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太陽光発電システムを自宅に取り付けている方へ質問です。

太陽光発電システムの発電量ですが、瞬間最高というのは、何の何%くらいまで行くものなのでしょうか?

うちの場合、
単結晶6.0kW
パワコン5.5kW(オムロン)
なのですが、瞬間最高について聞いたら、営業の人は、南向きで屋根角度30度と条件がとても良いので、天候がベストならば、6.0kWを超える時もあるかもしれないとのことでした。

瞬間的にも、パワコンの定格出力を超えることがあるのでしょうか?

皆さんのお宅のシステムで、目撃した瞬間最高発電量を教えていただきたいと思います。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

各メーカーの瞬時出力で、高出力なのは、



パナソニックHIT230W/233W
シャープブラックソーラー190W
京セラエコノルーツタイプR186W/196W

の出力を良く見ているのですが、
やはり瞬時で比較的多いのはパナソニックHITです。
しかも、南東、南西の2面設置でもパネル容量と同じくらい出る場合があります。
#1の方も書かれている通り、11時頃が多いです。
季節は、1月から5月で、北風が吹いていてパネルが良く冷える時です。
陸屋根設置なら更に風が当たり効率が良いですから、年に何度かはピークに遭遇出来ますね。

特にパナソニックは、昨年秋頃に、国内でパネルが不足して、
欧州から船便で持ってきた(先行分は空輸だったそうで莫大な費用が掛かったとか・・・)分は、
パネルの公称最大出力が230Wなのに、
出力対比表(メーカーでの工場出荷検査時の出力)では240Wオーバーだった時があります。
その時に購入された方は、パネル容量以上、5%増しまでの出力を確認した事があります。

ただし、パワーコンディショナに対しては、低格の10%も上回る事は無いはずです。
直列枚数にもよるのでしょうが、電圧値が高い(=電流値が低い)場合に上振れます。
どんなに頑張っても、だいたい5%くらいが上限かと思います。
パナソニックで言えば、6直列、シャープなら1つの系統に12枚、13枚などなら良好ですね。

シャープの場合、例えば5.5kWのパワーコンディショナに対し、
真南で1.1~1.2倍、東西なら1.3倍までの容量のパネルが接続推奨されています。
例えば6.2kWのパネルに対し、5.5kWのパワーコンディショナが接続出来る訳です。
その際にだいたいは5.5kWで頭打ちですが、稀に5.7kWが瞬時で出ます。
パネルを多く付けた方が、低照度時にも安定した出力が出るので、
多めにつけるメリットはあります。

意外に驚くのが京セラです。多結晶なのにピーク出力は高いです。
シミュレーション数値も控えめなので、結構驚きますね。
セルとセルの間を5mmくらい隙間を取っているため、
その方が出力は高くなるそうです。
面積あたりの出力(モジュール変換効率)は下がるのですが、
製品としてはなかなか魅力のある商品です。
破綻したドイツのQセルズも同じ考えでしたね。

実際は、雪が多く積もる北国であれば、結構ピーク出力は出るようですよ。
AM1.5で1000W/平方メートル、25℃が公称最大出力の条件ですので、
気温が低ければその分、出力が高くなる確立は上がります。
http://unit.aist.go.jp/rcpvt/ci/about_pv/output/ …

書かれている5.5kWのパワーコンディショナで6kWのパネルの場合、
さすがに6kWは出ないと思います。
訪問販売に、東芝のパネルでも勧められているのではないですか?

