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住宅の基礎の根入れ深さについて

 現在、擁壁で造成した更地に木造2階建ての住居を新築工事中
です。

 基礎工事の開始を数日後にひかえ、ふと何気に図面を見ていて
気がついたのですがベタ基礎(地盤調査の結果は良好なので地盤
改良等は無しです)の根入れ深さが設定GLから250mmと書いて
ありるのですがよくよく考えると現状のGLからだと50mmしか入
っていない事がはじめて分かりました。
(ちなみにベタ基礎の下は石を敷くみたいです)

 ハウスメーカーに確認をしてみると現状のGLからは確かに50mm
しか入らないのですが後で基礎工事の際に掘削した土を現状GLから
200mm埋め戻しして、最終的な根入れ深さは50mm+200mm=250mmと
なり建築基準である120mmは十分クリアしていますので大丈夫ですと
の事でした。

 また、コンクリート擁壁より盛り上がった200mm分は擁壁沿いに
100mm厚のコンクリートブロックを土留めとしてアンカー施工するので
土も擁壁から流れ出す事もありませんので問題ないですとの事でしたが
正直それで本当に大丈夫なのかどうかが心配でなりません。

 確かに最終的には根入れ深さは120mm以上(凍結深度はまだ未確認です)
ありますが一度掘削した土を現状GLから埋め戻して天圧した所で地震の
横揺れや激しい台風などでも基礎が横にずれたりしないものなのでしょうか。

 また、その埋め戻した土の土留めで使用した100mm厚のコンクリートブロ
ックで基礎の横ずれや土の流れ防止用として使用して激しい地震や台風等の
際に不具合などは生じないものなのでしょうか。


 もう少しで基礎工事が始まってしまうのですが、これで本当に問題がない
のかどうかが素人の私にはよく分かりません。

 ただ、これで建築許可もおりているので私の取り越し苦労かもしれませんが、
せっかく建てる新居なのでこの先地震や台風がくるたびにビクビクせず安心し
て過ごすためにも、誰か詳しい人がいたらどうか教えていただけませんでしょ
うか。

 何卒よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

1.>ハウスメーカーに確認をしてみると現状のGLからは確かに50mmしか入らないのですが後で基礎工事の際に掘削した土を現状GLから200mm埋め戻しして、最終的な根入れ深さは50mm+200mm=250mmとなり建築基準である120mmは十分クリアしていますので大丈夫ですとの事でした。



回答
1.設計図はGLマイナス250mmですね。先でも、あとでも、この埋め戻しされた土砂の強度が地盤強度と同じように確保(転圧、地盤改良)されることが必須の条件ですね。同等に施工されたことが証明(載荷試験実施)されれば問題はないですね。
なぜならば、設計で地盤改良なしでの良好な地盤との条件ですからね。故に埋めた土も同じ強度を確保する必要がありますね。是非このことを、この工事の設計士、設計事務所設計士、品質管理者に文書で質問、文書で回答を得てください。

2>また、コンクリート擁壁より盛り上がった200mm分は擁壁沿いに100mm厚のコンクリートブロックを土留めとしてアンカー施工するので土も擁壁から流れ出す事もありませんので問題ないですとの事でしたが正直それで本当に大丈夫なのかどうかが心配でなりません。その埋め戻した土の土留めで使用した100mm厚のコンクリートブロックで基礎の横ずれや土の流れ防止用として使用して激しい地震や台風等の際に不具合などは生じないものなのでしょうか。

回答2
ここに問題があり、設計士に文書確認の必要があります。
1)既存の壁(コンクリート擁壁)は、貴方の敷地内、貴方の所有ですか。確認ください。通常は壁の下側が境界ですが?
2)既存の壁の高さをブロックで200mm嵩上げするわけですが、この壁の変更は今回の確認申請の対象になっているでしょうか。通常条例にもよりますが2m以上であれば、変更には申請許可が必須です。
3)問題は、この壁が200mmプラスの土砂に対して強度計算をされているかどうか確認ください。家の基礎高さを関連づけした横断面図でその計算が適正か?ごまかしになっていないか。別途、第三者監理の方にチェックしてもらってください。強度計算でOkであれば新築の家の基礎部分の地盤の崩壊、移動、壁の転等等は問題なしですね。
4)問題の追加で、200mm上がった壁自体の強度チェック(壊れないか)です。ブロック(アンカー固定の強度チェック計算含む)強度の確認も必要ですね。ブロックはコンクリートとの耐久性に問題があり、本来ならばコンクリートで嵩上げ(樹脂アンカー施工)を施工すべきです。(無論10年は問題はないですが)

