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ソル・フアナという修道女に関する本のレビュー(アメリカのアマゾンより)から引用させてもらった英文です。
This is balanced, penetrating examnation of Sor Juana and the
elements that shaped her life.
'the elements'とありますが、このtheは何にかかっているのでしょうか。
elements that shaped her lifeが特有のものであることから、theがつくのか、それともこのtheはsor Juanaにかかっているのか・・(それならher elementsにすればよいと思うのですが)

私の意見としては前者の方が正しいのではないかと思っています。
なぜそう思うのかを下に記してみましたので、違うと思われるところが
あれば指摘してください。

elementの基本的な意味を調べましたところ、 one part of feature of a whole system, plan, piece of work etc, especially that is basic or important.(ロングマンより) という説明がなされていましたが、
この文章のelementsは、彼女の人生に影響を与えた事柄のなかでの基本的なことをさしていると考えられます。人生に影響を与えた事柄というのは、人それぞれですよね。よってこのelementsは’特有’の意味を持っているので、theが使われるというように、私は考えました。

A 回答 (22件中11~20件)

”the elements は、他に element がないことを言っているだけです。



”とのご意見がありますが、There could be some other elements...のように文を続けることができると思います.

また、No.8でforest12 さんが言われている「aやtheが名詞に付く」は、「aやtheに名詞がつく」が正しいはずです.
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He took out the money that had been in the safe. ---1


= He took out all the money that had been in the safe.

He took out money that had been in the safe. ---2
= He took out some money that had been in the safe.

He took out his money that had been in the safe. ---3
(この場合、他の人の money も the safe の中にあること、他の場所にも his money があること、the safe の中に彼の他の所有物があることのどれかを含意しています。the safe の中の his money 全ての意味です。その his money の一部なら、some of his money that... で表せます。)
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問題文の筆者は、名詞の前で「限定の世界」か「不定の世界」か、どちらの世界へ入るか立ち止まった瞬間に、文1のスタイルを使用しただけです。

すでに、#9さんが的確な回答を寄せられているように、the elements は、他に element がないことを言っているだけです。

" money"  (無冠詞+不可算名詞)
" coins" (無冠詞+可算名詞複数形)
"a coin" (a/an + 可算名詞単数形)
の場合、他にその名詞が頭の中に存在していることを言っています。
言い換えれば、どれだけかの数量の中から選択した結果を表しています。任意に選んだ感覚です。
★ところが全てを選択する時、その選択結果はただ1つで、だれが選んでも同じ結果になるはずです。★
つまり、私(writer) が選んでも、読者 (reader) が選んでも同じ結果で、共有できるということです。この時、"the money/coins" (the + 不可算/可算名詞)の形を使います。
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問題文で考えてみます。

This is balanced, penetrating examination of Sor Juana and the elements that shaped her life.

別に her life に特有だからというわけではなく、「her life を形成した elements 全て」という意味です。筆者がそれで全てと判断し、the を使っています。こういう時、that 以下には限定能力があるという言い方がされます。(筆者が、that 以下にそういう力があると判断し使っているということです)。
「that 以下を elements の説明に使うと、そんな説明の付く elements は他にない」という意味です。No other elements shaped her life. This book shows all of the elements that shaped her life. を含意しています。
いわゆる 「後方照応的」の the です。
「後方照応的」の the は、「この後にくる名詞に限定能力があると思われる説明を付けます。その説明が付いたら、その名詞は、私(speaker/writer )が限定したものと あなた(reader/listener) が限定できるものとが一致しますよ。そういう予定なので、限定の世界に入りますよ。」という意味です。辞書の the の項で、別枠説明されることが多い、only、序数詞、最上級の前の the も、この用法に入ります。
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おまけ

それよりも、examination に a/the が付いていないことの方が気になります。「うまく抽象的に逃げたのかな?」と思いました。is の後ろに何の印刷ミスも、タイプのエラーもないとして考えてみます。
examination は、「考察」みたいな意味で使う時、不可算/可算で使うことができます。可算なら、a/the を選ばなければいけません。

a balanced, penetrating examination of...