誰の話を信じるかは自由ですが、何社か業者は検討した方が良いでしょう。
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瞬間最高発電量のみでしたら設置したパネルの容量を超える事もあります。


ソーラーパネルは個体差もありますが、瞬間的には最大発電容量の100%を超えますが、ある特定の条件があった時のあくまで一瞬だけです。
モニターにはある一定時間での最大発電量しか表示しないので、ほんの一瞬の最大発電は表示しません。

出力ならば通常の太陽光発電装置でしたらパワコンと組み合わせて使用しますので、発電分はパワコンで整流されてしまい、パワコンの出力容量に抑えられてしまいます。
つまり質問者さんの場合ですと、パネルの合計容量が6KWに対してパワコンが5.5KWですので、パネルは最大容量の6KWを発電する事もあるとしても、出力はあくまでパワコンの出力容量の5.5KWに抑えられます。

ただし設置容量が6KWだからといって、必ずしも発電の最大値が6KWになるわけではありません。
たとえいくら好条件が揃っても、モニターが設置容量の数字を出す事はないと思います。
通常は設置容量の5%~10%程度低い発電容量になるようです。

我が家ではパナソニックのHIT5KWですが、新築時にそのために屋根の向きや角度まで計算して設置していても、それからの1年半の間にモニターが表示した瞬間最大発電量は4.8KWです。
早朝や夕方の薄暗い時でも、雨や曇りで天気の悪い時でも、他社のシステムが発電を停止するような状況でも、我が家のシステムは0.5KW程度発電してるのが多いです。
瞬間的な最大発電量よりもこうした微妙な時の僅かな発電量の積み重ねが、太陽光発電システムとして非常に効果的にユーザーには返ってきます。
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この回答へのお礼

>パネルは最大容量の6KWを発電する事もあるとしても、出力はあくまでパワコンの出力容量の5.5KWに抑えられます。

やはり、そうですか。

瞬間最高発電量を比べるのは意味がないと思うのですが、ただ、工事がちゃんとできているか確認する上で一つのパロメーターになるかと思いまして、質問させていただきました。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/06 16:36

> 太陽光発電システムの発電量ですが、瞬間最高というのは、何の何%くらいまで行くものなのでしょうか?



私は、補助金の出た最初の年の平成7年に、最大出力3.2kWを取付けましたので、かれこれ17年です。
屋根形状は切妻で、屋根角度は30度の南面です。
太陽光発電を載せるため、新築の時わざわざ切妻にして、屋根材と発電パネル一体型にしています。

この状態で、最大瞬間発電の定格の3.2kwの発電は、4~6月の頃で、天気は雲ひとつない快晴で、前日あたりに雨が降って,空気が澄んでいる時です。そして、時刻は11時台のころです。

瞬間発電が定格出力まで出ると、屋根の発電パネルが急激に熱を持って、天気の状態等の条件が良くても、次第に発電効率が悪くなり、発電量が落ちてきます。
風が強ければ、発電パネルの熱を奪って、発電効率もあまり下がらないので、発電量の下がり方もゆるいです。
しかし、無風状態だと、発電効率がすぐ下がってしまって、発電量の下がり方も急激です。

したがって、午後1時頃からは、天気状態がいいのに、発電による発熱の為、発電効率が下がって定格出力の約7割前後(私の場合は、約2.5kWくらい)の発電量のままです。

また、夏場の太陽高度が高い時間帯に、雨が降って発電パネルの温度が低い時、雨が一時やんで、太陽が瞬間的に出ると、定格出力で発電することがあります。
しかし、太陽がすぐ隠れると、曇りの時の発電量の定格の1/3以下(私の場合は1kW以下)になってしまいます。

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、4~9月の天気のいい日は、パワーコンディショナーも、手が触れないくらいに熱くなっていますから、myself2you さんも、これから設置なら、パワコンは風通しのいい所へ取付けて下さい(見栄えよりも、パワコンの冷却が優先です)。
私は,パワコンを階段下の物置の中へ取付けたため、新築直後に発熱が心配になり、ハウスメーカに階段の踏上げに、風穴を開けてもらって空気の自然対流にしました。
しかし、これでも夏場の天気のいい日には、パワコンがとても熱くなる為、物置の扉を開けて、扉の前の廊下も風通しがよくなる様にしています。
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この回答へのお礼

なるほど、瞬間発電が定格出力まで出ることは出るのですね。
通常は、持続可能レベルでは、良い状態でも、定格出力の約7割前後ですか。

パワコンがそんなに熱くなるとは思いませんでした。
取り付け場所を考える必要がありますね。

丁寧な説明、ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/06 16:29

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