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木造軸組工法の耐力壁について、いくつか教えて頂きたい事があります。

1、構造用合板を使った耐力壁は、幅が最低600mm必要だと質問の中で見つけましたが、
  これは何かにはっきりと記載されているものなのでしょうか?
  軸組工法だと最低900mm必要という文章もありました。

2、筋交いを使った耐力壁は、最低900mm必要ということですが、
  以前、柱の1/3の幅(例えば2500mmの柱であれば、833mmまでOK)
  まで耐力壁とみなす、というのを教えてもらったことがあるのですが、
  これは間違っているのでしょうか?
  同じく、この事も何かに記載されていますか?

以上、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

木造軸組工法の耐力壁については、「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2008年版)」をご覧下さい。


http://www.howtec.or.jp/joho/syoroku/syoroku202. …


P60の解説欄には

1、構造用合板を使った耐力壁の前提条件は、L≧60センチ且つH/L≦5

2、筋交いを使った耐力壁の前提条件は、L≧90センチ且つH/L≦3.5

ですから、面材で、60センチ以下、筋交いで90センチ以下は、耐力壁として算定出来ません。

>以前、柱の1/3の幅(例えば2500mmの柱であれば、833mmまでOK)
2008年12月以降、90センチ以下の筋交いは、算定出来ません。

参考URL:http://www.howtec.or.jp/joho/syoroku/syoroku202. …
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この回答へのお礼

明確なご回答のおかげで、とてもすっきりしました。
わりと最近決まった事なのですね。
教えて頂いた本探してみます。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2010/06/24 16:45

W900未満は筋違いの効果は認められていません。

構造用合板は、種類が多いので、各メーカーが国土交通大臣の認可をうけて販売をしていますので、その数値はメーカーのカタログを参照してください。
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建築基準法施行令第46条の構造耐力上必要な軸組関係では、昭和時代の通達で書いていた記憶があります。


通達番号は、とっくに忘れてしまいましたが・・・
現在、一般的に構造用合板を使った耐力壁長さは、幅が最低600mm、筋交いを使った耐力壁長さは、最低900mmが常識みたいになっています。

建築基準法施行令第46条を用いない場合は、構造計算により暴風時・地震時の負担荷重や応力計算をし、耐力壁の設計計算した後、偏心率計算して安全を確かめる事となります。
この場合、耐力壁の構造により耐力壁長さ450mmでも有効になる事もあります。
上記計算は、施行令第46条の軸組計算より複雑で面倒な計算となります。

どちらの計算で行うかは、設計者の裁量ですね。

ご参考まで
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この回答へのお礼

早々のご回答、感謝いたします。
構造計算によっては、450mmでも有効になる事もあるのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/24 16:40

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