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私は人と話していて、ほとんど楽しいと思いません。それどころか時間の無駄だと感じています。

なぜほとんどの人は会話を楽しいと思うのでしょうか?

A 回答 (6件)

 私的な仮説(でも、たぶん正解)



 人間の脳は呼吸や睡眠などの生命維持をつかさどる脳幹、別名「爬虫類脳」、それを取り巻く大脳辺縁系、別名「中間的脳」とか「情動脳」、そして一番外側の高度な知的活動をつかさどる「大脳新皮質」という三層構造に進化してきました。また、脳は左右にも分かれていて、右脳と左脳の2つをつないでいるのが脳梁(のうりょう)です。エルコノン・ゴールドバーグ(神経心理学者)によると右脳は“新奇性”を扱い、左脳は“慣例”を扱うと言います(従来は右脳は感性・非言語を、左脳は理論・言語を扱うと表現されていました)。新しい課題を最初は右脳が扱いますが、慣れてくると左脳が扱うようになります。
 恐怖や不安などの感情は、我々の祖先がむかし森の中で棲んでいた頃、毒をもった動物や危険な場所に近付かないための一種の判断システムとして機能しました。進化の順序として、その外側に大脳新皮質ができました。過去のデータと照合するのが左脳、感情を察知するのは右脳です。このふたつが相互に作用し合って、なるべく正しい判断を下さなければなりません。そのために、相互に作用しあった時に褒美として快感物質(ドーパミン)を分泌させる報酬系という仕組みを脳は備えました。英国ケンブリッジ大学のシュルツ博士のサルの実験によると、合図(光)と餌が出るかどうかの確率が50%の時に「ドーパミンニュートロン」の活動は最大になったそうです。光ったあと確実に餌がもらえる100%の時よりも、餌がもらえるかどうかが50%の時の方がサルは興奮したということです。人がギャンブルにはまるのも解りますよね。
 会話といっても、単に過去のデータと照合してマンネリな内容を話しても面白くないのです。自分の言葉にならない“心”“心情”を言語としてひねり出してこそ、右脳と左脳の相互作用が発生するのです。“笑い”もそうですね。「言い間違え」や「モノマネ」が面白いのも、右脳と左脳の交互作用が起こるからだと思います。
 進化の過程で、半分は安全な慣例の世界に身を置き、半分は未知の新規な世界に進出するという半々スタンスが生命持続にとって有利だったからでしょう。ですから、半分は安定的な内容で、もう半分は予想外の展開をさせると、会話は面白くなるのではないかと思います。

参考URL:http://www.ykren02.com/chap-b_07.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!とても好奇心が刺激され、呼んでいるだけで楽しかったです。脳の構造の部分から説明して下さったので、納得できました。

人との脳が進化過程には、生命の危機から逃れるためにあるのですね。そのために、左脳と右脳が相互的に作用しなくてはいけない。そこでこの状態の時にドーパミンが出て、快感を感じるのだとわかりました。

これからはそのことを意識してしきたいです。

お礼日時:2008/12/14 12:52

私もそういう時期が長かったので、なんとなく貴方の気持ちが分かるような気がします。

もっとも、勘違いかもしれません。
ご参考まで。
私の場合、以前は自分に自信が全く無かったので、
他人に馬鹿にされないだろうかなどととすなおに会話するのに気後れがして仕事などで必要な事以外の会話の機会をはずしていました。
今はそんなことはありません。というのは、
歳を食ったせいか気持ちが素直になり、万一馬鹿にされても気にならなくなったからだと思います。大抵のひとは会話をしたがっているので、向うから話しかけてきたらまず聞いてやり、相手が嫌がらない返事を心がけます。
どんな人でも相手が自分にないものを持っており、それを信じてひけらかすことが会話の目的だったんだと思うに至りました。
相手の話を聞いて感心するだけでも相手はすごく喜びます。
それを感じるのはすごく楽しい事です。
相手が年上だったらこちらが下手に受けて立つような会話のリードをすれば喜ばれると思います。
もちろんこちらも相手の関心をひく話題を提供できれば最高だと思います。
基本的に人間は一人では生きていけない社会的動物です。
ぜひ他人との会話を積極的に心がけてください。
本を読むのとはまた違った勉強が出来ると思いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがございます。

私は回答者様のように心優しい人間ではないので、少し自分とは違うと思いました。わざわざ回答してくだっさのにすいません。

私はもともと人間嫌いの傾向があり、人に対して関心が無かったり、いつも人と自分とを比べる癖があり、根本的に人と接するのが嫌です。

それでも人間は一人で生きていくことは出来ないし、人から学べることもたくさんあります。

なので回答者様の仰るとおり、積極的に会話をしていきたいです。今は間では会話の場にいるだけで、参加はあまりしていませんでした。そこに注意していこうと思います。

お礼日時:2008/12/15 18:29

会話の途中に・・・そうきたか・とか


その考えは無かったとか思えるような、想定の範囲外の事を言われると
脳が快感を覚えて楽しいのではないでしょうか?

じゃ想定の範囲内の内容ばかりでつまらないかというと
そうでもない。 期待通りの内容で安心したりね。

一人じゃ寂しいからね
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この回答へのお礼

私の場合は、想定外のことを言われると逆に「どうして自分はそう考えれないのか」と思ったり、誰かが面白いことを言うと、「何で自分は面白いことが言えないのか」とすぐに人と自分を比べてしまいます。

他にも、現状のままでいたいとと思っており、刺激を受けるのが、快感どころか怯えてしまっている気がします。さらに相手が言うことを先に予測しているために、あまり刺激を受けていないように感じます。そこで相手が言うことを予測できたと、自己満足に浸っていることもよくあります。

自分が会話を楽しいと感じない理由が

(1)人と自分を比べてしまう
(2)普通の人なら快感だと感じるような刺激を、恐怖だと思っている。
(3)相手の言うことを予測しているために、刺激を弱めている。

まだまだたくさん原因はあると思いますが。少し現状を理解できてよかったです。これからは今以上に会話が楽しめるよう努力していきたいと思います。ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2008/12/14 12:41

自分や自分から見た世界に飽きてしまったらほかのひとの頭を借りて新しいものが得られるかもしれないという期待ではないでしょうか。

しかし会話というのも煎じつめれば独り言にすぎないとも言えます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。やはり人は刺激を求めるために会話をしたいと思うのですね。

お礼日時:2008/12/14 12:27

話すことにより相手とコミュニケーションを取れたと自己満足に浸ることが出来るからです。

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この回答へのお礼

確かにそうですね。自分が満足できるからこそ、楽しいと思うのですね。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/14 12:24

人は根源的に刺激を求めるもので、


会話による知的な刺激も快感を感じるわけです。

とくに女性に顕著で、
彼らはまったく内容のない言葉のやり取りだけを純粋に楽しんでいます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

そうだったんですか。私は自分が知らないこと誰かが話していても、素直になれないので、人との会話を楽しめないのだと思います。

お礼日時:2008/12/14 12:22

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