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今の時代、農業についてググったり
この質問サイトで就農についての質問を検索しても
ほとんどがネガティブな内容ですよね?
収入・生活面にしろ農業の今後にしろ、「厳しい」の一点張りが大多数です。

それはもう誰もが分かっていると思います。
厳しさの度合いというか、その内容などは地域や作物で大小があると思いますけど
「厳しい」のは誰もがそうだろうと思っているはずです。

「農業やこれからの就農はどうですか?」という質問で
しんどい・厳しい・先がない、などのネガティブ意見はもう見飽きました。
なんと言おうとそれが現実でしょう。ですがそれが現実だとしても
その中でもポジティブに新規就農を始めた方や
農業を続けられている方は多数いらっしゃるはずです。
どんな些細なことでも構いませんので
農業(業界全体も含め)や就農について前向き・明るいお話を聞いてみたいです。

A 回答 (11件中11~11件)

全国の農業の現場を取材している者です。



近年、国内の食料自給率を増加させようという動きがある中で、
TPPの問題など、矛盾していると感じる方が大多数ですが、
そんな中、国内においては、
以前は出荷先は農協という固定ルートで生産していた方達も、
作物の特産化、地産地消、生産者の顔が見える作物、etc...
様々な付加価値を付けて売り方に工夫する時代になっています。

また、海外に目を向け、
Made in Japanの安心安全な食料として、
輸出している農家も多数いらっしゃいます。

はっきり言って、今まで農家は国に守られてきました。
独自の出荷ルートも持たず、需要、供給など考えず、
作れば売れ、不作なら保証金が出る。
そんな時代が数十年続いてきた為、
現在のグローバル社会において、
世界と競合する力が皆無になっているのです。
(そうさせたのは、国と農協ですが)

しかし、いち早くそういった状況に危機感を持って取組まれている農家さん達は、
TPPは賛成と言っています。
なぜか。
それだけ市場が拡大出来るからです。

もし、私がこれから就農するなら、
アジア市場を視野にいれるでしょう。
そして、
温暖化の影響で値段が高騰傾向にある麦や大豆も
補助金目当てでなく、採算が取れる作物として生産していくでしょう。

メディアの論調は危機的状況を煽って楽しんでいます。
しかし、私は色々な農家の方と直接話をして、
日本の農業に未来はないとは思えません。
皆さん元気です。安心して下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
農業も今や個人(もしくは小規模な法人)でも
海外に積極的に市場を求めて出ていく時代になっているんですね。
「衰退の一途で厳しいかどうか」は臆さずに動けるかどうかですかね。

お礼日時:2012/10/30 19:58

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