なので少々他の地域より派手かもしれないなとは思っています。
私と母、弟も同じ愛知県に住んでいます。

A 回答 (3件)

こんにちは。


40代前半既婚女性です。

前の結婚をしていた土地では
出産後に「産褥見舞い」を包んで
出産を聞くと産院に持参しました。

子供を生むことは命懸けです。
母体は疲弊し、出血もあり
様々な変化があります。
昔は赤ん坊は何もなくても、母親がお産で死ぬこと
回復が遅れて死ぬことは多かったのです。
また逆で、母親は元気で、赤ん坊が亡くなることもありました。

一番幸いなのは母子共に無事であることです。

これはシビアな見解ですが。
まず産褥見舞いを先にするのは
民俗学的にはまず母体のすみやかな回復を真っ先に願うことは
自然なことです。

たまたま弱く生まれついた赤ん坊を介護するよりも
母体をはやく回復させて、次に丈夫な子どもを産んでもらったほうが
投資が少なくて済む。という
乳児に十分な医療を施すことが出来なかった
現代医学の恩恵にあずかることが少ない
一般庶民の智恵です。

そして赤ん坊にする「出産祝い」は
産後7日経って、赤ん坊が亡くなることなく
一週間という峠を越したことで
まずは一安心ということで祝いました。
7日目に命名式をするのも、
7日間は、人間の子どもではなく、あの世とこの世の境目にある
不安定な魂なので
名前をつけることはできないという民俗学的考えでした。

その流れで、
31日目の宮参り(これで、やっと人間社会の仲間入り)
100日目の歯固め、七五三などがあります。

最近では肉親でもない友人知人が
出産を聞きつけて
翌日に大挙して押し寄せ
まだ生きるか死ぬかも定かでない母と子に
「お祝い」とお金を置いていきますが
これほど無礼なことはありません。

現代医学の恩恵で、出産は昔ほど死の危険はなくなりましたが、
それでも「男が戦争に行くのと同じ」「命試し」なんです。
そして陣痛を得て子どもを産む時は
母も子も本当に死のぎりぎり淵を歩いているのです。
産後も、後産(胎盤が出ること)がうまくいかなかったり
子宮回復不全、会陰切開回復不全、
産褥熱、急性乳房炎など
沢山のハードルを母親は越えていくのです。

まだ祝ってもらうには
越えねばならないハードルが多々あるときに
気も早く「お祝い」をもらい
万が一の事があったらどうするのでしょうか。

そういうことを避けるために
昔の人は、産後は「産褥見舞い」を差し上げ
産後7日間は母子の状態を静観しました。
そして無事に7日たって目処が着いた所で
出産祝いをしました。

ちなみに産褥見舞いは
親きょうだいは、5000円から1万
友人知人は3000円程度です。

また嫁が赤ん坊と里帰りしている間
夫の親からお米などを贈ることもあります。
これは結婚が「家同士」という価値観では
「赤ん坊は夫側の人間。その赤ん坊を嫁側が世話してくれているから
いくばくかの気持ちを包むのが礼儀」ということです。

しかし現代では、夫婦当人
また親世代であってもそういう価値観がなくなりつつありますから
実家に世話になっているお礼は
夫の親がするよりも
若夫婦二人が自分の力でお礼をする方が
現代的と言う流れが多いようです。

その時は赤ん坊の父親が
「妻と子がお世話になります。」と
「自分で持参する。夫婦で一緒に頭を下げて渡す」と言うスタイルが多いようです。

以上参考にしてください。
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この回答へのお礼

何故「お見舞い」なのかがよくわかりました。
詳しい説明ありがとうございました。

母には弟と話し合うように言っておきます。

お礼日時:2007/01/17 16:27

1歳2歳の年子母です。


私が出産したときに私の祖父母からそのようなお祝いを頂きました。
産褥見舞いとして最初に3万、出産祝いとして後から5万頂きました。
母も、このような渡し方は知らないと言っていたので、
きっと昔の風習かしら?と思っていたのですが、まだそういう考えの
残るところもあるようですね。

私は祖父母にもらったので特に何も思いませんでしたが、
婚家から私の実家へといわれたら、かなり嫌です。
別にあなたたちの為に子供を産んだわけじゃないし、私の両親の孫だし。
なので、出産祝いとして包む+息子さんからお嫁さんに相談して、
里帰り先の実家へ幾ら包むか決めてはどうでしょうか?もしそれを
断られたら、出産祝いのほうをちょっと多めに包むとか。

どうでしょうか?
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この回答へのお礼

>婚家から私の実家へといわれたら、かなり嫌です。

私も似たようなことを感じたので母にはこのことも伝えておきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/01/17 16:24

こんにちは(^。

^)

わたしの地元も夫の地元も「出産祝い」はしますが、「お見舞い」は出しません。わたし自身は里帰り出産してないので詳しくはわかりませんが、仮に里帰りしてても夫の実家からお金をもらうことはなかったかな、と思います。夫の姉も里帰り出産してますが、多分婚家から義父母たちにお金を包んだということは聞いてないです。

ところで、お嫁さんの御実家にお金を包むというのは息子さんに相談なさってはどうですか?
というのもお嫁さんの御実家の両親が「自分の娘なのだから世話して当たり前」って思っていれば、お金は受け取りにくいでしょうし、お嫁さんも「わたしは義実家に嫁入りしたんじゃないわ!」というお考えの人ならお金を実家の両親に包むということを嫌うかもしれません(以前そういう人の質問を拝見したことがありました。念のため)。
その場合は「出産祝い」一本で多めに包むのもありかな、と思います。

それを気にしないのであれば、「出産祝い」と「お礼」として包まれてはどうかしら?と思います。
お見舞いは要らないと思いますよ。

無事赤ちゃんが生まれますように。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お見舞いはどうやら古い風習が形だけ残っていてて今の時代と合っていないので、私も必要ないかなと思います。

母には弟に相談するように伝えておきます。

お礼日時:2007/01/17 16:29

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