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大手製紙メーカーが再生紙古紙配合割合を偽っていたということで問題になっていますが、そもそも古紙の配合割合を上げれば上げるほど、水もエネルギーも多く要り、全然省エネにはならないと新書で読みました。その上、品質も劣るなら何のためにそんな無駄を義務付けているのかわかりません。

もしかして業者と癒着しているから?業者を利する為ではありませんか?単純に燃やしてそのエネルギーを利用する方が環境にも懐にも優しいと言えませんか?

そもそも、役所が間違っているのではと思いますが、どうでしょう?

A 回答 (6件)

私は大手製紙会社の人間で無い事を宣言した上で、質問者様の質問に回答したいと思います。

現在の環境問題と再生紙の問題だけに限定しますが、
質問者様が仰る様に、製紙メーカーとしては古紙を大量に配合した再生紙は
その製造過程で古紙を再生する家庭で、印刷物からはインクを除去しなければなりませんし、更にパルプに再生しても繊維が劣悪なものが多く混ざっておりその分離も必要です。つまり再生には沢山のエネルギーも必要である事実には目をつぶっているのです。リサイクルする事が環境に優しく正しい事だと、国が錦の御旗をたててやっている以上それが法律となり、今回の様な事が起こったのだと考えます。今は環境バカが幅をきかせている時代です。
コンプライアンスが国を滅ぼすが現実のものとならないよう祈りたい気持ちです。
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リサイクル社会といったイメージへの幻想のせいでしょう



古紙に限らず
ペットボトルやプラスチックも
リサイクルするのに必要な石油資源だけみても
それを利用して新たに製品を作り出したほうが効率的ですし

業者を利する為なのかは判断の分かれるところですが
雇用の創出という面では一定の役割を果たしているのは確かです

一番いいのは消費しないこと
また消費してもそれをより長く利用することなんですけどね
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似たような発言は、よく見ますね。


確かに、バージンパルプから紙を作ったほうが手間はかからないし、環境にも優しいです。
しかし、その原料の木材はどこから来るのでしょうか?
どうやって、日本まで運ばれてくるのでしょうか?
また、紙製品は、数度リサイクルした後、最終的にはダンボール箱や緩衝材になります。
緩衝材など、以前は発泡スチロールが主でしたが、今は紙製品が主です。
トータルで考えると、リサイクルできるものはリサイクルしたほうが環境に対する負荷は小さくなるのです。
>そもそも、役所が間違っているのではと思いますが、どうでしょう?

これには賛成です。紙よりも、大量に捨てられ、リサイクルもあまり進まないペットボトル対策を積極的に進める必要があります。
ドイツのようにペットボトルのまま、再利用する・できるようにするとか。
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世の中環境ブームに陥ってますが、果たして今やっていることの全てが環境に良いか、という点では疑問もありますね。

バイオマス発電なんかは結局原油の高騰による製造コストUPの対策でしかないし。
今回の古紙偽装について私が思うのは、40%も混ぜると品質が低下するという部分で、最初の規約決定前の段階で製紙会社の方がもっと強く(談合してでも)お役所の方へ打診するべきではなかったのか、という点です。古いものを混ぜれば当然何らかの品質への影響はあるのですから。もしくは再生紙であるからこの程度の品質低下は当然ですよ、という消費者へのアピールをもっとすればよかったのではないかと思いますね。
まあこれが現場を知らないお役所仕事ってやつですかねぇ!!
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信じがたいことではありますが、古紙でない純パルプはいまだに海外の森林破壊の大きな原因になっています。

もちろん製紙メーカーは低質材と言ったり、その国の法律は守っていると言ったりして否定しますが、こちらのサイトにあるような木を切っても法律違反ではないというのはなんにつけ唖然とします。
古紙のもともとの原料はその純パルプなのですから、古紙を使っても、古紙+純パルプの紙を使ってもいずれにせよ森林破壊につながります。できるだけ紙を節約するか、持続可能な森林経営をしていると第三者機関が認めたFSC認証材によって作られた紙などを優先利用するのがいいと思います。

参考URL:http://www.rainbow.gr.jp/wood/
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癒着など政治的な問題が仮にないとします。

それでもなぜ古紙をあえて使う必要があるのかに関してです。
確かに、今の技術を考えると古紙を使うことが環境的にあまりメリットになるか疑問もあるでしょう。ただ、それはあくまで「技術的に赤字が出る」ということであって今後より改善が進んだり、エコの需要が増えれば改善していくかもしれませんよね。その意味では、この方向に進んでいくこと自体は悪いことではありません。
一方、新たに木を切っていくことは現時点では「経済的にもよい」のかもしれませんがいずれ問題になります。なぜなら、「新しい木を切り倒す」という行為自体が環境問題の根本的な問題であってそこを改善する以外に解決方法がないからです。
環境問題の本質は、「持続可能であるかないか」です。今の世の中の大部分は少なくとも石油や自然を一方的に使用し成り立っている社会です。これを続ければ当然いずれ枯渇するわけで、今からどのように持続可能な社会を築いていくかを考えなければなりません。まだまだ不十分な部分もあるとは思いますが、リサイクルはその意味では本質的に間違った方向ではありませんよね。ただ、今の世の中で金にもならないのにそれをやる人がいなければ、国などが促すしかないでしょう。
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