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肝機能について教えてください。

健康診断で毎回、肝機能検査の数値に要検査の指導を受けます。

最近の数値は AST 76 ALT 119 γ-GT 102 です。ここ数年はあまり変動はありません。

肝炎の検査は受診しましたが、問題はありませんでした。

身長 163cm 体重 71キロ  脂肪肝の診断履歴あり  飲酒・喫煙歴 なし

質問(1) このまま放置しておくと、肝臓がんとか肝硬変とか大変な病気に進行しますか?
質問(2) 肝機能の数値を下げるには、薬での治療になるのでしょうか
質問(3) やせる事によって、数値は正常に戻りますか?
質問(4) 飲酒していないのに、γーGTが高いのはなぜでしょう

以上 よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (1件)

脂肪肝にいたる原因に問題があります。

なんの理由もなく体が間違えて勝手に脂肪を肝臓に溜め込むことはしません。脂肪は高エネルギーな脂質ですが、体の組織が壊れたときにその修復のために使われるものです。
アルコールに限らずストレスで交感神経緊張状態になると顆粒球による肝細胞の破壊が必ず引きおこされます。破壊された肝臓の組織修復、再生のためにはエネルギーが必要になりますので、普段は皮下に溜めておいた脂肪を肝臓に移すようになります。これが脂肪肝です。
これでお分かりのように、脂肪肝の原因になる肝細胞の破壊が多いために数値が高くなってるのです。

沈黙の臓器といわれる肝臓は肝細胞の破壊を示すことで体みずからが質問者さんに、ストレスに気をつけろと警告を発しています。
薬物も飲み過ぎると肝臓がやられますが、睡眠不足、休養不足、長時間労働、過重労働など、要はまじめに働き過ぎ、頑張り過ぎてもそれが強いストレスとなって肝臓にも影響します。
ストレスは実は肝臓だけでなく全身にその影響は及んでいます。どこがおかしくなっても不思議ではありません。

ストレスは強くなるとエネルギー消費の体調を強めますので食べる量が増えてきます。必要があって食べるのですから今のままの状態で食事制限はストレスとなってかえってマイナスです。

もともと恒温動物は皮下に脂肪を蓄えますが、ストレスなど緊急事態になると皮下から肝臓に脂肪を移すようになります。脂肪肝が悪いのではなく脂肪肝にする原因に問題ありです。

脂肪肝は今までの生活にその原因がありますので、この体からの警告をきっかけとして生活を振り返る必要があります。本人に自覚がないとしても明らかにストレスが適応力を超えたために数値が上昇してるのですから、あまりまじめに頑張り過ぎないようにすることがが治療です。出きるだけ心や体の疲労を癒し、溜めないようにしてください。
肝細胞の破壊が減れば数値が下がるのは当然ですがそれにともなって脂肪肝も解消されることになります。ストレスが減れば精神も安定し過食になることも少なくなって減量にも繋がります。
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この回答へのお礼

つたない文章にも、丁寧にご回答下さり感謝いたしております。
自分の生活スタイルを見直し、ストレス要因の排除を心がけます。
やっぱりストレス太りってあるんですね。・・・・

ありがとうございました。

お礼日時:2010/06/29 08:57

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