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漫画家志望の者です。
漫画のストーリーをいま考えている最中なのですが、何回考えてもストーリーのつじつまがあいません。
詳しく言うと…
例えば、断片的にアイデアを思いつきました。
その直後は「これは良い漫画描けるぞ!」みたいな気分になるのですが、そのアイデアを掘り下げたり、他のアイデアをくっつけていくと「あれ?これつじつまあわなくない?」となってしまいます。
例として、寄生虫を体内で育ててその寄生虫を(取り出して?)戦わせるというアイデアを思いついたのですが、
それだと主人公や敵自体が戦えないのと、いちいち体から寄生虫出して戦うのっておかしくないかとか、第一その寄生虫ってどっから来たのか、色んな理由やつじつまでつまずいてしまって断念してしまいました。
例え無理やりつじつま合わせたとしても、ありがちで面白くない展開になってしまうんです。
それをもう10話くらい続けてて…もうなにが何だかよくわかんなくなってしまいました。
上記について何かアドバイスあったらお願いします。
後「もうこれは面白くない!」と思って、すぐ新しいストーリー描くのに切り替えるのって悪い事でしょうか?

A 回答 (6件)

ストーリーのつじつま合わせって大変ですよね。


自分は専門学校で漫画の描き方を習った経験を持っています。
特に、このつじつま合わせ=プロットの段階については、徹底的に指導されました。
断片的にアイデアを思いつきそこからストーリーを掘り下げるというやり方は間違いでは無く、寧ろその過程で、
>「あれ?これつじつまあわなくない?」となってしまいます。
と考えられるか(気付けるか)否かは、重要なポイントと言えると思います。
>主人公や敵自体が戦えないのと、いちいち体から寄生虫出して戦うのっておかしくないかとか、第一その寄生虫ってどっから来たのか、色んな理由やつじつまでつまずいてしまって断念してしまいました。
この、一人ツッコミみたいな部分、大切なんですよね。これが出来ない人って意外といて、出来上がった漫画を読んでみてツッコミどころ満載、みたいな。
要は、プロットの段階で出来る一人ツッコミはOKで、出来あがってから出来るツッコミはNG、という事です。
合わないつじつまの部分を、描いてしまったらいいのです。
例えば、例に挙げられている寄生虫の話。
・主人公や敵自体が戦えない理由
↑上記が決まれば、次にあなたがツッコミを入れていた、
・寄生虫を出して戦う理由
↑上記が自然と決定します。
これが出来たら次は、その寄生虫がどこから来たのかを想像する。
寄生虫という発想自体がファンタジー系なので、実状の物語より突飛に出来ます。これは突飛であればある程オリジナリティーが出ますし既存の漫画にないストーリーの基盤が作れます。
漫画なのですから、有り得ない理由で全然OKです。
たとえばその寄生虫は、人の中にある良くない感情が作り出した、負のエネルギーの塊、とか。
そう位置づけると、体内で育てているという点と繋がりますよね。育てている、というか、育ってしまった物、という感じで。
つじつまを合わせる事だけに集中してしまうと、ありきたりな話=常識的な話になりがちがも知れません。
つじつまを合わせる作業をしている時、『こんな事現実では有り得ないだろ』と浮かんでしまう『常識的考え』を取っ払ってしまうといいかも知れません。
ヒューマン物なら別ですが、ファンタジーだったりアクションだったりした場合、常識を覆してなんぼ、です。
最後に、
>「もうこれは面白くない!」と思って、すぐ新しいストーリー描くのに切り替えるのって悪い事でしょうか?
という点ですが、自分のテンション次第ですよね。どうしても楽しい物になる気がしない(つまり飽きた)という場合は、掘り下げてもテンションが上がらないが故に、面白い物になりそびれる事もありますから。
一度一つの話をとことん掘り下げてみてみるといいかも知れませんよ。一つのアイデアを一つの物語にする。漫画の基本ですからね。
ツッコミの入れ方は中々いいと思うので、まずは一本、ストーリーを作り上げてみましょう。
頑張って下さい。(長くなってしまってごめんなさい!)
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この回答へのお礼

プロット作る過程でそういうこと考えるのはOkなんですね!なんだか安心しました。
色々考えてみた方が良いかもしれません。理由とかとにかくいっぱい考えてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/02 13:23

ここがつじつま合わないぞ、というのは物語を作る上で重要なチャンスです。


この矛盾点を巧く解決するアイデアを思い付いた時、その話は一段と面白くなるので。

新しいストーリーを考え始めるのは悪いことではないですが、以前考えたアイデアは脳の引き出しの隅にでも残しておくといいです。
何かの拍子に、新しい話にうまく当てはまったりするものですから。


寄生虫というものは、宿主が死んだりすると生活環境を失い一緒に死んでしまう。
よって、この寄生虫は宿主が命の危機に陥ると、自身を守るため宿主の身体から飛び出して外敵を排除しようとする。
同じ寄生虫を宿した人間が近くにいる場合、彼らはそれを宿主の危機であると判断する。
外敵である寄生虫を倒す最適な手段は、宿主である人間を殺すこと。
…寄生虫を宿した人間同士が近付きあうだけで、寄生虫は宿主の意思に関係なく戦いを始めてしまう…
たとえ相手が、家族や友人であっても。

