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個人的に英語を人(中学3年生)に教えています。教えると言う経験が今までなかったので戸惑っています。

自分自身、徹底した5文型の理解を経て英文を素早く正確に理解できるようになり、その経験から、英語を教える際にも5文型の理解を基本としています。

自分の場合は、2000語程度の文を全て5文型に分けて音読するという作業をひたすらやり続けていたら、三ヶ月くらいした時、急激に英語の理解力が上がったので、同じように教えているのですが、今おしえている方は一向に伸びる(というか5文型に対する理解が深まる)気配がありません。もう4ヶ月くらい経ちます。

この品詞は文の要素としてはこれになる可能性があって、ここではこれにしかなり得ないから…などといった感じで主に品詞と文の要素の関係、文の要素と5文型の関係などを中心に、とりあえず目にした英語は5文型に分ける癖をつけるように指導しています。ある特定の例文で説明すると理解してくれるのですが、また別の例文となると同じような間違いを繰り返すと言う感じです。

自分のような場合が特殊で、あまり5文型とは有効な教え方ではないんでしょうか?5文型に拘らず、慣用句のようなフレーズを沢山覚えさせたりする方がいいんでしょうか?それとも単に自分の指導方法がまずいだけでしょうか?

英語を教える際のアドバイス的なものをいただけると嬉しいです。

A 回答 (17件中1~10件)

私はやはり「基本文型」は重要で有効なツールだと思います。

さすがに、「I xxx yyy」や「I xxx yyy zzz」などでは、文型判断はできません。しかし、

(1)I datelummed happily.
(2)I datelummed happy.
(3)I datelummed his tie.
(3)I datelummed him a tie.
(4)I datelummed him happy.

のように動詞の意味がわからない場合でも、基本文型が理解できていれば、「???」と途方に暮れることなく、

(1)私は楽しく、datelumした。
(2)私=happy+α
(3)私は彼のネクタイをdatelumした。
(4)私は彼にネクタイをdatelumした。
(5)私は彼を幸せにdatelumした。

のように文の骨格がつかめるわけです。おそらくGさんや英語ネイティブも(1)~(5)の英文を見た時に何らかの類推は働くと思うのです。その「類推」を意識化したものを「基本文型」と呼んでいるだけではないでしょうか。

ただし「意識化」することで「一般化」「形式化」「抽象化」が不可避的に生じます。こういった論理的思考に慣れていない人にとっては、「S、V、O、C」が無味乾燥で無意味な記号に見えてアレルギー反応を起こすのでしょう。

