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現代のわれわれのほとんどが、「費用や手間がかからないこと。節約できること」を「経済的だ」と表現しますが、私が子どもの頃には、「~は経済だ」という表現も珍しくありませんでした。
そう思って辞書で「経済」を引くと、果たして上記のような意味、用例もちゃんと載っていました。
が、実際のところは、現在この使い方をしてちゃんと通じるのは、高齢者くらいではないかと思います。

このように、「そのことば自体の意味は変わっていないけれど、使い方が微妙に変化して、昔の使い方は通じにくい」というパターンには、他にどんなものがあるでしょうか?
いろいろ教えてください。

A 回答 (24件中1~10件)

もう1個‥



「ハイカラ」 To((= ̄ェ ̄=))
(* 言葉と顔文字は無関係です)

昔は「ナウい」という意味でしたが、今では専らレトロチックな風情を表現します。したがって、彼女のファッションを褒める際に「ごっつうハイカラやねぇ♪」などと言うと、恋が破綻する恐れがあります(もし彼女がいればですが‥)。
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この回答へのお礼

そうですね。私は完全に後者の意味から入った世代ですが、私が幼い頃のおばあちゃんたちは、本来の意味で使ってる人がいたような気がします。
でも知識としてだけでも、「ハイカラ」と褒められて昔の意味でとってくれる彼女がいたらいいなー、と思いますね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/04 13:15

>言葉は使うことによって生きますので・・・。


そういうもんだと思います。
そして、生き物ですから使い続けることによって、進化(変化)します。
前回答の「有難い」にしても、多くの人に長年使われ続けたために、磨耗し、変形して現在の姿になりました。

柳田國男の方言周圏論もそういうことを言っています。
http://www.k3.dion.ne.jp/~hougen/hougensi/2.htm

辺鄙なところには、奈良時代の言葉が方言として残っているそうです。あまり使われないため、化石になっちゃったんでしょうね。

私たちが現在発音している漢字の音読みも、中国古代の呉・漢・唐代の発音です。本家本元の中国ではドンドン変化してしまい、普通の日本人では、彼等の発音を聞いて、その漢字を当てるのは難しくなりました。

言葉の中で、一番多く使われるのは、あいさつや感謝、謝罪の言葉でしょうね。
「こんにちは」「さようなら」「すみません」・・・これらは、みんな元々のセンテンスから、何かを省略した残りの抜け殻ですが、抜け殻だけで十分に役割を果たしているようです。

「左様ならば、これにてお暇仕る(^-^ 。」
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この回答へのお礼

ちょうど締め切ろうとして開いたところ、なんて収まりの良い回答でしょう(^^)。
生きているもの、変わっていく言葉だけれど(からこそ?)、急激な変化について行けない私のような頑固者もいます。
なもので、年寄りは、その変化をなるべくゆるやかにしていこうと、抵抗するのみであります(笑)。
shinsho4さん、そしてみなさん、ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/09 02:23

【有り難い】 原義の「存在することが難しい、めったにない」から感謝の意味に変ってきました。


むかしは、感謝は「かたじけない」だったんですが、今、これを使うと、古めかしい言い方というよりも、なんだかエラそうな言い方で「感謝の気持ち」が通じず、逆効果になりかねません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
言葉は使うことによって生きますので、同じ人間関係の中で、たとえば私が「かたじけない」を使い続ければ、違和感なくとけこむものと、個人的には思います。
私はわりと、文語的な言い回しも喋り言葉に交えるようですが、それで変に見られていることもないようです。
結局、本人のキャラクターに対して合っているかどうか、なんじゃないかと感じます。

お礼日時:2008/07/08 01:13

> より深いご意見をいただくためには、アンケートよりは専門カテゴリ


> が適切と考えています。

すみません、言葉が足りず誤解を与えたかもしれません ( ^^;
アンケートカテゴリが相応しいという意味で言ったわけではないんです。質問者が回答内容を個別に批評するアンケートなどあり得ませんからね。私がお話ししたのは、あくまで「これは雑談ですね」という意味です。

もう一つだけ挙げておきます。多分これもASAYOSHI さんの基準に照らせば、「的確にポイントをついた回答とは言い難い」との厳しい御批判を浴びそうですが‥ (笑)

「最近」

文字通り読めば “最も近い” ということですが、現実の会話でこれが距離的な意味で使われる機会は稀でしょう。最近別の質問に回答した際にふと気付いたので、一応ご参考まで ( ^^

“最近”と“この頃”の違い - 教えて!goo
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4153864.html
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この回答へのお礼

そうですね。私自身も「空間的」な意味合いでの「最近」には違和感を感じます。感じるほうが誤りなのでしょうが、困ったもんです。
空間的な場合、「最も近い」と置き換えるのが自然になってますね。いえ、「自然」というのは、まったく私の感覚に過ぎないのですが。
面白い事例です。ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/08 01:20

