銀歯を削ってもらえないのは何故でしょうか。

現在、一番奥とその隣りの歯（6番7番）だけしか噛み合わさっていないオープンバイトです。
歯医者さんでも

「いったいどこで噛んでるんだ？」

といわれるほど隙間があいています。（6番が斜めに当たっている感じです）
6番7番とも冠で、昨年末に作り変えたばかりです。(最初に冠にしたのは20代）

もともとは、2番や4番など上下が対象にすり減っていて、途中からのオープンバイトで、冠の高さが高すぎたせいだ、と歯医者さんに言われました。

それでは、冠を削ってもらえるのかと思いきや、上の奥歯（6番7番）を作ってくださった先生は、下の冠を高くつくって、左右の5番～5番を上からプラスチックでかぶせる（隙間を埋める）治療をする、とのことでした。

長くなるので省きますが、全体のかみ合わせを高くする治療を長い期間かけて行いましたが、どうしても体にあわず、体の不調をきたしてしまいました。

転院してこんどこそ冠を削ってもらえると思いきや、
「長い間このままでいたのだから、それでいいのではないか」
と言われました。奥歯を削って低くしたほうが顎関節症などになりやすい、とも言われました。

なんとか、かみ合わせをもともとの高さに合わせてくださるよう、患者の気持ちに立ってくださると評判の良い歯医者さんに行ったのですが

「冠をやりなおします」

と言われました。作ったばかりなので、というと、同じ歯医者さんでは保険の関係で駄目だけど、転院したので大丈夫、といわれました。
他にも歯医者さんへあたってみたのですが、天然歯とちがって、銀歯の高さを削るのは容易ではない、と言われてしまいました。
高くするのは無理かも、と思うのですが、少し削るのなら可能だろう、と思っていたのに、何処でも断られます。

ある歯医者さんでは
「このままにしておくとぐらぐらしてくるよ」
「第一ラーメンとかたべられないでしょう」
と言われました。（それまで食べられたのに、気になって食べられなくなってしまいました。友人にも、あなたは呑み込んでいる、噛んでいない！といわれます）

決してもとのように上下対象にきれいにかみ合わせなくてもいいので、少しでも高さを低くしてもらえたら堅いものを噛んだときの痛みなども軽減されると思うのです。


質問１．他院でいれた冠だから、採算が合わないのでしょうか。自由診療の歯医者さんであれば削ってもらうことは可能でしょうか。

質問２．銀歯を削ったりしたら、口の中に火花が飛ぶからじゃない？と友人に言われました。削ってもらえない理由でしょうか。
銀の冠に穴があいてしまうからでしょうか。
昔のようにきちんと上下が対象に合わなくても、少しだけ高いのを削るだけでよいのですが・・。

質問３．このまま使い続けていたら奥歯が沈んでいってくれたり、銀歯が削れていったりして、自然に治ることはないでしょうか。
なんだかもう、また銀歯を入れるのはこりごり・・という気もしています。
やはり咬合性外傷で酷くなってしまうのでしょうか？

教えていただけると幸いです。

No.1 ベストアンサー 回答者： millmow 回答日時： 2009/09/28 11:13

回答にはつながらないと思うのですが、、、

噛み合わせがきつく、しょっちゅう歯茎がはれていた銀歯がありました。
少し削って若干低くすれば歯茎への負担も減りますので・・・と言われ、削ってもらいましたよ。
火花は飛んでません(笑)
それと一度かぶせた銀歯をやり直す場合、ポコッとはずすのではなく削って小さくしていきます。
だから削られない事は無いと思いますよ。別の視点からの判断ではないでしょうか？

質問者様は歯科医院だけしか通院されてないのですか？
口腔外科でも治療してもらえます。

この回答へのお礼

貴重な体験談をありがとうございます。
削ってもらえたのですね。歯ぐきはおさまったのでしょうか。
いずれにしても、良かったです。

口腔外科は行っていないです。
やはり大学病院になるのでしょうか。

口腔外科も視野に入れてもういちどお願いしてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時：2009/09/29 09:34

No.2 回答者： aokisika 回答日時： 2009/09/28 13:31

この治療は危険を伴います。

噛み合わせを低くする場合には、どこか１箇所だけ低くすると、右と左の噛む高さが違ってしまい、アゴが曲がってしまいます。アゴが曲がると筋肉の左右のバランスが変わりますから、身体がこれを補整しようとして、無意識に首を曲げたり腰を曲げたりするようになり、頚椎や腰椎に異常を生じてしまいます。

こうならないためには、左右の複数の歯を同時に削って、全体を低くしてバランスをとるようにしなければなりません。そのためには、時間をかけて少しずつ削って均等に歯が接触するようにしなければなりません。

これを保険でやろうとすると赤字になってしまいますから、やるとしたら自費で数千円から数万円程度かかると思います。しかし、そうするともう一つ別の問題が生じます。

噛み合わせを低くすると、筋肉の前後的なバランスが代わるので、身体がこれを補整しようとして、首や腰を曲げるようになり、首の痛みや腰痛、腕の痺れなどを生じることになるかもしれません。