この場合、examination は、可算です。「all of the examinations of... の中で、balanced, penetraing で形容できる examination が他にもあり、その内の1つ。」という意味になります。ゆえに推薦書評では使いにくい表現なので、たとえ何かが抜けていたとしても a ではないと思います。

the balanced, penetrating examination of...

この場合、examination が可算なら、「all of the examinations of ... の中で、これが唯一といえる balanced, penetrating examination だ。」の意味になります。不可算なら、「これ以外に balanced, ... は、ひとかけらも考えられない。量的に考えてこれで全て」くらいの意味でしょうか? 筆者が主観的に評するつもりなら、この形で絶賛を表すことはできると思います。

balanced, penetrating examination of ...

この場合は、examination は、不可算です。形容詞が主観的な形容詞なので、または、それほど多くの Sor Juana に関する本を読んでいないのか、断定をさけたという感じです。「これは、(どれだけの量かは判らないが、examination of ... の一部または大部分を占める)balanced, penetrating といえる考察である。(対照としてあるのは、「balanced, penetrating とはいえない考察」です。)」くらいの意味ではないかと思います。それもわざわざ、量的に細かく表現できない (表現する必要のない)「S be 不可算名詞」というスタイルを使っています。おそらく客観的な評として、読者を納得させようとしているのでは……。

以上,少しでもお役に立てたでしょうか?★
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○ 補足です。

「a」と「the」の違いに注目してください。

 (1) He is the principal of this school.
 (2) He is a teacher of this school.

○ 上記の2つの英文において「a」と「the」を入れ替えることはできません。普通は、校長先生は学校に一人しかいませんし、逆に教員が学校に一人しかいないということは通常はありえないからです。

○ 次の2つはどうでしょう。

 (3) literature that deals with our inner life
 (4) the literature that deals with our inner life

○ どちらの日本語訳も「人間の内面生活を扱う文学」となりますが、その表す意味は少し異なります。

○ 「the」のない(3)は、その範囲を限定していない(言い換えれば、どれでも良い)「文学」、すなわち「一般的・総称的」な表現としての「文学」を表します。さらに突き詰めて言えば、このような表現をする人は「どんな文学でも(すべて)そのような性質を持っているのだ。」と考えていると思われます。

○ 「the」のある(4)は、「今、問題にしている特定の文学」となります。このような表現をする人は「文学にはいろいろあるが、人間の内面生活を扱う文学は今話題にしているものだけである。」という考えをもっていると推察できます。

○ 「the elements that shaped her life」の「the」も同じように考えることができそうです。
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>This is a balanced, penetrating examination of Sor Juana and the elements that shaped her life.



○ 限定詞(冠詞や所有格)をつける対象が関係代名詞節によって修飾される名詞(=先行詞)であろうがなかろうが、その使い分けの原則は下記の通りです。(お尋ねの英文に近くなるように関係代名詞節をつけてはいます。)

 (1)他に存在する場合には「a」を用いる(「the」をつけない)
   → This is a book (that) he finds interesting.
   → These are books (that) he finds inetresting.
     ※ 彼が興味をいだいた本は他にもある。

 (2)他に存在しない場合には「the」を用いる
   → This is the book (that) he finds interesting.
     ※ 彼が興味をいだいた本は他にはない。

 (3)特に所有を強調する場合には「his」をつける
   → This is his book (that) he finds inetersting.
     ※ 彼が所有している中で彼が興味をいだいた本。

