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現代のわれわれのほとんどが、「費用や手間がかからないこと。節約できること」を「経済的だ」と表現しますが、私が子どもの頃には、「~は経済だ」という表現も珍しくありませんでした。
そう思って辞書で「経済」を引くと、果たして上記のような意味、用例もちゃんと載っていました。
が、実際のところは、現在この使い方をしてちゃんと通じるのは、高齢者くらいではないかと思います。

このように、「そのことば自体の意味は変わっていないけれど、使い方が微妙に変化して、昔の使い方は通じにくい」というパターンには、他にどんなものがあるでしょうか?
いろいろ教えてください。

A 回答 (24件中21~24件)

ANo.1のjo-zenです。

補足させていただきます。

>これらは、どれくらいの年代の方には通じるのでしょう?
いちおう、質問では「高齢者には通じるけれど」というニュアンスだったのですが。

⇒それは大変失礼いたしました。不勉強でも何でもありません。もともとで書いた意味は、少なくとも明治期にはすたれて新たな意味に変化していたと思われます。江戸期に使われていた用法というべき古いものになります。

そこで、新たな例をあげさせていただきます。

クラブ (倶楽部。飲み屋としてのクラブ。現在の若者が夜遊びするク・ラ・ブ)  
  ※今の若者、その父の若かった時代、さらに祖父の時代各時代ごとに意味が微妙にかわってきているのではないですか?私自身は、実はどれも経験したことがないのでよくわかりませんが。
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この回答へのお礼

再度のご登場に感謝いたします。
やはりかなり古い言葉だったんですね。覚えておきます。

「クラブ」、お見事です。私なんか、学校のクラブ活動でしか使いません。お酒は飲みに行かないし、いわんや「ク・ラ・ブ」などとは一生縁がなさそうです。
ありがとうございました!

お礼日時:2008/07/04 01:05

「果たして」もご質問の文中にある「思ったとおり」という意味で使うのは非常に少なくなっています。

小学校の教科書で一度出てきた記憶がありますが、そのときは「どういう意味?話が続かない」と思いました。

「経済」は古くは「経済性」の意味でも使われていました。古くからある缶詰(蓬莱煮)に「美味と経済を兼ね備えた重宝品で御座います」と書いていました。
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この回答へのお礼

「果たして」って……そうなんですかー?
私は文章中ではわりと普通に使いますね。やはり古い人間なのか(笑)。
「経済」=「経済性」のお話は興味深く拝見しました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/04 00:13

色々は知りませんが‥



是非に及ばない ヾ(ーー )

この意味の「是非」は、今や「可否」、「当否」、「適否」、「善し悪し」等に押されて次第にかすみつつあります。「このチャンスをぜひお見逃しなく!」に馴れた現代人の中には、この言葉を聞いて “必ず及ばない” と解釈する人もいる・・・ かもしれませんね ( ^^

なお、このご質問を見るまで私は「経済だ」という形容動詞の存在を知りませんでした。考えてみれば対義語の「不経済だ」は現役なのに、本元の方が早々と廃れてしまったのは不思議ですね。
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この回答へのお礼

ああ、確かに。
「是非もない」なんて言い方も、文章はともかく、口語ではめったに耳にしませんね。
「是」と「非」の組み合わせ、そのまんまだから、わかりやすいといえばわかりやすいんですけど、一歩離れて冷静に見ると、「必ず及ばない」と解釈する人の気持ち、よくわかります。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/03 22:33

「すてき(素敵)」


 (1)もともと「非常に」の意
 (2)今は「非常にすぐれている、すばらしい」の意

「すばらしい」
 (1)もともと「ひどい」の意
 (2)今は「すばらしい」の意

などもそうだと思います。

  
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
jo-zenさんのご回答にはいつも勉強させていただいております。
さて、挙げられた事例、私は両方とも知りませんでした。
これらは、どれくらいの年代の方には通じるのでしょう?
いちおう、質問では「高齢者には通じるけれど」というニュアンスだったのですが。私の不勉強なら申し訳ありません。

お礼日時:2008/07/03 22:24

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