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バンクーバー五輪、男子のSPが終わりましたね。
ロシアのF・プルシェンコ選手が、現在トップに立っています。

90.85点という高得点ですが、ジャンプ以外、それほど大したことをやっているようには見えません。
軽々とやっているように見えることが、彼のすごさなのかもしれませんが…
スピンやステップなどは、高橋選手やライサチェック選手、ランビエール選手の方が上手ですし、表現力も同様に思えます。
(不快に思われる方がいらしたらすみません)

何故、プルシェンコ選手は高得点が出るのでしょうか?
ジャンプで得点を稼いでいるのか、それとも、やはり総合力が上回っているのでしょうか。
皆様の主観でも構いませんので、教えてください。
フリー演技が終わって結果が出るまでは締め切りませんので、そのご感想でもよろしいです。

ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ジャッジの結果が全てだと思います。


最初の方が書かれているURLを見てみるとよくわかると思います。

高橋選手と比較しますと、
プルシェンコ選手は
Executed Elements(技術点)の基礎点が44.10
GOE(出来栄えによる評価)が7.00で合計で51.10
Factored Program Components(芸術点)は39.75
高橋選手は
Executed Elements(技術点)の基礎点が40.40
GOE(出来栄えによる評価)が8.50で合計で48.90
Factored Program Components(芸術点)は41.35
です。

つまりジャッジによる比較としては、芸術性とその技1つ1つの出来栄え(完成度)は高橋が上、難度の高い技を成功させたのはプルシェンコとなります。
その合計した結果、プルシェンコの方が上だったということです。

4T-3Tは基礎点にして13.80もの点があります。
それに対して高橋が行った3F-3Tは9.50しかありません。
これだけで、4.30点もの差があるということです。
プルシェンコはストレートラインステップがレベル3で高橋が4だったために、多少詰めてはいますが、やはりその差は大きかったということです。

>ジャンプで得点を稼いでいるのか、それとも、やはり総合力が上回っているのでしょうか。
質問への回答としては、「ジャンプで得点を稼いでいるから、総合力で上回っている」となります。

個人的には今回の結果は妥当だと思います。
ランピエール選手はジャンプを失敗していますから、あの順位は当然です。

ただ、個人的な印象としては、プルシェンコはなんで帰ってきたの?という気がしました。
ジャンプに関しては昔を取り戻してきているけど、ステップ、スピンなどその他は全然ダメ。
そのジャンプにしても4年前ほどではないですし、特に進化は見られず正直、4年間何をやっていたんだろうという気がします。
きっちりと得点は稼いでいたけど、それだけって感じです。
それが芸術点にもあらわれてました。

逆にランピエールに関しては2年間のプロ生活でより芸術性を増した素晴らしい演技だと思いました。
あの芸術点の高さは圧巻ですし、失敗してても素晴らしい思えた演技だったのは彼1人だけです。
ただ、4回転失敗はやっぱりブランクの影響かなぁ、トリプルアクセルは現役バリバリの頃から苦手でしたし、仕方ないかなぁと…
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この回答へのお礼

詳しく丁寧に教えて頂きましたので、よくわかりました。
皆さん、とてもお詳しいので、ここで質問して本当に良かったです。
感謝、感激です!ありがとうございます。

プルシェンコ選手の4T-3T、高橋が行った3F-3T、これだけでも点差が大きいものですね。
やはり4回転ジャンプをしないと、金メダルには手が届かないようですね。

>質問への回答としては、「ジャンプで得点を稼いでいるから、総合力で上回っている」となります。

確かにそうですね。
でも、納得できるような、できないような、複雑な思いです。
当然な結果であることはよくわかりましたが、プルシェンコ選手に対しては、spec17様と同じ意見です。
トリノ五輪で終わりにしてほしかったと思います。

>きっちりと得点は稼いでいたけど、それだけって感じです。
>それが芸術点にもあらわれてました。

まさにおっしゃるとおりだと思います。
プルシェンコ選手の演技は、まるで精密機械のように狂いがない、安心して観ていられる演技です。
それはそれで素晴らしいのですが、何度も繰り返して観たい演技か?と問われれば、もういいやと思います。
(ファンのかた、ごめんなさい)
その反対に、高橋選手やランビエール選手の演技は、何度も観たいと思います。

ランビエール選手、おっしゃるとおりですね。
彼の芸術性高い演技は、ますます深みを増したように思います。
ジャンプは仕方がないかもしれませんね。
ステップやスピンは安心して観ていられますが、以前から今ひとつ決まりませんでしたよね。
ご回答を頂きまして、ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/18 17:37

↓をご覧になると良くわかると思いますが、プルシェンコ選手のサーキュラー&ストレートラインステップの合計点は7.9、高橋選手は10.5で、高橋選手の方が上です。


ジャンプの合計得点を見ると、高橋選手は27.7、プルシェンコ選手は32で、プルシェンコ選手の点数と4.3の点差がついています。
また、演技構成点ですが、高橋選手は41.35、プルシェンコ選手は39.75で、ここでも高橋選手の方が上です。
プルシェンコ選手がSPでトップに立ったのは、4-3のコンビネーションを成功させた事が大きかったと思います。

ランビエール選手はジャンプの失敗が痛かったです。
3アクセルは2アクセルになってしまい8.2点貰えるはずが3.5です。
4-3の予定だったコンビネーションジャンプも4-2になり、しかもそこから減点されています。また3フリップもあまり加点が付いていません。演技構成点はこの3人の中では一番高いですが。
フィギュアは競技である以上、たとえ演技構成点が高くてもジャンプを成功させなければ点は出ないという事だと思います。

また、プルシェンコ選手は、ジャッジに対するアピール力も優れていると思いますし、観客を引き込むオーラのようなものもあると思います。

昨年のロシア杯を見る限り、プルシェンコ選手のSPはたいした事ないと思ってしまいました。しかしフリーは違いました。今回もフリーは渾身の演技をすると思います。
高橋選手は4回転を成功させれば金の可能性もあります。
頑張って欲しいですね!

参考URL:http://www.vancouver2010.com/olympic-figure-skat …

この回答への補足

質問文にF・プルシェンコ選手と書きましたが、
Evgeniなので、E・プルシェンコ選手でした。すみません。

補足日時:2010/02/19 19:00
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この回答へのお礼

公式サイトがあって、こんなに詳しく載っているのですね。
教えて頂いてありがとうございます。
その上、わかりやすい解説までしてくださって、何とお礼を申し上げたら良いのでしょう。
本当に、質問者冥利に尽きます!
主観でも構いませんなどと言いまして、お恥ずかしい限りです。

プルシェンコ選手がトップに立ったのは、4-3のコンビネーションジャンプの成功によるのですね。
それにしても高橋選手、演技構成点やステップの点がプルシェンコ選手より上だとは、本当にすごいですよね。
ランビエール選手の演技も好きで応援しているのですが、おっしゃるとおり、ジャンプの失敗が残念でした。

>フィギュアは競技である以上、たとえ演技構成点が高くてもジャンプを成功させなければ点は出ないという事だと思います。

なるほど。よくわかりました。
何としてもジャンプを成功させなければ金メダルは取れませんね。
プルシェンコ選手、堂々としていて、まさに王者の風格があります。
高橋選手は4回転ジャンプ成功!で、プルシェンコ選手のオーラを吹き飛ばしてほしいです。
ますます明日が楽しみになってきました。

ご回答を頂きまして、ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/18 16:22

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