うん、悪くない気がする。
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この回答へのお礼

チャンスですか、何か自身沸いてきていいですね
寄生虫の宿主の事全然考えてませんでした…宿主中心に物語進めるのもおもしろそうです
ありがとうございました

お礼日時:2009/04/04 21:21

漫画家にもいろんな方がいます。


真剣に考えた挙句に気づかない人とか気づいちゃった挙句にそのまま通す人とか(笑
ようはその場の勢いと矛盾もひっくるめての”魅力”と読者に思わせることでしょうか。

挙げておられる寄生虫とその保持者のバトルって結構ありふれた感じしますよね。寄生虫を武器として使ったりだとか装甲化するだとかだと本人戦えそうですけど先駆者がたくさんいます。

他の方の漫画とかぶらないようにするには多くの漫画を読むことですが
読めば読んだでその人の影響がモロに出てしまったりする漫画もありますよね。かといって斬新なストーリーの提案も凡人なので出来ないです。

とりあえず描き切ってしまえばいいんじゃないでしょうか?
途中で辞める癖がついたりするみたいです。漫画ではありませんが私も途中で投げ出す癖があります。
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この回答へのお礼

そうですねー。とりあえず描いた方がいいかもしれません
私も結構飽き性ですので…;でも投げ出したくはないなぁ
ありがとうございました

お礼日時:2009/04/04 21:18

 大ヒット作である「キン肉マン」には、物理的に矛盾していること、無茶な理屈、つじつまの合わない展開、その他突っ込みどころが満載です。

それでもファンはそれを愛し、「ゆで世界」などと呼んで「そういう世界なんだから」と認めています。

 無理につじつま合わせようとするんじゃなく、「理由は不明だがとにかくそうなのだ」というのもアリでしょう。
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この回答へのお礼

確かに私も「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画を見てますが、つじつまあわない所いっぱいありますよね。でも大好きです。
無理に考えなくてもいいかもしれません。軽い気持ちで良いんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/02 13:38

>例として、寄生虫を体内で育ててその寄生虫を(取り出して?)戦わせるというアイデアを思いついたのですが、・・・



例えばプロの先生方はこんな回答を出してます。参考まで。

『ただいま寄生虫』あさりよしとお先生の場合
 寄生虫型宇宙人の侵略戦にヒロインが巻き込まれるヒーロー漫画。
 http://www.amazon.co.jp/dp/4592133412

『バオー来訪者』荒木飛呂彦先生の場合
 秘密実験で生まれた寄生虫兵器でモンスター化するヒーローの物語。
 http://www.amazon.co.jp/dp/4086174863

『青空にとおく酒浸り』安永航一郎先生の場合
 バイオ系ナノマシンで強化人間となった少女たちの物語。
 http://comicryu.com/manga/m_sakebitari.html

『エンブリヲ』小川幸辰先生の場合
 謎の寄生虫に襲われた学校を舞台にしたサスペンス。
 http://www.amazon.co.jp/dp/4757739729

『エイリアン9』富沢ひとし先生の場合
 体外寄生型宇宙人とペアで戦う少女の物語。
 http://www.amazon.co.jp/dp/4253231020

『寄生獣』岩明均先生の場合
 最後まで正体不明だった謎の寄生生命体の脅威を描いたSF。
 http://www.amazon.co.jp/dp/4063346641
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この回答へのお礼

寄生虫の話ってこんなにあるんですね…すごいなぁ。
これだけあると、逆に自分独特の寄生虫の話を描けたらすごいよななんて思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/02 13:35

小説家志望の者です。


つじつまあわせって、テーマというはっきりした伝えたいものが、全部をつなぎやすくしてくれるような気がします。
このネタだめか? と思っても、そのダメっぷりに何かある!とも思えます。つまんなくね?と思ったらダメなので練り直した方がよかと。
小説と比べるとマンガは、何もかもはっきりしていた方がいいですよね。
テーマもよくある感じじゃなくて、質問者さんの独特な価値観を活かしてほしいです。
寄生虫にまつわる本とか読んでみてはいかがでしょうか。

ところで、マンガの『寄生獣』を思い出しましたが、既読ですか?
読んでいなかったら、ネタがかぶらないよう読んでおいた方が良いと思います。読むことで自分はここが違う!と作りたい話の輪郭がはっきりしてきますし。やりたいことは全部やられた!と思ったらもう描かない方がいいかと。

私なりにストーリーテリング。
「寄生虫ダイエット合戦」←タイトル
メタボな俺は怪しげな店で食べた牡蛎の躍り食いが原因で、体内に寄生虫を飼うことになってしまった。そいつはよく食うので、食事も多めに取らなければならない。しかも妊婦のように酸っぱいもものが食べたくなるので、毎日穀物酢を一リットル飲み干している。
そして危険を感じると、俺の体は竜みたいな巨大ミミズになって、俺はそいつの腹の中から外が見える。メタボな女性が、すぐれた寄生中を手に入れようと、美女のふりをして近づいてくるのだ。みやぶれば、そいつもなんかに巨大変化する。
やっつけると、俺は姿が戻り、しかも痩せてかっこよくなる。しかし寄生虫のせいでまた食べたくなるのだ。リバウンドは12時間。その間に本物の美少女(冒頭で会って惚れた人)をゲットだぜ!(いつも失敗)
合戦なので、メタボな仲間を捜す展開に。
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この回答へのお礼

やっぱりおもしろくないと思ったら練り直した方がいいんですかね。
私も何か独特なものを描きたいと思ってるので頑張ってみます。
ストーリーですが…なるほど寄生虫でこんなのも作れるんだなぁと思いました。シンプルで展開もなかなか面白そうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/04/02 13:32

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