つまり、お金をかけたのにもっと悪くなってしまうかもしれないのです。しかもこうなってしまった場合に、元と同じか見合わせに戻すことができればよいのですが、口の中は髪の毛が一本は言ってもすぐわかるくらいに敏感です。髪の毛一本ほどの違いもなく、元と全く同じ噛み合わせに戻すことは不可能です。ですから、噛み合わせを低くして、腰痛や手足のしびれといった異常が生じた場合に、これを治療するのは極めて困難です。

そういう状態なので、噛みあわせを低くしても、異常を絶対生じないという確信が得られない限り、歯科医師は治療をしません。




どうしても、ということでしたら、
「かみ合わせに詳しい歯科医師に治療してもらうのがよいでしょう。」
と言うのは簡単ですが、「かみ合わせに詳しい歯科医師」がどこにいるのかをお教えしないとアドバイスとしては役に立ちませんよね。

そして、これが難しいのです。「自分はかみ合わせに詳しい」と思っている歯科医師は時々いますが、自分でそう思っているだけで、じつはあまり詳しくなかったりします。
（本人はそう信じているのであって、ウソをついているわけではないのです）

本当にかみ合わせに詳しい歯科医師を見つける方法をわたしは提示できません。次善の策として、大学病院を受診することをお薦めします。大学病院であればそれなりに詳しい歯科医師がいるはずですから。

この回答へのお礼

大変詳しく、分かりやすいご回答感謝いたします。

顎関節になる、と聞いたことはあったのですが、もっと色々と体調に出てくると伺い、これは慎重にしなければと思いました。

ただ、堅いものを咬んだりすると痛むので、治療はしてもらおうと思っています。

かみ合わせに詳しい歯科医師は、大学病院ですね。

思ったよりも大変だということが分かりました。ありがとうございました。

お礼日時：2009/09/29 09:38

No.3 回答者： remonpakira 回答日時： 2009/09/28 23:48

咬合を下げるのは、簡単に削るだけではなくバランスをとりながら

行わなくてはならず非常に困難です。
年単位でかかる場合もあり、当然保険ではペイしませんし
また成功するとも限りません。
あなたが気になっているところを少し削ると今度は他の場所がもっと気になり出します。
その繰り返しに陥りかねないので、咬合調整として手を出すのはとても困難です。

歯学部付属病院に矯正も視野に入れて
相談されてはいかがでしょうか。
正直一般開業医の手にあまる症例だと思います

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

咬み合せの調整は難しいのですね。

歯医者さん数件行きましたが、みな治療方針は様々（治療しない、というのも含めて）でしたが、大学病院のことは誰も教えてくれませんでした。

すべて地元の大学病院の出身の先生だったのに、紹介状とかいう話もしてもらえませんでした。

むやみには削れないというお話、よくわかりました。

教えてくださってありがとうございます。

お礼日時：2009/09/29 09:54

No.4 回答者： remonpakira 回答日時： 2009/09/29 13:06

補足ですが

口腔外科は、文字通り口の中の外科ですから、
口腔内の癌や顎の骨折、抜歯困難な親知らずなどの治療をする科であり

咬み合わせの治療の専門の科ではありません。

咬み合わせ専門だと大学により名称が変わりますが
だいたい補綴(ほてつ)科と呼ばれる科が担当になります。

また補綴科は歯学部付属病院にのみあり、医学部付属病院にはありませんので
注意されてください。
東京だとお茶の水の東京医科歯科大学(国立)、水道橋に東京歯科大学(私立)、飯田橋に日本歯科大学(私立)

大阪なら大阪大学(国立)、大阪歯科大学(私立)

などに歯学部付属病院があります

この回答への補足

とても参考になるご回答をいただいて感謝しております。
３名の方にご回答いただき、皆様とても参考になりました。ポイントは二人の方にしかつけられないため、悩んだ末回答をいただいた順につけさせていただきます。

でも、本当にありがとうございました。
単に銀歯を削るだけではないということがよくわかりました。

心からお礼申し上げます。

補足日時：2009/10/09 11:20

この回答へのお礼

くわしく教えてくださってありがとうございます。

大学病院へは通院したことがあります。
私が行ったところは、まず、診断科というところにいって、そこの先生が口腔外科や保存科にふりわける、といったシステムになっていました。診断科の先生に話してみれば、患者も振り分け先を選ぶことができるのか、ちょっとわからないですが・・。

大学病院は平日しか受け付けていないので、むずかしい治療で長期の治療になりもしかして年単位にもなるとすると、始めるのは大変そうです。

個人病院では歯の移植で有名な先生はいらっしゃるのですが、咬み合せ治療に詳しい先生なんて聞いたことがないし・・。

ただ、銀歯を削っての様々なあとからでてくる総合的な症状を考えると、たしかに個人病院では自費治療保険治療関係なく無理なのかもしれないし、困ったものです。

お礼日時：2009/10/03 09:29