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9割が管理職で、従業員が数人しかいない会社って、会社として成り立つのかが不思議で、船頭多くして、船は山に登ると言いますが、実際のところどうなの?

メリットデメリット合わせて教えてください。お願いします。

A 回答 (4件)

外資系の会社の人と名刺交換すると面白いですよ。



どう見てもせいぜい営業課長ぐらいの仕事しかしていない相手が
Vice President
という肩書だったりします。

これを日本語直訳すれば副社長ですから驚くのですけど、マネジメント権限を与えられる人の「副」なんです。

日本人は、管理職や取締役についてちょっと勘違いがあると思いますよ。

下っ端をふみつけにして、利益は全部自分らでしゃぶりつくすような。
なんか、時代劇の「えちごや、おまえもわるだのホホホホホ」みたいなイメージがあるのではないかと思います。

会社は営業経営なんでそんなはずはないといっても聞く耳ないかもしれないので、説明しますね。

会社は、何かをすることで売上を上げて経費をひいた利益(儲け)をあげるものです。
その儲け(粗利)をみんなでわけあうのです。それが身もふたもない単純な説明です。

会社を支えるのは3種類いるのです。

ひとつの事業をするのにあたってすべてのリスクを引き受けて屋台骨を支える立場、これが取締役です。
給料ではなく報酬なので、儲からなければ報酬もゼロになるし、場合によっては自分の財産を投げださなければいけない。
何かをして売上を上げる行動のなかで、実際に動く人がそこに存在します。取締役自身も動くことはあるけど。
会社は粗利からそのひとたちに給料を払います。

実際に働く人に2種類ある。

まず従業員です。
これは、自分の時間を提供します。たとえば9時から18時まで現場にいることで、給料というものを会社から得ます。
その間に何をするかは各自別々ですが、たまたま何もすることがなくてもその時間は給料は支払われます。
何もすることがなくても、というのが不愉快だと感じないように実例をいうと店番なんかがそうです。
お客がいなくてもその時間は店にいなければいけない。その時も給料は払われます。

少々追加の仕事をしてもらいたいときは、さらに拘束を受け、そのかわり残業手当が支払われます。
そういう拘束はある意味でたいへんですから、ときどきは休んだりしてもいいですよ、というのが有給休暇です。
極端にいえば、会社に売上がなくても、損が出ていても給料は支払われます。
そういうとき、取締役は報酬が減っているかもしれません。

次に管理職です。これは従業員を効率的に動かすためにマネージする立場です。
やはり給料を得る立場です。報酬ではありませんから、会社の全体売上が落ちたりしても給料が減ったりすることはありません。
そのかわり、管理には責任がありますから、部下の作業を膨らませたりすることで余分な給料を得ることは許されません。
うまく管理して、部下に残業させないで済むような指示を工夫しなければいけない。
だから残業手当はつきません。
対外的なリスクは負担しないが、内部管理上の責任はもて、というのが管理職です。

だから、そこから考えて見てください。
ほとんどが取締役という会社はどういうことだと思いますか。
売上が落ち着かなくて、皆で屋台骨を支え合っているということです。
個人商店的というか、そういうところが思い浮かびます。
社長、奥様専務、息子常務、その妹監査役、みたいな感じです。そこに従業員が何名か勤めている感じかな。
和菓子店とか小さい商店は典型ですね。

ほとんどが管理職という会社はどういうことだと思いますか。
いまの話よりもうすこし大きいけど、残業手当だとかがむつかしいのですね。
それと、ラインが発生していないのです。
何か組み立てるとか、作るとか、販売するとか、そういうことがラインです。
何をどうするという仕事がはっきり発生していればそれは従業員のおこなうラインとなります。それがまだないのです。

ベンチャーといっていいでしょう。

そう考えて見た時、管理職ばかりの会社は、「化ける」可能性のある会社だといっていいでしょう。
事業がうまくいったらどんどん発展し、上場するかもしれません。
もちろん、うまくいかないリスクもありますけどね。

船頭多くして船山に登る、という言葉を思いつかれるのはおかしくないのですが、それはある程度歴史がある会社だったら言えるかもしれない。
しかしベンチャーというのは、荒波に小舟でいどんで「乗り切れ、乗り切れ、皆が力を合わせろ全員が船長だ」と叫びあっているところがあります。

よく相手の会社を調べて見てください。私が今いったどれかに当たるはずです。
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ウチの会社は10人しかいませんが全員、取締役です。

自分の報酬を決めるのも自分ですが責任を取るのも当然自分です。

会社としても十分成り立っていますよ。
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昔お付き合いした会社で、社員の大半が役員と部長と言う会社がありました。

ここは会社の規模は小さなものですが、大手メーカーの代理店でよい顧客を持っており、しっかり儲けている会社でした。でも社員を増やす必要がないのに、社員の年齢は上がるので仕方なく部長にしてきたと言う感じでした。
課長や部長の肩書きは管理職としては部下がいないと意味はないのですが、対外的に名刺の呼称としては意味がありますし、また永遠に平社員のままということもできないと言うような事情でそうなるのでしょう。

管理職になってもならなくても、会社によって年収はいろいろですから、これはその中に入らないと良いか悪いかはわからないですね。
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年俸制にして残業代払いたくないだけじゃないですか。

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