アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

近くに会社の先輩の披露宴(くだけた感じです。式は別途で済んでます)があります。着物(絽の附け下げ)を着る予定です。披露宴の場に自分の着付けで行ける自信が皆無なので、美容室に着付けを頼みます。
先日、事前に着物と必要なものを確認したいと、実際の着物を持って、ごくごく簡単な打ち合わせをしました(忙しそうだったので、すぐ終わりました)。そこでの美容師さんが仰った言葉に疑問が生じ、もやもやしてます。

「帯結びはどうしますか?」と聞かれました。
”附け下げで披露宴”の場合には二重太鼓だと思い込んでいたので、吃驚してしまいました。子供も連れて行ったので、既婚者なのは解っている筈ですし、私はどちらかというと実年齢より上に見られ勝ちです。
●質問1:”既婚者・附け下げ・披露宴”の条件で、二重太鼓以外の帯結びは、他に何がありますか。

まだ暑いので、麻と化繊混紡の長襦袢を持っていきました。
「これは、正装用の長襦袢では無いですね」
と言われました。カジュアルな披露宴なので、まぁいいだろうと落ち着きましたが…。
●質問2:盛夏の正装用の長襦袢とはどのようなものでしょうか。

通常、絹地で薄手の腰紐を愛用しています。それを見て、
「もっとしっかりした腰紐を持ってきて下さい」
●質問3:モスリン等の方が向いているのでしょうか。

当方、着物の知識はド素人に毛が生えた程度です。何となく、不安になりました。見苦しく無い程度に暑さ対策をしたつもりなんですが…。
本を読んでも、ハレの日の夏着物(とその下に着るもの)に関する記述が余り無く、困っています。他に注意点等あれば、併せて御教授頂けると助かります。

A 回答 (3件)

着物を愛好して二十数年、披露宴やパーティーも数知れず経験した者です。


若いころはそういう場には人に着せてもらう事も多かったですが、満足の行く着付けをしてもらえた事はほとんどありませんでした。
なのでご不安はとてもよくわかります。

●質問1:”既婚者・附け下げ・披露宴”の条件で、二重太鼓以外の帯結びは、他に何がありますか。

お太鼓系と言われる変わり結びがあります。扇太鼓、巾着太鼓、その他名称は考案した人が勝手につけているのでいろいろですが、おおむねお太鼓にひだをとったり、羽を作ってのぞかせたり、タレの部分にひだをつけてみたりとお太鼓のアレンジ系です。
また、文庫結びはミセスがしても良い変わり結びです。角だしもありますね。
なので確認の意味で聞かれたのでしょうが、夏でもありますし基本の二重太鼓が何と言ってもポピュラーで無難です。

●質問2:盛夏の正装用の長襦袢とはどのようなものでしょうか。

絽か紗の白が基本になります。無地であれば慶弔両方で着用できます。
留袖であれば無地の白と決まっていますが訪問着や付け下げなら薄い色のぼかしが入っていたり目立たない柄が入っていても大丈夫です。
全体に小紋柄が入ったもの、濃い色のものは普段着用になります。
ぜいたくなものでは絵羽の長襦袢などもあります。
混紡のものでも白やごく薄い色であれば大丈夫です。
何をもって「正装用ではない」とおっしゃったのか、正絹じゃないから?なのでしょうか。
ちょっとそこは不明ですね。

●質問3:モスリン等の方が向いているのでしょうか。
夏の着物は重量も軽いですから、普段お使いのもので大丈夫と思います。
モスリンは、夏には暑いですよね。

不安になるお気持ちよくわかります。
私も昔ですが、美容室で着付けを頼んだら「ヒモ5本用意してください」と言われ、「えっ!?」と混乱してしまいました。
どこをどうしたらヒモを5本も使うの?って。伊達締めなどももちろん使うと言います。
すぐさまそこはキャンセルして、がんばって自分で着ました。

美容室の着付けって、はっきり言って相当あやしいですよ。
彼女らは自分が着物を着る機会はないので、習った通りの着付けを強行します。
苦しかろうがお構いなしに締めあげます。締めることが着崩れないことだと誤解していますから。
年齢も考えずにやたら胸高に帯を締めたりと、ミセスの着付けをわかってない人も多いです。
最近は浴衣さえ美容室で着る方が多いですが、まるで振袖着付けで浴衣を着せられているお譲さんを見かけ、苦笑してしまう事もあります。

