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ソル・フアナという修道女に関する本のレビュー(アメリカのアマゾンより)から引用させてもらった英文です。
This is balanced, penetrating examnation of Sor Juana and the
elements that shaped her life.
'the elements'とありますが、このtheは何にかかっているのでしょうか。
elements that shaped her lifeが特有のものであることから、theがつくのか、それともこのtheはsor Juanaにかかっているのか・・(それならher elementsにすればよいと思うのですが)

私の意見としては前者の方が正しいのではないかと思っています。
なぜそう思うのかを下に記してみましたので、違うと思われるところが
あれば指摘してください。

elementの基本的な意味を調べましたところ、 one part of feature of a whole system, plan, piece of work etc, especially that is basic or important.(ロングマンより) という説明がなされていましたが、
この文章のelementsは、彼女の人生に影響を与えた事柄のなかでの基本的なことをさしていると考えられます。人生に影響を与えた事柄というのは、人それぞれですよね。よってこのelementsは’特有’の意味を持っているので、theが使われるというように、私は考えました。

A 回答 (22件中1~10件)

#11, #13 です。



まず、始めに、#11 のおまけについてお詫びいたします。原文のサイトまで行ってきました。原文は、"This is a...." となっていました。それはそれで、熱烈な推薦書評というより、 「~の内の1つの examination だ。」という表現が、客観的に感じられると言えるかもしれません。
a の基本的な使用法です。深く考えすぎずに、もっと単純に考えればよかったと反省しています。

====================
問題の "the" もやはり、単純に「全て」と考えていいと思います。

--- 拙訳 ---

『これは、「ソル・ファナ」と「彼女の人生を形成したあらゆる要素」を、バランスよく、鋭い洞察で精査したものの1つです。』

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後置修飾節が限定しきれない(他にも「彼女の人生を形成した要素」がある)と筆者が判断した場合は、

"... and (some) elements that..." と "the" を使わないはずです。
つまり、 "... and some of the elements that..." の意味になります。

ゆえに、"... and some of the elements that ... = "... and the elements that ..." は、ありえません。

やはり、"and all of the elements that" = "and the elements that" と reader が受けるしかないと思います。

====================
writer/speaker が、後置修飾語句で限定しないことを明確に表す場合、

He is a boy whose father is a doctor.

など、たくさんあります。このように、不定の意味の先行詞(修飾語を伴っていても)で、the を使用することはありません。

These are photos of the moon that she took through her telescope during a full moon last month.
不定の photos になっているから、reader は「不定」だと判断するのです。"of the moon", "that she took ..." の2つの修飾語句が付いていてもphotos は、不定です。some photos の意味です。

====================
These are the photos of the moon that she took through her telescope during a full moon last month.

the が使われていたら、that 以下を読む前に、簡単に納得いく「限定理由」がなければ、reader は、that 以下に「限定理由」があるだろうと思うのは、極自然なことです。that 以下で説明された photos of the moon は、これ以外にないことを示唆しています。
 だけど、that 以下で説明された写真の中に、月以外の写真がある可能性はあります。また、月の写真で、that 以下の説明に当てはまらない写真がある可能性もあります。
====================

that 以下を読む前に「限定理由」が判る表現には、

He was looking up at the moon that shined very beautifully that night.

などの例もあります。この場合、that 以下がなくても、"the moon" は自然に限定だと reader が判断できます。that 以下は、付加的な限定とも考えられます。

後置修飾語句に限らず前置修飾の場合でも、the は、限定で、a は、不定と考えるしかありません。
Mt. Fuji is the highest mountain in Japan.
That mountain we can see there is a highest mountain in Japan.
"the highest mountain = the highest of all the mountains"
"a highest mountain = "one of the highest mountains"

以上、やはり、ごく単純に、全てという限定の "the" にしか思えないので……。自分自身、難しい用法を知っていても、単純な表現の時にそう受け取れないような知識では、絵に描いた餅になるとつくづく思いました。"This is a...." の反省を込めて……。
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この回答へのお礼