○ お尋ねの英文に当てはめてみます。

 (1) elements that shaped her life
     ※ 彼女の人生を形成した要素が他にもある。

 (2) the elements that shaped her life
     ※ 彼女の人生を形成した要素が他にはない。

 (3) her elements that shaped her life
     ※ 彼女の所有しているものの中で彼女の人生を形成した要素

○ 彼女の人生を形成した要素は「彼女の持っている資質など」だけではなく、「(彼女が所有している訳ではない)周りにいる人々や社会や時代背景」であろうと推測されるので、上記の(3)は不可でしょう。

○ 残った(1)と(2)はどちらを用いても良いと思いますが、この英文(読後感想文?)を書いた人の意識の中に「このような要素は他にはない。」と思いがあったのだと考えられます。

○ あえて(1)と(2)を区別するならば、この小説(?)は主人公の人生のすべてを網羅していると考えられますので、(1)よりも(2)を用いるという結果になった考えるのが自然ですね。

○ したがって「冠詞」をつけない形や「her」をつける形よりは、やはり「the」をつける形が一番良いということになります。(この問題を考えるポイントは、関係代名詞や他の要因というよりは、むしろ冠詞の基本的な使い方だろうと思います。)
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このテクストがブックレビューであること、問題の文の続きの文章のコンテクスト、そういうことから著者の「いいたいこと」を分析しないといけない、という話でしょう。

なぜなら、冠詞というのは結局著者の心的態度の問題なので。
ということで、ブックレビューであるからにはThisというのは「この本」とかその内容、という意味でしょうし、であるならば、ソルファナという人と、「彼女の人生を形作ったところの要素」に関する鋭い考察、という評価を与え、そのあとでソルファナについて述べていっているわけだから、「彼女の人生を形作ったところの要素」とは、本を読めばわかる情報であり、この後にレビュアーが論じなければならない情報ではないことがわかります。
であるならば、the elementsという言葉が指すのは既知情報と捉えられるからこうなっているわけで、that以下限定しているからthe elementsになっているわけではないのです。
ただ、the elementsだけでは何のことだかわからないから、that以下で説明しているだけで、「that限定だから、theがついている」というのは文の後ろから説明している点から考えてもナンセンスです。
とはいえ、of限定などの場合、だいたいtheが来ますし、that限定だからtheというのも無い話ではない。
しかし、そもそものところ、aやtheが名詞に「付く」という議論は取りやめにしたほうがいいのではないかと個人的には思います。
マーク・ピーターセン『日本人の英語』が指摘しているように、「aやtheが名詞に付く」という表現のほうが的確でしょう。aやtheの意味的カテゴリーに、後続の名詞が入ると、名詞の意味が明確にされるわけですから、この例文でelementsという名詞を単に使うときは、不特定の意味として用いる、また、the elementsならばtheの意味(「特定」)に支配される形で名詞elementsが「付いている」、という思考なわけです。この思考に、この場合のちにthat節で限定するという条件は必要ありません。(どんなelementsであるかはthat限定に関わり無く、この場合「既知」として筆者に認識されているコンテクストだからです)
まあ、結局「特定/不特定」、「既知/未知」という使い分け、という今までの通説どおりなわけですが。

ということで、蛇足でしたら申し訳ないです。
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that以下で限定されるからthatがつくというのは、言いすぎだと言うことを述べているだけです.


また、その文脈の中で、当然一つに定まると言う場合でも、the がつかないことも良くあります.
そもそも一つに定まると言う言い方自体がある意味あいまいなことで、地球から見た月や太陽は、当然独自の存在で、その意味で一つにいつも定まっていますが、a blue moon とか、a yellow sun などの表現はごく普通です.
つまり、どういった視点から対象を見るかと言う要素があります。逆から言うと、文脈は、どういった視点からものを見ているのかを明らかにしていく過程でもあるわけです.

www.lyon.edu/projects/marsbugs/1998/19980511.txt  からの引用です.
>We live on a rather small rock circling a small yellow star that is one of 400 billion in a huge collection of such luminous gas balls called the Milky Way galaxy. Most of these stars average several light years apart, a distance which ...

that を使った後置修飾で先行詞にtheがつかないものの典型がthat is one of ...です。上の文章のaをthe に換えたらとてもおかしな感覚の文になってしまいます.
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別件ですみません。



This is balanced, penetrating examination of Sor Juana and the
elements that shaped her life.