【衛生】 この言葉をじっと眺めていたら、もともとは、現在の使い方の「細菌がついたりしないように清潔にすること」と、違うんではないかと思いました。


そこで、調べてみると、「衛生」という言葉は、昔の中国にあって、意味は「生を衛る」すなわち「人生を全うする」で、「人間の生き方」についてのことのようです。

今、我々が何の気なしに使っている単語でも、よくその字を見てみると、その漢字本来の意味と、ずれてきている単語が結構多いんではないでしょうかね。
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この回答へのお礼

ふふふ。思いもかけないところで、漢語の深遠な世界への扉が開いてしまったようです。こういうの追求しだすと「夜も眠れなく」なっちゃいます。
してみると、若者がいろいろな漢語を「誤解・曲解」していく中でも、生き残る用例があるかもしれないわけですね。ああ、あと千年くらい生きられたらいいのに。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/08 01:24

たびたび登場のjo-zenです。

補足します。

波紋を巻き起こすつもりはなかったのですが、またまた申し訳ないことをしてしまったのかな。すみませんです。人のことを批判したりする意図はまったくありませんでしたが、言葉足らずのため、他の回答者の方にも不愉快な思いをさせてしまったことを謝りたいと思います。

真意は、質問者さんの明確な質問のポイントをつかみたかっただけなのですが。

>あえて細かく定義し直すと、「経済だ」→「経済的」のように、「経済」の本質的な意味はそれほど変わっていないにもかかわらず、時代の進行に伴って、言い回しにわずかな変化が起こり、高齢者世代には通じるが、それが若い世代には通じにくいかもしれない表現は? という感じです。

⇒その点に留意して例示するとすれば、

「頽廃(たいはい)」
  (1)もともとは、「家屋などが荒れ壊れること」の意
  (2)現在では「道徳などが不健全になること」の意
      ※「頽敗」と混同され、差し替わってしまったようです

「風俗(ふうぞく)」
  (1)もともとは、「ある社会の、ある時代における、生活上の習わしやしきたり」の意
  (2)現在では、「風俗産業」の略語として使われる。
      ※(1)の意もなくなってはいないが、若い人には通じない可能性あり

「寝台」
  (1)もともとは、「ねだい」と読んだ(明治期までは間違いなくそうであったようです)
  (2)現在では、音読みした「しんだい」にとって変わられている

「部署(ぶしょ)」
  (1)もともとは、「役目を割り当てること」の意
  (2)現在では、「割り当てられた役目・持ち場」の意

「注意(ちゅうい)」
  (1)もともとは、「自分が何かに心を配ること。用心すること」の意
  (2)現在では、「他人に忠告を与えること。気をつけさせる」の意  ※(1)の意もなくはない
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この回答へのお礼

「風俗」に手を叩いてしまいました。若い人は、そうですねえ、「習俗」のようにはとってくれなさそうです。「注意」に(2)がもともとなかったというのは、目からウロコです。「部署す」という動詞もあるのですね。「寝台」は、「寝台車」くらいしか用法が浮かびません。ぜーんぶベッドになっちゃいました。頽廃は、もう(1)で通じる場面がなさそうです。ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/05 22:23

> ただ、率直に申し上げれば、「お上」「おやじ」「レコード」「志那」


> 「OL」あたりは、的確にポイントをついた回答とは言い難いかな、
> と感じます。

それは申し訳ないことをしました。ちなみに、「志那」は投稿した記憶がないのですが‥ ( ^^;

> 私個人的には、やりとり自体を楽しませていただいている部分もあり
> ますので、これらの回答を全否定するものではありません。その点、
> ご理解ください。

となると、これは最早質問とは言えませんね ( ^^
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この回答へのお礼

「志那」×、「支那」○ ですね。失礼しました。
もともと、言葉についてはいろいろ考えることが好きです。が、こちらで伺うと、自分の知識以上の言葉や新しい視点を与えていただけるのが便利で、質問として出させていただいています。
より深いご意見をいただくためには、アンケートよりは専門カテゴリが適切と考えています。
みなさんのご回答は、どれもうなずけるところがあり、質問者としては、たいへんありがたく思っております。

お礼日時:2008/07/05 22:21

> 質問者さんの本来の質問内容からずれた感じで、他の方の回答が進ん


> でしまったようで‥

思わぬご批判がありましたので、一言だけ ( ^^;

ASAYOSHI さんのご質問は、「『そのことば自体の意味は変わっていないけれど、使い方が微妙に変化して、昔の使い方は通じにくい』というパターン」です。つまり言葉(読みも含む)自体が現役で、なおかつその意味も失われていないが、事実上それの意味で使われる機会が少ないという、言わば “部分死語”のことだと解釈して回答しています。したがって、趣旨は外していないと思いますが‥