また自分たちが無意識的に行っていることを意識的になぞっているのを見ると、たしかに少し滑稽に見えるかもしれません。見下した気持ちになるのもわかるような気がします。しかし、ネイティブでもなく、外国で長く暮らすこともできない多くの日本人にとっては、こうした「意識化」は必要なのだと思います(涙。

~~~中高一貫校の中3の方で、既に5文型は学校で習っているようです。~~~

普通の公立中学生で、学校で5文型は未習だと思ってNO8を書きました。私の勘違いです。申し訳ありません。

想像ですが、PenguinNekoさんは中学生に教えるのは初めてではないでしょうか?

私が学生時代にバイトで初めて教えたときに思ったのは、

「中学生って、こんなに馬鹿だったのか!?」

ということです。自分としては「うんうん!」とわかってくれるだろうと思って説明したことが、全くわかってもらえないことがたびたびだったからです。

ただ、その後経験を積むにつれて、中学生は大人が思っている以上に「抽象的」思考が苦手だということがわかってきました。大人になると忘れていますが、私たちも中学生ぐらいの年齢ではそうだったはずです。

たとえば、「give A B:AにBを与える」「give○□:○に□を与える」と教えても「どっちがA?」「どれが○?□?」と混乱する生徒が少なからずいます。

教え初めの頃は、「give peace a chance」などのこともあるので、「give 人 物」という説明の仕方には抵抗がありました。しかし、中学生に教えるときはそれがベストだと思うようになりました。A、B、○、□などの記号を使うよりも「人」「物」のようにある程度イメージがつかめる説明のほうが中学生にとっては親切なのだと思います。

私が中学生に教えるときに注意したのは、「give 人 物」といった「一般化」もたしかに重要ですが、それをできるだけ「無意識的」に生徒の頭に残るようにするということです。つまり教科書の本文や例文などの「具体的」な例文に生徒の意識を向けるようにしました。

give 人 物 ⇒ He game me this key chain.

のように、演繹的な思考をさせるのではなく、むしろ

He gave me this key chain. ⇒ give 人 物

ということです。そのことによって、最終的に

(1)He gave me this key chain. ⇒(2)give 人 物 ⇒(3)「show/tell/send/teach 人 物

と「無意識的」に他の動詞一般に応用できればよいのだと思います。教える立場としては、効率を考えてどうしても(2)(3)を重視してしまいがちですが、むしろ大事なのは(2)や(3)よりも、(1)だと思います。(1)が頭に残れば(2)や(3)は生徒のほうから自然に理解できるような気もします。

依頼された生徒は、おそらく他の生徒よりも少し「抽象的」思考に慣れていないのだと思います。教えるときに「抽象的」な言葉のほうが多くなっていませんか?「S,V、O、C」のような記号や「第4文型」といった名前は使わないほうがいいと思います。

それよりも穴埋め、並べ替え、英作文などの演習を多くして、「具体的」な英語が生徒の頭に残るようにしたほうがよいと思います。多くの人が「教科書の丸暗記」を英語学習の方法として勧めています。私もよい勉強法だと思います。

★ちなみに「datelum」というのはデタラメを意味する私が作った造語です。
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この回答へのお礼

>自分としては「うんうん!」とわかってくれるだろうと思って説明したことが、全くわかってもらえないことがたびたびだったからです。

個々に適した指導を選ぶのも教える側の能力と言うことですね…(汗)

意識化のお話、とても共感する部分がありました。
仰るように指導で抽象的な表現が多かったように思います。

ちなみに、皆さんのアドバイスを参考に少しずつ指導を変えてみました。主には、datelummyさんの仰るように演繹的な指導から帰納的な指導に変えてみました。「前よりは分かり易い」と生徒さんに言われました…。

お礼が遅くなってすみませんでした。

お礼日時:2007/05/09 21:28

こんにちは!



No.16 Gさんのご意見は、5文型派の人にも馴染みやすいものだと思います。実際の学校教育では、第2、第4、第5文型を取りやすい動詞を中心としての教育・学習になっていると思います。

5文型理論は、整理のための方便として使われているだけでしょう。

ただ、こうした機械的なあてはめの学習では、自然な英語を書くことはできませんね。そういうときには、現地で生きた英語を知っておられる人が、そんなことは言わないよ、とたしなめればいいのだと思います。