返事が遅れてしまいました。ここで一括してお礼をさせて頂きます。
このようにわざわざ詳しく説明していただいたりと、本当に助かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/01 10:08

○ タイプ・ミスです。



  paited → painted
  Juaan → Juana

○ また、お尋ねの英文の引用先は下記のようです。「This is」の後には「a」があるようです。冠詞の基本通りですね。

http://www.amazon.com/Sor-Juana-Traps-Octavio-Pa …

○ お尋ねの英文を、あらためて日本語に訳してみると「ソア・ファナ」と「彼女の人生を形成した要素」の関係が非常に密接なものであることが分かります。やはり「the」しかあり得ないでしょうね。

訳:「これは、ソア・ファナと彼女の人生を形成した要素について(両者を)バランスよく、かつ鋭い洞察力を生かして調べてあげてまとめたものです。」
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>This is (a) balanced, penetrating examination of Sor Juana and the elements that shaped her life.



○ あまり難しく考える必要はない問題ですね。冠詞の基本的な考え方で十分理解できます。冠詞の「the」を用いる環境はいくつかありますが、その中に、決して特別な場合のものではなく、ごくごく基本的なものとして次のようなものがあります。

【前に出た名詞と関係が深いものや、その名詞に含まれるものには、初出でも「the」をつける】

 (1) He made a doghouse and paited 【the】 roof red.

 ※ 「roof」は初出ですが、前の「doghouse」と関係が深いもの、またはその中に含まれるものなので「the」をつけることができます。そして、それは一つしかないものであることも同時に示しています。

○ 「the」を「a」にすると普通ではない状況になります。(絶対にありえないことではありませんが・・・。)

 (2) He made a doghouse and painted 【a】 roof red.

 ※ この場合、「a」によって「doghouse」には「roof」がいくつかあることになり、この英文は「その中のひとつの『roof』」について述べていることになります。

○ 「the」を所有格の「its」に変えることは可能です。

 (3) He made a doghouse and painted 【its】 roof red.

 ※ 「doghouse」と「its roof」の関係はおかしいものではありません。所有の関係を強く出したければ、「the」ではなく「its」を用います。

○ 以上のことから分かることは、冠詞の基本的考え方、すなわち「『the』は特定のもの、『a』は(たくさんあるものの中で)不特定のものを示す」ということです。

○ お尋ねの英文に戻ります。「Sor Juann」と「elements」の間にある「深い関係」を考えると、「the」はきわめて自然なことが分かります。「elements that ...」があるからこそ今の「Sor Juaan」が存在するのでしょう。切っても切り離すことのできない関係です。だから「the」を使っているのです。

○ また、上記のことから、「a」(=「the」を使わないこと)は、あまり普通ではないことも理解できます。さらに、No.10で述べたように、「a」(=「the」を用いないこと)は「具体的なもの」ではなく「一般的なもの」を想像させるということも理由として考えられます。「a」を用いては、「Soa Juann」の人生を伝えるのにふさわしい表現ではなくなってしまいますね。

○ 「her」もありえなくはないでしょうが、いまひとつ自然でないことは、No.9で述べた通りです。

○ お尋ねの英文は「冠詞の基本」で解釈できることだと思います。
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定冠詞についての議論がおかしくなってしまうのは、一つには、定冠詞の意味がかなりいいかげんなもの、つまり、意味の幅があり、どの意味について話しているのか、それが、議論の当事者にとってもあいまいになる事が多いからだと思います.


ちなみに、Cambridge Advanced Learner's Dictionary
で、the を引くと、大項目で次の4項目でてきます。

the (PARTICULAR)
the (YOUR)
the (ENOUGH)
the (EACH)

そして、次に、the(PARTICULAR)の項目を開くと、次のように、16の区分けがされています.
http://dictionary.cambridge.org/define.asp?key=8 …
より引用:

the (PARTICULAR) Show phonetics
determiner
1 used before nouns to refer to things or people when a listener or reader knows which particular things or people are being referred to, especially because they have already been mentioned or because what is happening makes it clear:
I just bought a new shirt and some new shoes. The shirt was quite expensive, but the shoes weren't.
Please would you pass the salt.
I'll pick you up at the station.