もしそこの美容室が着付けで定評のある信頼できる店であるなら、心配には及ばないのかも知れませんが、ちょっと用心するに越したことないかもです。
結婚式をよく行っているホテルの美容室などのほうが安心かも知れません。

この回答への補足

有難うございます。
透けるので、特に長襦袢に悩んでます。
紋紗で白い襦袢です。半襟も絽で白です。

補足日時:2009/08/23 02:49
    • good
    • 0
この回答へのお礼

結局、キャンセルしました。
着物一式を預けてたので、本日、早速取りに行ったところ、着物が畳紙のまま、無造作に4つ折りにされてました。一式を包んでおいた風呂敷には明らかに私のものでない長~い髪の毛が沢山付いてました。辞めて本当に良かったです。
特に着付けで定評のある処でも何でも無く、若い人向けの美容室でした。駅近なので、利便性だけで選んでしまったのが敗因です。打ち合わせの際に浴衣を着付けて貰ったらしきお嬢さんとすれ違ったのですが、その着姿が不安の第一歩だったように今では思います。
専門の方に自宅で着付けてもらうように手配しました。金額も半額以下で済みそうです。
相談して本当に良かったです。有難うございました。

お礼日時:2009/08/24 11:11

何も補足することはないのですが、一つだけ。



着物が生活の中で実用性があって、実際に着用して
日本人が生活していたころ、「ウール」という素材はありません。

よって、「モスリンの腰紐」というのは
必需ではないのです。(コレでなくてはいけないという意味合いでですが)
では、ナニを使っていたかというと、当然にほとんどの人は綿です。
「モスリン」もまだ高級品だったころ「新モス」といって
さらしから進化したような綿の生地が登場です。
何しろ、モスリンの原料のウールは全部が輸入品ですから。

ただ、軽くて締りが良くて、絹が一番だというのはわかっている。
ただ、ものすごく高い。
摩擦に弱い。
よって、この絹に成り代わって、「ウール」が登場してきた
明治後半以降に「モスリン」がなんとなく正統派になっただけです。
工業生産されるから、大量にでき、安い。
昔の絹は何しろパタンパタンの時代ですから、たとえ1cmといえども
庶民には高級品なんです。
モスリンも輸入原料だから、最初は高級。

だから、丈夫さを捨てるなら、絹の腰紐が一番高級で一番使いやすくていいのです。
間違っているのはそのプロの美容室です。

正式というときには、「下着」には「白」というのが決まりです。
コレは花嫁衣裳が「白」というのに同義で、参列者は下着に「しろ」
儀式に参加するという覚悟の「しろ」だから。
だから、切腹も、あだ討ちも「白」です。
やくざも白のさらしを巻いていくでしょう?(任侠映画の影響?笑)

ま、パーティのような席では如何でもいいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変参考になりました。
有難う御座いました。

お礼日時:2009/08/24 11:15

要は「実際の着物や小物が(くだけたものとは言え)披露宴向きではない」と判断されたから、


上記の様な反応になったのだと思います。
日本女性の和装にはセオリーがあるので、十分な配慮は必要です。
絽の付下げは正装にもおしゃれ着にもなるので、柄ゆきなど注意が必要なのです。

以上を踏まえて、
1.お文庫等の変わり結びでもOKな場合があります。
  付下げとの組み合わせにもよります。
  たぶん美容師さんは「もちろん、二重太鼓で」という回答を
  期待したのだと思うけど・・・
  正装用の袋帯だったんでしょ?

2.絽の正絹の長襦袢があります。
  付下げよりも気を使ってほしいところです。
  
3.その通り、モスリン(ウール)100%のものを用意しましょう。
  余分に持っていて困る小物ではありません。

既婚者の披露宴出席は、色留袖や訪問着の方がお勧めです。
和装の場合、「失礼にならないようにきちんとした格好」が必要ですので。
和装の基本は下着にも十分気を配ることと長着(着物)と帯、長襦袢、その他の格を合わせることです。

この回答への補足

>「もちろん、二重太鼓で」という回答を期待したのだと思うけど・・・
模範解答を期待して質問する意味がわかりません。

補足日時:2009/08/24 11:17
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!