そうすれば、内地人(?)は謙虚ですから、ハア、そうですか、と耳を傾けるに吝かではありません。そういう知識は非常に役立つのです。5文型に代表される英文法は、解釈上の骨組みであって、肉はついていないのです。

しかしだからと言って、英文法教育は愚の骨頂だという議論は、粗雑に過ぎると僕は考えています。

日本に長期滞在して、日本語をペラペラしゃべれる外国人が多くいますが、その読解力と日本語を書く力は思いの外貧弱なのです。実戦派は、骨格を有していないので、肉ばかりのところも出てきます。それに比べれば、日本の英語教育は、相当高いレベルの英文を読みこなし、かつ書けるところまでわれわれ内地人を連れていってくれます。

ですから、ケンカしている場合ではないのであって、互いに教えあえば、相互に裨益するところ何ぞ少なからんや、なのです。

この掲示板はそのためのものでもあって、Gさんのような方が参加して下さっていることは、非常なるassetなのですよ。

けっしてコミュニケーションがプッツリなわけでなく、むしろ、やっとconnectedになったのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

>5文型に代表される英文法は、解釈上の骨組みであって、肉はついていないのです。
分かり易い例ですね。ありがとうございます。


非常に多くの方々の意見とアドバイスをいただき、当初の質問である「5文型は英語学習にどの程度有効か」に対する答えは正直まだあまり分からないのですが(明確な答えというものが非常にだしにくいものだと質問した後に気がつきました。すみません。)、指導に限って言えば少しずつ改善することができてきています。
本当にみなさんありがとうございました。これでこの質問は締め切ろうと思います。

お礼日時:2007/05/09 21:52

Gです。

 最近このご質問でコミュニケーションが途切れてしまっているようですが、#15さんのご回答を読ませていただき文型には大切な部分があると言う私にとっても当然な事としてもう少し書いてみたくなりました。

文型にはこういうものがあり殆ど文章はこういう風に分けることが出来るよ、なぜなら英語の文章とはこういう形をとるのが普通だから、と言う理解は大変必要だと私は思うからなのです。

5つほどの形に分けることができると言う理解は文章を理解するには大変役に立つものだと思います。 この点については私も反対するところではありません。

しかし、それは、多く人が言っておられるように、動詞によって決まってしまっているのです。

#15さんの例をとらせていただくと(便宜上)この動詞をgiveに変えたらI gave him a tie.は問題なく使えるけどI gave his tie.は使えるときと使えない(使うときと使わない)時があります。 しかしほかの文章には使えない(使わない)のですね。

giveと言う単語はよく使われる単語です。 文型に当てはめる必要はないのです。 giveにはgive人+物かgive物+to人の言い方をする、だけでよく、これがどの文型なのか考える必要はない、と私は言いたいのです。

つまり、英語の文章を分類すると5つに分けることが出来る、よって、意味を読み取ろうとするときに動詞の使い方がわからないときにこの五つの形を考えてみれば文章を理解しやすくなるだろう、と言う事なのです。 しかし、これは第一、これは第五と順序まで覚える必要はない、と私はするわけです。 

「文章解読方法」のひとつである、と言う事さえ知っていれば「解読道具の一つ」として使える、だから知っておきなさい、と私は言います。 それ以上のことは必要ない、とするわけです。 

動詞なの度語彙が少ないから文型分けが出来ないのですから、動詞の使い方を教えそれに基づいて、なっ、この動詞はこういう使い方をしているだろう、そして学校ではこの形を第3文型と呼んでいるんだよ。でいいわけです。 (ただ、最後の「そして」の後は私なら教える必要はない、と感じるだけなのです)

文型順序まで知らなくてはならないの「順序を決めると」何か知識的なものを感じる、と言うイメージを作っているだけ、と感じるのは私だけではないと思います。

釣りには5つのつり方があり、釣り場の状況によってこのうちの少なくとも一つを使うと釣れる、と言うのと結局同じなのですね。 つり方を知ることは釣り師にとっては必要な事です。 そして、釣りに長けてくれば本当はもっと5つ以上のつり方があるのが分かってくるのです。 そして、わざわざ「釣り方5か条」なんて持ってもこなくてもどれを使ったいいか分かるわけですね。

