短歌でプロポーズの返事をしたいのですが…

短歌でプロポーズの返事をしたいのですが…

先日、同棲中の恋人からプロポーズを受けました。
「あなたをお嫁さんにしたいと思う。ウンヌンカンヌン…」
といった内容のシンプルな手紙を頂いたのですが、
文面の最後に、
―　瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢わむとぞ思ふ　―
という崇徳院の和歌が添えられておりました。

本来のこの文章の意味は「離れ離れになってもいつか一緒に」的な
ことだったので、どういう意味かと、問いただすと、
丁度、彼が今の仕事を辞め、独立したタイミングだったこともあり、
「どんな障害（岩）があっても、乗り越え、必ず一緒になろう」という意味だ と答えてくれました。

普段、こういう事をしない人なのでとても嬉しく思いました。

具体的な結婚の話はもう両家も交えて進めているのですが、
きちんとしたお返事を、手紙で、何か和歌を添えて送りたいと考えております。

そこで、何か「瀬をはやみ～」の返答として、相応しい和歌をご存知でしたら教えていただけませんか？
有名、無名、回答者様の創作etc...なんでも構いません。
意味も一緒に教えていただければ、と思います。

彼を支え、一緒に生きたいという気持ちを感じられるようなものであると良いのですが…。

また、来年、秋の京都で結婚式をする運びとなりましたので、
出来れば、京都、紅葉、秋、結ぶ、、、などのキーワードを匂わせるものであればなお嬉しいです。
よろしくお願いします。

No.3 ベストアンサー 回答者： cyototu 回答日時： 2010/08/11 19:49

＃２です。

返歌はやはりご自分で詠むのが心髄です。借り物でない自分の心が出るからです。ですから私は貴方ご自身が詠んだこの歌の方が良いと思います。「錦織なむ」で紅葉を織り込んだ所は上手ですね。

ただし「われて解けし」は、「われてほどけし」と平仮名で書いた方が「われてとけし」と字足らずで読まれないで良いと思いました。

元歌は、どこの馬の骨だか判らないcyototuが詠んだので詠み人知らずとしておきました。だからご自由に改善して下さい。

独り身の終（つい）の初春喜ばや　きな粉よもぎの甘き焼きもち

来年最後の独身の春、甘～～～いものいっぱい食べてね。

この回答へのお礼

cyototuさんが詠まれたうただったんですね。
わー！ありがとうございました！お借りさせて頂きます。

たしかに「解けて」だと、たしかに「とけて」と読まれて、
雪解け？みたいな余分なイメージが出てきちゃってますね…。
アドバイス、ありがとうございました！
なおしして、こちらを送ろうと思います。

>独り身の終（つい）の初春喜ばや　きな粉よもぎの甘き焼きもち
これまた素敵なうたをありがとうございます！

山笑い　団子を前に　顔ゆるみ　腹もゆるみて　彼に笑われ

お粗末さまでした。

お礼日時：2010/08/12 13:05

No.4 回答者： kadowaki 回答日時： 2010/08/12 00:25

滝川をせく大岩のことごとくわれ砕かんと君の誓へり

この回答へのお礼

ありがとうございます。力強くて頼もしいうた！
背伸びしない、等身大のこういう歌も素直で良いのかもしれませんね！
綿帽子の花嫁が、バコーン！！と大岩を砕くところを想像して
少しだけ「ふふっ」と笑ってしまいました。
でも、とても情熱的で素敵なうただと思います！
ありがとうございました！

お礼日時：2010/08/12 13:10

No.2 回答者： cyototu 回答日時： 2010/08/11 17:04

滝川のわれて砕けし水なれど　結びて伴に虹を架けなむ

滝川で一旦砕けた水でさえ伴に結び合ってに虹を画き出します。私達もそのように二人で伴に人生の虹を架けましょう。詠み人知らず。

この回答への補足

「瀬をはやみ～」へのお返事としては、
言葉の掛かり方や、結びの部分など、
「うまい！」と膝を打つ出来ですね！
ありがとうございます！

ちなみに、
滝川のわれて解けし水なれど　結びて伴に　錦織なむ
＜たきがわの　われてほどけしみずなれど　むすびてともに　にしきおりなむ＞

とかに改変したら変でしょうか…？
川に錦　で、紅葉を想像できて、良いかな、とふと思ったのですが、
古文に関して無知なものでして、文法がおかしかったりしないでしょうか？
よみ人しらずということでしたが、改変などは、やはり辞めておいたほうが良いでしょうか…？

補足日時：2010/08/11 17:50

この回答へのお礼

素敵なうたをありがとうございました！
こちらのうたをお借りして、自分で少し考えてみようと思います。

お礼日時：2010/08/12 12:49

No.1 回答者： toko0503 回答日時： 2010/08/11 15:27

同じ「百人一首」の中から

「君がため 惜しからざりし命さえ 長くもがなと思いけるかな」

あたりはどうでしょう？

＜あなたのためなら、捨てても惜しくないと思っていた命だけれど、
やっぱりいつまでも生きていて 長くあなたに逢っていたい＞

この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
いがいと恋の成就の喜びの歌って少ないですよね。
情熱的で、素直な良いうただと思います。

お礼日時：2010/08/11 15:52