2 used before some nouns that refer to place when you want to mention that type of place, without showing exactly which example of the place you mean:
We spent all day at the beach.
Shall we go to the movies this evening?
I must go to the bank and change some money.

3 used before noun phrases in which the range of meaning of the noun is limited in some way:
I really enjoyed the book I've just finished reading.
Do you like the other students in your class?

4 used to refer to things or people when only one exists at any one time:
What will happen in the future?
After I leave college, I want to travel round the world.
They live in the north of Spain.
Ed Koch was for many years the mayor of New York.
When we went to Paris, we went up the Eiffel Tower.

5 used before superlatives and other words, such as 'first' or 'only' or numbers showing something's position in a list, which refer to only one thing or person:
That was one of the best films I've ever seen.
What's the highest mountain in Europe?
I shall never forget the first time we met.
You're the fifth person to ask me that question.

6 used to say that the particular person or thing being mentioned is the best, most famous, etc. In this use, 'the' is usually given strong pronunciation:
Harry's Bar is the place to go.
You don't mean you met the Richard Gere, do you?

7 used before some adjectives to turn the adjectives into nouns which refer to one particular person or thing described by the adjective:
It seems that the deceased (= this particular dead person) had no living relatives.
I suppose we'll just have to wait for the inevitable (= the particular thing that is certain to happen).

8 used before some adjectives to turn the adjectives into nouns which refer to people or things in general that can be described by the adjective:
She lives in a special home for the elderly.
The French were defeated at Waterloo in 1815.

9 used before a singular noun to refer to all the things or people represented by that noun:
The panda is becoming an increasingly rare animal.
The car is responsible for causing a lot of damage to our environment.

10 used before a family name to refer to two people who are married or to a whole family:
The Jacksons are coming to lunch on Saturday.

11 used before some nouns referring to musical instruments or dances to mean the type of instrument or dance in general:
Nico is learning to play the piano.
Can you do the waltz?

12 used before a noun to represent the activity connected with that noun:
I've got to go under the surgeon's knife (= have a medical operation) next week.
It's not a good idea to spend more than three hours at the wheel (= driving a vehicle) without a break.

13 used before numbers that refer to periods of ten years:
the sixties

14 used before each of two comparative adjectives or adverbs when you want to show how one amount gets bigger or smaller in relation to the other:
The sooner I get this piece of work finished, the sooner I can go home.

15 used before comparative adjectives or adverbs when you want to show that someone or something has become more or less of a particular state:
She doesn't seem to be any the worse for her bad experience.

16 used for emphasis when you are expressing a strong opinion about someone or something:
André's got a new job, the lucky devil.

特に、最後の「強調のthe」とも言うべきものは、単に、書き手のそのときの気分の表れでしかなく、ここでの、前方照応とかという議論とはまったくかみ合いません.
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the を使うと、「その場で語らなくても共通理解のある」the, という用法もあります。

例: the hospital
慣用で the を使う場合もあります。
それはおいといて。

the は前方照応が基本でしょうが、うしろから限定を受けた場合、やはり「選択範囲の制限」が起こるので、結果的に the を伴う場合が多いけれども、後ろから限定を受けること自体が the の出現確率を高めているので、世間に流布した誤解(taked さんが批判されている点のひとつです)があるのだろうと思います。
その本の批評の文は出だしの文だとしたら、the は前方照応じゃないですよね。

いずれにしても考える価値があります。
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連続で申し訳ありませんが、結局、No.8でforest12さんが述べられている次の回答が、もっとも的を得たものだと感じます.


>ブックレビューであるからにはThisというのは「この本」とかその内容、という意味でしょうし、であるならば、ソルファナという人と、「彼女の人生を形作ったところの要素」に関する鋭い考察、という評価を与え、そのあとでソルファナについて述べていっているわけだから、「彼女の人生を形作ったところの要素」とは、本を読めばわかる情報であり、この後にレビュアーが論じなければならない情報ではないことがわかります。
>であるならば、the elementsという言葉が指すのは既知情報と捉えられるからこうなっているわけで、that以下限定しているからthe elementsになっているわけではないのです。

以上、taked4700でした。
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No.14のご意見は、意味がよく分かりません.


