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アイデンティティ拡散症候群という、
青年期にアイデンティティの確立に失敗すると起きる特徴的な障害について、

(1) 人生の目標や計画を主体的に形成できない
(2) 時間感覚が希薄になり、重要な決定を先延ばししてしまう
(3) 何事も可能であるような気がするが、何事も可能性のまま終わってしまう
(4) 特定の集団やグループに属して自分の役割を果たせない
(5) 職業選択や結婚など人生の重大事に際して自己決定ができない

などがあるようですが、どれも身震いしてしまうような内容です。

そこで質問です。
I.
(2)の時間感覚が希薄になり、というのはどういう意味でしょうか。
具体的な例を持って教えてください。

II.
以上のようにアイデンティティの確立に失敗してしまった人はその後どのような人生を歩むのでしょうか。一概には言えないと思いますが、これも例で示して下さいますと助かります。

III.
青年期にアイデンティティの確立に失敗した人が、その後の人生でアイデンティティの確立に成功することはありますか?その際、どのようなことを心懸けたら上手くいくのでしょうか。

(自分がアイデンティティの確立に失敗してしまったような気がするので質問させていただきました。)

A 回答 (1件)

この事は、宗教と密接に関係しています。

その前に人間の心と、脳の関係を書いて見ますので、参考になれば幸いです。

人間の心(意識)は簡単に言うならば、二つ在ります。一つは感情を感じる側の意識『自我意識』です。もう一つは感情を湧かせる者としている働いている意識です。この事を明快に論文として実験結果を、世界に発表した人が過去に存在しています。そうしてノーベル賞まで貰った人ですので、その実績をまとめたものを、参考までに載せておきます。

”ロジャースペリー 分離脳
ノーベル賞受賞者
受賞年:1981年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:大脳半球の機能分化に関する研究


ノーベル賞の受賞理由となった業績として分離脳研究がある。てんかん治療の目的で半球間の信号伝達を行っている脳梁を切断した患者に、片方の脳半球に依存することが知られている作業を行ってもらい、二つの脳半球が『それぞれ独立した意識』を持っていることを実証した。”

この左右の脳に『それぞれ独立した意識』を持っていることを実証した。』と云う事に注目して下さい。今から29年も前の研究ですが、この事がアイデンティティの確立に関係しています。

人間には二つの意識が在りながら、一つしか意識が無いと思っています。この事と、宗教と、精神疾患や、心を病むと云う事が関係しています。

今の時代は『心が苦しくなった時』精神科医の元を訪れています。精神科医が存在しない時代には、宗教家の元を訪れていた筈です。

心が苦しくなる事には様々な症状が在りますが、その根本原因は同じです。その根本原因を書いて見ます。

始めに結論を書いて、それから、説明していきたいと思います。左脳の機能は『言葉』で出来ています。この言葉を持った時から人間の苦しみが始まったと言っても過言ではありません。何故ならば『右脳の意識』は言葉を持っていないからです。それでも毎日左右の脳は脳梁を通して絶えず情報交換をしているからです。

言葉で言い表せる事には限界が在ります、言葉は自らの力で限界を作って、その言葉で考える事によって、或いは言葉そのもの力で自ずから有限の世界に閉じこもってしまうからです。左脳の機能は物事を分別して考える機能から成り立っているからです。

従って左脳の機能から言うならば、有限の世界の中で、閉じ込められたと云う感覚になってしまいがちと言う意味になります。

処が右脳の機能は、割切れないもので出来ています。割切れないものを、『無限』と言っています。無限で出来ている事とは、言葉を変えたなら、『永遠』で出来ていると云う事になります。人間の苦しみとは、有限と、永遠とのせめぎ合いという事になります。この事から二元論が始まって、終わる事の無い様に見える『心の戦い』が始まっています。

この有限と永遠の戦いに終結をもたらすものが、宗教の力と云う事で、過去から今まで、宗教文化の発展として人類は後押しをしてきました。此処に宗教の存在価値が存在する訳です。その事はさて、置きまして、もう文字の制限がありますにので、簡単に書いておきます。

右脳の(意識)の機能を書いて見ます。赤ん坊が生まれた瞬間から命を働かせて生きています。この命そのものを働かせる機能です。呼吸でも、ホルモンの調節でも、心臓の速さでも、腸の働きでも、命を守って働かせる機能全部を受け持っています。

そうして更に、心も働かせています。赤ん坊は教えられなくとも既に、『安心も不安も恐怖と言うものも』既に知っています。この機能を司っている者が、右脳の意識という事になります。ですがこの者の存在は分らない様に仕組まれているようです。

何故ならば、その者は『無意識の中に』封印された形で存在しているからです。人間(自我意識)が思わない時に働いている者です。

その一端を書いてみます。スピードを出しすぎた時に『言葉に拠らない情報で教えます。』高い所に上がった時もです、鋭い刃物を見た時にもです、余りにも咄嗟の時は、自我意識では間に合わないと云う判断をして『自我意識』は思わないにも拘らず、体まで操作しています。『思わずに体が動く時』の事です。体自身が反応する時です。

精神疾患や、神経症や、自律神経失調症や、心身症等、検査をしても何処も悪くないにも拘らず、不調を訴える場合、今云った二つの意識が争っている場合です。深い悩みに苦しむ場合にも云えます。原因が分らないと思っていますが、簡単な原理からです。『心の矛盾』を生き難さとして受け取っています。

ですから、これ等の問題を解決する事は、人間の心の成り立ちが分ってしまうなら、簡単なことと云えます。どうするのかと云うと、自我意識の機能には出来ない事を了解するだけです。

脳の機能から云って出来ないとは、無意識に任せる事です。

この回答への補足

表面的な事象に目を向けていましたが、ご回答頂きました内容を見て、根本的な原理に触れたような思いがします。もっとこの分野を知りたく思うのですが、初心者向けにはどのような本をお勧めされるでしょうか。お手数ですが、よろしくお願いします。

補足日時:2010/09/20 16:50
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