しかし初心者には確かに分かりやすい立った5つのことですね。 しかし、5つの釣り方があると言ってもいつどこでそのひとつを使うのか分からないはずなのです。 これが、5文型の「動詞を知れば」となり、釣り場・魚の種類を知ることでどの釣り方が使われているのか分かるわけです。 文章の動詞を見ればいくら次に副詞が来ようとOがどれでO/Cがどれだか分かるようになるわけです。 

そして今回の回答での中心となっている事が「その釣り方」の順序まで覚える必要はない、と言う事なのです。 
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この回答へのお礼

>giveと言う単語はよく使われる単語です。文型に当てはめる必要はないのです。 giveにはgive人+物かgive物+to人の言い方をする、だけでよく、これがどの文型なのか考える必要はない

直接的にはこの話とはあまり関係ないかもしれないのですが、
5文型の例文として自分はよくgiveなど基本的な単語を使った簡単な文章を使うのですが、そこにも問題があるかもしれないですね。いきなり複雑な構文で説明すると分かりづらいだろう…と思って簡単な文章で説明しているのですが、わざわざ文型わけする必要のないものを分けているという違和感を生徒側は感じているのかもしれません。


>そして今回の回答での中心となっている事が「その釣り方」の順序まで覚える必要はない
指導する側として「釣り方」の順序を生徒さんが覚えてくれていると教えるのが楽…というのが正直なところです。それによる弊害が大きいならやはりそういった指導は避けるべきですよね。参考になりました。

繰り返しになりますがお礼が遅くなってすみません。

お礼日時:2007/05/09 21:42

Gです。



多くの人が5文型を知れば英文がわかるようになる、と日本では言いますね。

I xxx yyy
と言う文章があったときにどうやってSVOなのかSVCなのか分類すると言うのでしょうか。 そして、

I xxx yyy zzzと言う文章があったときにSVOOなのかSVOCなのか分類するのでしょうか。

と言うのがもうひとつの私の回答へ導いている課題なのです。 本当に、この二つの文章を文型に当てはめる事がこれらの「未知」の文章を理解できる方向付けをしてくれると断言できると言うのでしょうか。

誰か、ご質問者の為にこの点をはっきり解説してもらいたいと感じるのは私だけだというのでしょうか。

文型分けをするということは確かに達成感を感じるでしょう。 なぜなら、分類分けと言う作業だからなのです。 つまり、#7さんがおっしゃっている「この文は5文型のうちどれなのか」が分かれば何か具体的に達成したと感じるわけです。

ただ単に腕立て伏せを毎日やるのではなく、昨日は何回できたかを記録しておく事でそれ以上したら「よりできた!」と達成感を感じるわけです。 しかし、今日の腕立て伏せが昨日より簡単にやったからなのか、モチベーションに飛んでいてどんな事があってもやるぞと自分に決めたからなのか、今までやってきて急に「要領」が分かってきたからなのか(これは聞き取りが急にできるようになったと感じるのと同じですね)、そのところに注意していなければ「腕立て伏せの実力」は分からないし、今までの訓練が正しかったものなのか分かりません。 ただ、できるように今日なった、と言うだけの事なのです。

そして、辞書がこの動詞はSVOに使われる、この動詞はSVCに使われる、などの「ヒント」があれば、5文型と言う「教育方法」に意味が出てくると私は感じます。 他動詞・自動詞だけでは文型教育方法を「無駄にしている」と私は思うわけです。

文型を重要視したい、と言うのであれば、いっそこの上に書いた「動詞文型辞書」を作れば、使える英語のための、初心者でも使える辞書としてもっと英語教育が「文型分けと言う分類作業をさせるための試験のための教育」ではなく、実際に生徒に実力がつく教育ができると私は信じています。

学校文法のすべてが悪いのではないのです。 学校文法というものが「英語を自由に使いこなせる糧となる文法を身につける」道具として立派に認識できるはずなのです。 しかし、実際の日本での英語教育はそこまで考えていません。

私からの個人的なアドバイスです。 中学3年レベルでよく使われる動詞の一つ一つを抜き出してそれらに文型付けをした簡易辞書を作ったらどうでしょうか。 (これを書くと、多分「英語ビジネス」はすぐにでも作って売り出すでしょう。 いい金儲けとなると思いますから)

つまり、今までみたいに文型を基にするのではなく、動詞を基にして動詞の使い方を教えると言う事なのです。 それが、本当の意味の、試験のためではない、使える英語力につながる、そして、簡単に文型分けができる生徒が生まれるはずなのです。

と言う事で、I xxx yyyとI xxx yyy zzzの文型分けが本当にできるのか、xxxの動詞を知らなくても文型分けできるのか、そして、できるなら本当にその文章の意味が分かるヒントになるのか、を(今後の回答者も含めて)考えてみてください。