結局、ここでなぜthe がついているのか、その説明になっていないと思います.
世間的にあまり知られていないものは、その文脈の中で初めて触れる場合、定冠詞をつけることは出来ません.これはあたりまえで、読者が知らないものに定冠詞をつけても相手が混乱するだけだからです.

elementsについてですが、この文脈では、the elements は、本の説明として、ごく自然に述べられているものだと思います.つまり、必然として、theが必要なわけではなく、単に、書き手が、読者に向かって、「分かるでしょう、theの意味が」と言っているに過ぎないと思います.つまり、「彼女の人生に影響を与えた事柄のなかでの基本的なことをさしている」と言うことを、明示的に述べただけのことです.
ですから、theがつく必然と言うものは、この文脈では特にないと思います.
また、「他にelementsがないと書き手が判断した」と言うことも言い過ぎで、単に、elements 自体を内容を伴って意識したと言うことだと思います.
the がつくと、全体を一つのものと意識するのだと言う説明がよくされます.the JapaneseとAmericans の差を例にあげての説明がよくあると思うのですが、これは、the Japaneseの場合の説明であって、定冠詞の使い方一般に適用できるものではないと思います.
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ほかの人から指摘される前に予防線を張っておきますが、movies that I care for の that は省略されることのほうが圧倒的に多いです。

例示するためにわざと that を書きました。
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[名詞]...that...



ここで(1)the がつく場合、と(2)the がつかない場合、の両方あります。しかしもうひとつ考えるべきは名詞が名詞だけで意味が十分通ずるかどうか、という点です。

(X) element という単語はそれ自体では「はぁ?」というくらい漠然とした情報しか与えません。それ自体では何のメッセージも伝わりません。ということは that 以下で与えられる情報が必須(non-parenthetical; essential) ということです。
だから、that 以下で限定を受けるから the が必須なのではなくて、element という名詞がそれ自体ではなりたちにくいから、that 以下の限定を受けなければならないということです。

(Y) 逆に名詞が具体性を持ちそれ自体で十分メッセージ性を持つ単語なら、話は別です。movies that I care for の場合、the はなくてもいいでしょう。あってももちろんいいです。movies が十分すぎるほど具体性を持ち、これ自体でメッセージが完結できます。"that I care for" は parenthetical で、ときに afterthought であったりします。英語話者は that と which の区別はスロッピー(これが真の姿;規範文法は絵の中の餅でしかない)なので、いわゆる 「コンマ which」である必要はない。

さあ皆様の意見をお待ちしています。
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#11 です。



他の回答者さまからご指摘を受けました、

>the elements は、他に element がないことを言っているだけです。

という表現について、

正確に表現しなくてはいけないところ、確かに誤解を招くような言い回しでした。すみません。

筆者は、「the elements は、他に element がない」と言っているだけです。
または、
筆者は、「the elements は、他に element がない」という判断をしているだけです。

と、訂正させて頂きます。

つまり、筆者は、「他に element がないこと」という『事実』を言っているのではなく、「他に element がない」という『意見』を持っているから、"the elements" を "all the elements" または、"all of the elements" の意味で使っているという意味です。

ですから、" There could be...." という意見は、筆者ではなく、その文を読んだ人 (reader) の感想として出てくることはあると思います。

A: Chris Columbus was the man who discovered America.
B: No. Amerigo Vespucci was the man who discovered America.
C: No. He only baptised it. Ancestors of Native Americans did discover America.

こういう会話の中で、A という人物は、"who discovered America" に限定能力を持たせて、"man" を限定しようとしています。A は、"Another person discovered America." という意見は、持ち合わせていないように思えますが、いかがでしょうか? B の表現についても同じようなことが言えるように思いますが……。

以上、つたない日本語表現で失礼いたしました。★
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