3.>基礎の横ずれや土の流れ防止用として使用して激しい地震や台風等の際に不具合などは生じないものなのでしょうか。
回答3
埋めた土砂、壁の嵩上げ、に対して大雨などについてですが、上記の埋め戻しの適正な品質管理、確保、文書での報告確認、段差(上と下)に対する強度計算の確認、壁の強度計算確認を行い、文書で回答を得て残すことです。無論、自身に対する計算において確保されていなければなりませんね。
次に。雨に対しては、設備衛生工事の設計、雨水樋、排水管、排水溝、排水管、排水桝の適正な設計と世故運も確保です。水が溜まるようでは不可です。又既存の壁+200のブロック(コンクリート壁)の裏込め排水管の適正な配置と施工です。
要は、表面水、地盤に浸透した水の適正な処理が行なわれる設計、施工で、安全、安心が確保されます。
十分に、設計士、設計者、品質管理者、第三者監理の方に質問、納得が行くまで、なぜ、なぜ問答で確認ください。逃げるのは技術者でないですね。とことん確認してください。技術者は、素人に対して、インフォームドコンセント(説明責任、納得を得る責任義務)義務があります。メーカもCSR、行動規範、社会規範を掲げて専門企業として社会に受け入れられていますね。よく理解して旨くやってください。
「住宅の基礎の根入れ深さについて」の回答画像5
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この回答へのお礼

 イラストまで載せて頂き丁寧なご回答ありがとうございました。
敷地境界線は確かにおっしゃるとおりコンクリート擁壁の下です。

 やはりコンクリートブロックも擁壁の一部として土をしっかりと
受け止めるための強度が必要とされるのですね。

 私の中でいままでコンクリートブロックはただの塀という認識しか
なかったのでそこに土を盛ると聞いてかなり心配でしたがやはりそう
だったんですね。

 確かにただ大丈夫といった漠然とした回答だけでなく、ちゃんと
技術的な根拠をしっかりと確認してから判断したいと思います。

 どうもありがとうございました。




 

お礼日時:2010/09/23 23:20

盛り土をする際に、転圧を充分にして、地盤を固めれば問題ないと思いますよ。

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先に専門家に聞いてからのほうがいいよ。


先にメーカに聞いて「ああそうですか」
なんてやるとさっき承諾したんじゃないか・・ということにもなるし

法律クリアするなら最初から設計をしないでしょう。
上にたちあがればもうどうにも出来ないしね。
早めに相談して情報収集してください。
写真は必ず撮ること
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この回答へのお礼

 アドバイスどうもありがとうございます。
 
 そうですね、メーカーの説明を聞く前に専門家へ相談をしてみたいと思います。
いろいろ調べてみるとメールの無料相談をやっている所があったので、相談してみて
今までご回答して下さった貴重なアドバイスもふまえ総合的に判断したいと
思います。

 やはり自分の家は自分で守るしかないですよね。

 私もただ知らないだけでは終わらさずに色々な方から教わり正しい知識を身に
つけた上でメーカーの説明を伺おうかと思います。

 どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/09/23 12:41

まず写真をとりましょうか、サイズがわかるようにメージャーをつけて


そして専門家に相談してください。立ち上がりがどうなるのか。その他やはり設計図をみないといけない

築基準である120mmは十分クリアしていますので大丈夫ですとの事でした。

なんておかしいよね
上に立てるものを計算して土台を作るんだから 素人なので・・
それなら何故最初から120ミリにしないんだ・・・
それで計算してコンクリも金払ってるわけでしょう・・

少なくとも金返せといいたくなるね。


http://okwave.jp/qa/q2762394.html
http://higasi.org/spec/kiso/index.html

設計さんが何か理由があるからそういう設計をしたんだよ
後は専門家に相談ですね・・
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。
私もまったくの素人なんで、少ししか掘らずに後からしっかり盛ると
いう方法は素人目からみてコストを重視するのもいいけど肝心な
安全性の方は大丈夫なんだろうかって心配になりました。

 この方法にした理由は施工コストを削減するため(掘削する手間
と残土の処分費の削減)みたいなので、私としては多少の費用は
かかっても肝心な安全性を犠牲にしたくないし、かといって安全か
どうかの判断が素人の私にはさっぱり分からないし困っていました。

 ほんと知らないっていうのはいけないですね。

 いろいろな方のアドバイスを参考にさせて頂きメーカーと納得が
いくまで説明を伺いたいたいと思います。

 リンクもとても参考になろました。
 どうもありがとうございました。 

お礼日時:2010/09/23 10:56

地震の横揺れや激しい台風などでも基礎が横にずれたりしないものなのでしょうか



台風では基礎は動きません。

以前大きな地震があったとき、多くの家を点検と修理をしたことがあります。
地震のために地面と基礎に横にゆれて隙間ができた家は非常に少なくまた最大で1cmありませんでした。
いまされている工事で心配ないです。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。

 そしてたくさんの経験に基づくアドバイス非常に参考になりました。

 そうなんですね専門の人からみたら大丈夫そうですね。

 どうしても基礎や地盤の事とかについては私みたいな素人では安全か
どうかの判断が出来ずに困っており、こういった経験豊かな人からの
アドバイスはとても助かります。

 どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/09/23 11:07

一言で言えば大丈夫!



力学的な説明は他の方にお願いするとして

まず、田んぼを埋立てた上に家を建てる方も沢山いますので
既存の地面を掘って建てるなら、大丈夫でしょう。

また、ブロックの土留めですが、20cm程度なら何もしなくても法面で大丈夫だと思います。
ですので、ブロックなら十分OKでしょう。

これぐらいのことなら心配しなくても大丈夫!
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

そうなんですね、私の取り越し苦労で本当によかったです。

もしこれで問題があるようだったらこの段階で変更をお願い
するにしても、どうすればいいんだろうと一人で悩んで
いました。

これで安心して基礎工事をむかえる事が出来ます。
本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2010/09/22 23:22

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