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この回答へのお礼

「5文型そのもの」には意味はないけれど、
動詞の用法理解など単語力が伴うと、
5文型が効力を発揮するかな…と思ってきました。
(上手く表現できず、意図することが伝わっているといいのですが…汗)

動詞の用法と5文型をバランスよく指導できたらいいのかもしれません。


ちなみにちょっと考えてみました。
I xxx yyyについて
xxxは動詞として、yyyの品詞を単語の形から推測して
i)yyyが形容詞と思われる⇒SVC
ii)yyyが名詞と思われる⇒SVCまたはSVO
I=yyyと考えられればSVCと考えられるが、yyyは未知なのでこれでは推測できないので
yyyが名詞の場合はSVOかSVCか判定できません。
iii)yyyが副詞⇒SVm
やっぱりこの「分類自体」はあまり意味はないのかもしれません。

複雑な構文で、
単語は分かるのに意味が分からない時などには使えるかも…しれないでしょうか?


お礼が遅くなりすみませんでした。

お礼日時:2007/05/09 21:21

 皆さんの意見を興味深く拝見しました.そして,質問者様は大学生さんでは…,回答されているほどんどすべての皆さん方は,英語に詳しい方々ばかりでは …と勝手に推測させて頂きました.私は,英語の初心者ですが,その立場から少し言わせて頂きます.



 質問者さんは,これまで五文型を柱にすえて英語を勉強され,一定の学習効果を感じてきたわけでが,私もまたその意味では同じ道をたどって来たように思います.私はそれほど英語を熱心に勉強することもなく学生時代を過ごし,50歳を過ぎてからちょっと真面目に英語の勉強を始めたのですが,勉強を進めていくなかで,五文型の話は私にとっては非常に有難いものでした.すべての単語の意味がわからなくても,冠詞の付き方や語尾の終わり方や位置関係から品詞が推測できると文型が見えてきて,要するにこんなことを言ってるらしい…と推測できることがしばしばあるからです.五文型の理解が十分でないときは,個々の単語の意味を調べても全体の意味が分からないことがよくあったからです.ただ,勉強を進めていくに従い,英語の文型を五文型でくくるのは,ひとつの妥協の産物のようにも見えてきましたし,また英文を読み取る力がつくにつれて,自然と五文型に対する意識は薄れていっている自分を感じます.それでも時に,修飾語が複雑に付いてきて,おまけに挿入だ,省略だ,倒置だ…などと入り組んでくると,一度読んだだけでは分らず,文を解析して何とか理解にたどり着くこともあります.

 今は五文型など,ある意味でどうでもいいと思うようになってきたのですが,それは今だからそう思うのであって,あれが私にとって無駄なものであったか…と問われれば,決してそんなことはありません.私も質問者様と同じようにそれを基本にして勉強し,一定の伸張を遂げてきた訳です.しかし,五文型の話は英文法全体のなかのごく一部分であって,これでかたが付くようなものでは決してないことも事実ですね.

 私は大学で数学を専攻したのですが,#11 さんがおっしゃているように,私のような人間には向いていたのかも知れません(そのうち行き詰らないことを願いますが).しかし,五文型を理解するためには,最低限の品詞の理解と他動詞,自動詞の理解が前提となるでしょうから,こういうことが理解できない人には,教えようとしても辛いでしょう.例えば,副詞というものがどういうものかを理解していない高校生がおおぜいいるのですね.こういう人に「例え未来のことであっても,時や条件を表す副詞節の中では…」などという説明を100回繰り返したとしても,馬の耳に念仏…というか….高校生ですらこういう実態ですから,質問者様が教えていらっしゃる生徒さんの場合は中3生,無理からぬことかも分かりません.私は中2生のとき学校で教わった記憶がありますが.

 まあ,こういう教え方が通用しない生徒さんがおおぜいいることも事実ですから,そういう生徒さんには五文型を中心にした教え方は控えた方がよいのかもしれませんね.

 あまり参考になる意見を申し上げられなくてすみません.

この回答への補足

>質問者様は大学生さんでは…,回答されているほどんどすべての皆さん方は,英語に詳しい方々ばかりでは …と勝手に推測させて頂きました.

仰るとおり大学生ですが、どういう意図で上のように仰ったのか分かりません。大学生ということがこの質問、及び皆さんの回答に何か影響を与えるのでしょうか。

補足日時:2007/04/23 18:59
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この回答へのお礼