なお、高級酒場としての「クラブ」は今なお現役です。また、それが安サラリーマンに縁が薄いのは、昔も今も変わりません ( ^^

この回答への補足

私の言葉が足りないばかりにご迷惑をおかけしております。
「部分死語」という言葉があったのですね。参考にさせていただきます。
私の質問意図は、jo-zenさんへの補足にも書きましたとおりなので、MockTurtleさんの解釈でよろしいかと思います。
ただ、率直に申し上げれば、「お上」「おやじ」「レコード」「志那」「OL」あたりは、的確にポイントをついた回答とは言い難いかな、と感じます。生意気を言ってすみません。
私個人的には、やりとり自体を楽しませていただいている部分もありますので、これらの回答を全否定するものではありません。その点、ご理解ください。

補足日時:2008/07/05 18:18
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ANo.1&4のjo-zenです。

私が、例として「クラブ」を出してしまったからでしょうか?質問者さんの本来の質問内容からずれた感じで、他の方の回答が進んでしまったようで、ちょっと悪いことをしてしまったかな?と反省しております。

そこで、「経済」のような漢字の熟語で意味が変わってきているものをいくつかあげさせていただきます。

「人間(にんげん)」
  (1)もともとは、「世の中。人の世」の意 ※「じんかん」とも読む 
  (2)誤って俗に、「ひと」の意で用いられるようになり現在では当たり前と思われている


「愛人(あいじん)」
  (1)もともとは、「人を愛する」の意
  (2)幕末頃より、lover、honey、sweet-heartなどの訳語として「恋人」の意
  (3)現在は、「不倫関係などの相手」の意

「斡旋(あっせん;かんせん)」 ※(2)の意味では変化なし
  (1)明治期までは「かんせん」という読み方もあり、その読み方では、「巡る。回る」の意
     ※「斡」の音は、漢音「カン」。「アツ」は慣用音
      「幹施」と表記される場合もあったようです。
  (2)「あっせん」の読み方では、「とりもつこと」を意味し、明治期以前にも使われていた

「力作(りきさく;りょくさく)」
  (1)明治期までは、「りょくさく」という読みしかなく、「稼ぐこと」の意
  (2)現在では、「りきさく」と読み「優れた作品。渾身作」の意

「要約(ようやく)」
  (1)もともとは、「約束すること」の意
  (2)現在では、「文章の要旨」の意  ※英語abridgmentの訳語となってから普及

「妖精(ようせい)」
  (1)もともとは、「ばけもの。変化(へんげ)」の意
  (2)現在では、fairyの訳語として使われる。「仙女」とも言っていた

「役員(やくいん;明治期までは「えきいん」とも読んだ)」
  (!)もともと、「役人の数」の意
  (2)その後、「役人」の意味も派生
  (3)現在では、「会社の経営をつかさどる人」の意

などなど

他にもたくさんありますが、スペースの関係でこの辺で、はしょります。

この回答への補足

私の質問の主旨が不明確なため、ご迷惑をおかけしました。こちらで質問をするときは、自分でも意図がはっきりしている場合と、やや定義があいまいな場合とができてしまいます。
はっきりしている場合はNOとも言えますが、今回は、質問意図をうまく表現できていないため、いろいろな解釈をされているようで、それもまた楽しいかな、と思っています。

あえて細かく定義し直すと、「経済だ」→「経済的」のように、「経済」の本質的な意味はそれほど変わっていないにもかかわらず、時代の進行に伴って、言い回しにわずかな変化が起こり、高齢者世代には通じるが、それが若い世代には通じにくいかもしれない表現は? という感じです。
しかしながら、「言い回しの変化」にこだわってしまうと答の範囲を狭めてしまうため、「倶楽部」→「ク・ラ・ブ」や「果たして」なども興味深い例として歓迎いたしました。
ポイントは、「同じ日本語なのに、世代間で食い違う」というところなのです。

補足日時:2008/07/05 18:05
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この回答へのお礼

いろいろお気遣いいただき、重ねてお礼申し上げます。本当にjo-zenさんの博識ぶりには頭が下がります。
「愛人」「斡旋」などの例は、それこそ古い小説にも出てきそうで面白いですね。

お礼日時:2008/07/05 18:03

【OLオーエル】の事を昔は【BGビジネスガール】って言ってた聞いた事が有り調べてみたら【OL】自体放送禁止用語になってました。



 放送禁止用語(放送禁止用語と現代語が対称表として表されてます)
 http://monoroch.net/gallery/kinshi/

 話は逸れますが、まだ後期高齢者は放送禁止用語にはなってないようです。それ以外にも現代の言葉の方が直接的過ぎるものもあり、逆に【板前】【芸人】など対象となる人が気にも留めないものまで放送禁止用語になってるようです。
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この回答へのお礼

ちょっと質問とは外れた話になってきていますが、せっかく振られたネタなので少しだけ。
オーエルが放送禁止用語って、ばかばかしくて笑っちゃいます。私が放送作家なら、小さな女性と大きな女性に綱引きをさせて、かたや「オーエス、オーエス」と、もう片方に「オーエル、オーエル」と叫ばせるようなコントを書きそうです。
ちなみに、私にとって「BG」は、「背景」ないしは「ブラックゴースト団」です(笑)。

お礼日時:2008/07/05 17:33

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