This is a balanced.... とaが入らないとおかしいですね。

また補足ですが、that以下で限定されるという以外にtheがつく理由は、この文章を見る限りないと思います。

共通の了解のtheであれば、「この本は、皆さんもご存知の彼女の人生を形成した、あのelementsについての検討で・・・」という、変な感じになるのではないでしょうか。

そこまでSor Juanaの人生は知られていないような気がします。
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全文を書いていただいてありがとうございました。

ご質問の部分は文章の出だしの部分だったんですね.

>多分読んでいない人に向けて書いているというよりも、読書感想文のような感覚なので、読み手が読んだと想定して書いているのかもしれません。

自分の書き方が悪かったようですが、the と言うのは、次のような説明の方が理解がしやすいかもしれません.

ある程度状況がはっきりしてくると、言語として示されなくても、事実として特定されてくる情報があります.その一番の例は、電話で話している人がそばの人に向かって、「鉛筆とってくれ」と言う場合の、鉛筆の本数です.日本語では名詞の単数形複数形の区別は普通しませんから、この場合の鉛筆は、文字だけ見れば、単数か複数か分かりませんが、「電話で話している人がそばの人に向かって」と言う状況を見れば、普通は、一本の鉛筆、または、鉛筆でなくてボールペンでもマジックでもクレヨンでも、ともかく書けるものを一つの意味だと言うことは常識から分かるわけです.
英語の冠詞も同じで、文章がある程度、長くなり、伝えている状況がはっきりしてくると、theであるのか、a であるのか、そう言ったことが、ある程度分かってきます.その状況によって、その名詞が特定のもの、または、重要なもの、などのイメージがあるとき、the が使われるのです.
ですから、the を使うかどうかは、どの程度、その名詞を特定できるほど状況がはっきりしてきているか、を書き手が判断して決めているわけです.
多分、今回のthe は、そう意味のものだと思います.アマゾンのレビューは、まだ本を読んでいない人向けでしょうから。

しかし、もちろん、「読み手が読んだと想定して書いている」とき、その読んだ内容の部分については、the を使うことが多くなるはずです.
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pretty22さんがおっしゃる解釈で大体間違いないと思います。



人生に影響を与えた事柄(elements)というのは、人それぞれです。
「Juanaさんの人生を形成したelements」が、他のelementsから区別され、はっきりしているからこそ、theがついていると考えられます。

様々なものにelementsはあるわけで、彼女の人生を形成した以外のelementsもたくさんあります。

たとえば、「山田さんの人生を形成したelements」も、「Juanaさんの性格を形成したelements」もあるでしょう。

でも言いたいのは、「Juanaさんの人生を形成したelements(spaped her life)」なわけです。

ほかのelementsとの、はっきりとした区別ができています。
それだけの理由でも、the がつかないとおかしいです。
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taked4700 さん、観察力が鋭いネ。

私もそれには気づいていて、とまどったことがあります。私も最初は Anastasia さんのように考えていたのですが、どうも違うようでした。

the がつかない方は、that が、われわれが学校文法で習う which の意味で使われて、補足用法だと思われます。which と that の混同は皆様よくご存知でしょう。

だれか質問を新たに立ててもらえませんか?

この回答への補足

質問文の内容が変わっていますが、これは皆さんから回答をいただく前に、
分かりやすい内容に変えて送ったものをサポートセンターの方が今編集して下さったようです。なので、あまり気にしなくても結構です。

補足日時:2007/12/06 19:40
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この回答へのお礼

whichとthatって分かりにくいところが多いですよね。

お礼日時:2007/12/06 19:37

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