5文型をある程度理解すると5文型を意識せずともすむ、
という感覚は自分も体験しました。何故なのでしょうね。
個人的には、5文型を理解するのは英語を英語のまま理解する助けになるのかなと思います。

>最低限の品詞の理解と他動詞,自動詞の理解が前提
仰るとおり、今の指導の問題はそこにあると思うので、
基本的な動詞の用法などの指導をしていきたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/23 19:06

こんにちは!



 剣道を覚えるのに型の練習は必要でしょうか?と問うのに似て
型重視派と型を弊害視する派に分かれるでしょう。

 ある人には合うでしょうし、ある人には合わないでしょう。

 しかし文型は、日本人同士が英語を教えあう時には必要な道具であって、これなしで、複雑な構造の英語を教えるのは至難の業です。こういう意味だよと言われても、はあ、そうですか、でもどうしてそういう意味になるんですか?ということになってしまいます。

 外国語習得の最上の方法は、現地で暮すことです。ですが、それは誰にも出来ることではないので、それを皆に押し付けるのも、文型を押し付けるのと同様の intoleranceが感じられます。

 コミュニケーションではそんなに役立ちませんが、読み書きの上では文型は必要だと思います。ただ、いつそれを学習するかは、個人によって随分違う話しになってくるでしょう。嫌がる子どもに無理強いすると、アレルギー反応を強めるだけです。
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この回答へのお礼

>いつそれを学習するか
これがとても大事なのだと、今回認識しました。すでにアレルギー反応を植えつけてしまっていないか、少し心配です。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/23 18:43

数学とかが得意で理屈で考える能力に長けている人には有効でしょうね。

でもこういう人って比較的程度難しい英文も容易に読めるようになりますが、すぐに壁に壁にぶつかる傾向にあります。
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この回答へのお礼

抽象的な思考能力がある程度求められるのかもしれませんね。そのためにもやはり前提として具体的な個々の動詞の用法などがある程度養うことが先決なのかもしれません。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/23 18:41

5文型の学習は大切だと思います。

でも、すべての文を何文型かと考えるのは少しやりすぎではないでしょうか。何文型かあいまいな文もあります。それよりも以下のような点に重点を置かれてはどうでしょう。

1.動詞には他動詞と自動詞がある
2.前置詞+名詞は、形容詞か副詞の働きをする
3.動詞の後には、目的語、補語、修飾語のいずれかが続く
4.形容詞は、限定用法と叙述用法のいずれかのを働きをする
5.英文は必ずセンスグループごとに、前から順番に訳す
6.大きな声で音読する。特にアクセントやイントネーションに注意して
7.日本語訳は最小限度におさえる。一番いいのは、日本語に訳さないこと
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この回答へのお礼

具体的なアドバイスありがとうございます。とても参考になります。思い返すと、自分が受けた指導にとても似ています。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/23 18:39

アメリカに38年半住んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

これはもう完全に「自分のために使える英語を使えるようになる英語教育」の視点から見れば最悪ともいえる、つまり弊害ともいえる、時間の無駄な教育方法としか私はいえません。 (私の個人主張として受け取ってください)

なぜなら、英文を理解し、自分でも使えるようになるために習うものではなく、試験でどの文型に当てはまるでしょうかと言う問題のためにある、としか考えられないからです。

たとえば、SVOとSVCの違いを判断しなくてはならない、なぜなら第2文型なのか第3文型なのか(多分そうでしたよね)決めなくてはならないからです。

文型を「分類」できる人に一度聞いてみてください。 始めて見る動詞と始めて見る名詞と形容詞が使われた文章を本当に分類できるのか、と。

文型がわかるから文章を理解できるのではなく、文章を理解できるから文型を「当てる」事ができるのです。 

つまり、この文型とは動詞と名詞・形容詞の組み合わせと意味の常識さえ知っていればその文章の意味がわかるのです。

文型分けは品詞分け作業と同じように、その単語がどの品詞なのか知る必要はないのと同じように、単語の使い方させしっかり身につければいいわけです。 つまり、「語彙」を深める、事で後になって文型わけをする必要があればすればいいだけの事なんです。 

だからこそ、今では(遅すぎる感がありますが)多くの英語を使える人は文型を無視しているわけです。 そして、それらの人たちは自信を持って文型を知る必要はない、と言い切っているわけです。

と言う事で、まったく知らない単語を使った文章を文型沸けするにはどうしたらいいか聞いてみてください。 そして、その人にもやってみてもらってください。 100%に近い確率で文型分けはできないでしょう。 だからこそ初心者、あなたの生徒のようにまだ英語に慣れていない、語彙が少ない、には文型と言うものを理解しにくいわけです。

そして、役に立たない、と言う事すら半分気がついているからこそ覚えようともしないのかもしれません。 

それよりも、もっと、出てきた動詞の使い方、を一つ一つ丁寧に覚えさせ、使えるように教えてみてください。 使えるようになれば、文型分け作業は簡単に彼らにもできるようになります。

これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。  
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この回答へのお礼

>英語に慣れていない、語彙が少ない、には文型と言うものを理解しにくいわけです。

自分の指導の問題が端的に表れている一文だと思いました。

変な話ですが、文型を解説していると、教える自分の側として「教えた実感・達成感」があるのです。ですが、基本的な語彙が生徒さんの側にまだ養われていないのかもしれません。語彙を教えることにはあまり「教えた実感・達成感」がないので軽視していたのかもしれません。これからは仰るように動詞の使い方など指導していきたいと思います。

お礼日時:2007/04/23 18:33

教科書のレベルにもよりますが、公立など標準レベルの中学生に基本5文型を教える必要はないし、場合によっては有害だと思います。



「S, V, O, C」で一般化する前に、動詞の語法として定着させることのほうが重要だと思うからです。

たとえば、中学で学習する「SVOC」の動詞は「call」と「make」ぐらいではないでしょうか。これらの動詞の意味の教え方としては、

The letter made him happy.
We call the dog Pochi.

などの具体的な例文を与えた上で「make AB ⇒ AをBにする」「call AB ⇒ AをBと呼ぶ」と一般化すれば充分だと思います。この2つ程度の動詞のために、さらに「SVOC」といった高度な一般化は必要ないと考えます。生徒も必要性が理解できず、「?」と思うでしょう。それは無意味な負担を生徒に強いることになるのではないでしょうか。

それよりも「make」「call」という動詞自体の用法として、しっかり英作文、並べ替え、穴埋め等の演習をすることのほうが大事だと思います。

そうやって「make」や「call」への具体的イメージを理解できれば、たとえ「SVOC」というタームを知らなくても、結果として「SVOC」を理解できたということだと思います。

「SVC」の動詞にしても「be動詞」と「become」以外は「get」「look」とせいぜい「sound」程度でしょう。

「SVOO」は多少多いものの、わざわざ基本5文型の中で教えるまでもないと思います。

高校になって「基本5文型」を学習する意義は、動詞が多量に出てくるため、高度に一般化する必要があるからだと思います。そこでスムーズに「SVOC」を使いこなせる生徒は、中学で早期に「基本5文型」を学習した子よりも、むしろ「make」や「call」、「look」や「give」など、基本的ないくつかの動詞の用法をしっかり身につけた生徒だと思います。
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この回答へのお礼

動詞の語法による指導はしていますが、指導していて感じるのは基本的な動詞の用法がいまいち定着しないということです。

皆さんの意見を聞いていて、動詞の用法の指導をもう少し強化しようかと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/23 18:28

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