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主権回復の日に関しての質問です。主権とはなんだとおもいますか?まだ、国家とは何だとおもいますか?また、主権回復の日に反対する人たちはどのような意見を持っているのでしょうか?

A 回答 (6件)

ここで言う主権とは日本国民の主権です。

終戦から1951年のサンフランシスコ講和条約まで6年間、日本の主権はアメリカ占領軍にあり、日本国民にはありませんでした。憲法も教育も行政も産業も何もかも、すべて占領軍のヘッドクォーター(GHQ)の言うがままに動かされました。その主権がこの日に日本国民の手に戻ったのです。

近代になって、国家とは国民国家を指す言葉になりました。それ以前は王族や貴族の私有地に過ぎませんでした。日本でも、中世の封建制時代はそうでした。日本が国民国家になったのは明治維新以後です。1945年から1951年までの6年間は国民国家とは言えませんでした。

当時、主に東大総長など左翼系の人たちが、当時の共産圏を入れた国々との全面講和を主張していました。サンフランシスコの講和条約が当時のソ連や中国のような共産主義国家を除いた西側陣営とだけで結ばれることに反対していました。しかし冷戦まっただ中でそんなことを言っていたら、いつまでたっても講和条約は結べず、国民に主権は戻らなかったでしょう。それで当時の吉田首相が西側との単独講和を決行し、主権が回復されたのです。彼らは60年もたった今になっても、そのことに反対しているのです。今頃そんなことを根に持っている左翼の人たちは、本当に日本人なのでしょうか。もしかしてどこかの国の工作員??
沖縄の人たちにも反対する人がいるようですが、これも中国などの影響を受けた左翼系の人たちでしょう。
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”主権とはなんだとおもいますか”


    ↑
主権には色々な意味があります。
1,国家の権力そのもの
2,対外的な最高独立性
 つまり自分の国のことは自分たちで決める権利があり、
 外国の意思には左右されない、ということです。
3,国家意思の最高決定権
 国民主権という場合はこの意味です。
 国家の意思は国民が決める、というのが
 国民主権です。

日本は米国に占領されていましたので、主権回復の
場合の「主権」とは上の1~3総てを含みます。

つまり、占領中、国家の権力は米国の手に握られて
いましたし、対外的な最高独立性もありません
でした。
国家の意思決定権も米国にありました。
現代憲法はこの占領下で造られましたので、少なくとも
国民主権に反していたことになります。


”国家とは何だとおもいますか”
    ↑
国土と国民があり、それを権力が統治している
という国家3要素説が通説です。


”主権回復の日に反対する人たちはどのような意見を持っているのでしょうか”
    ↑
多くは、左側の人達です。
彼らは、国家そのものを嫌う傾向があります。
特に日本における左派は、日本を憎悪しています。
日本など、滅亡して構わないと考えているひとが
多いのです。
これは冗談ではありません。
辻元清美ちゃんは、日本人の生命財産保護などに
興味は無いと発言して、問題になりました。
朝生などでも、時々、そういう発言が出ます。
世界の為なら、日本など滅んでもいいのでは
ないか。

そういう人達は、日本が豊かに強くなることを
嫌悪します。

沖縄人の場合は、この左派的考えにプラスして
あのとき、沖縄は米国領だったではないか。
沖縄の主権は回復されていなかったではないか、
という理屈が加わります。
そうなると、竹島、北方領土が回復しないと
主権回復の日にはならない訳ですが・・・。
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何もありません。


日本の反対運動の9割は、反対すること自体が目的で理由は後付です。
ここで質問がされてる時点で、反対する人たちが傾聴に値する意見は持ってないことの証です。
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>主権とはなんだとおもいますか?



まずは,辞典の定義を。

===以下引用===

「世界大百科事典 第2版の解説」
しゅけん【主権 sovereignty】

近代国家の基本的構成要素として,それに帰属させられてきた最高権力の概念。フランスの法学者J.ボーダンがその《国家論》(1576)において最初に用いたとされる。〈主権とは国家の絶対的かつ永続的権力である〉という彼の定義が示すように,主権は中世ヨーロッパの秩序を打ち破って領域国家を形成した絶対王政の自己主張として,多分に論争的な概念であった。すなわち,対外的には神聖ローマ帝国皇帝やとくにローマ教皇の普遍的権威に対抗する自立性の主張であるとともに,対内的には領域内の身分的,地域的,言語的,宗教的差異にかかわらぬ超越性の主張であった。


デジタル大辞泉の解説
しゅ‐けん 【主権】

1 国民および領土を統治する国家の権力。統治権。
2 国家が他国からの干渉を受けずに独自の意思決定を行う権利。国家主権。
3 国家の政治を最終的に決定する権利。「国民―」

http://kotobank.jp/word/%E4%B8%BB%E6%A8%A9

引用じゃないけど付け足し
ジャン・ボダンという人が〈主権とは国家の絶対的かつ永続的権力である〉と定義したのが,始まりだとされています。
===引用以上===


誤解を恐れず大胆にまとめると次の2つの意味が見えてきます。

1・国際関係上での国家と国家の関係

ある領域Aにおいて,そこにある土地及び住人へ何らかの権力を及ぼすことができるのは,A政府出あって,B政府やC政府ではないということ。
また同時に,A政府はB政府やC政府が権力を及ぼしている領域に関しては,それぞれに干渉することはできません。
これが,近代国家が領域国家と言われる所以です。

2・政府と国民との関係

ある政府(組織)が国民対して,何らかのルール(法律)でその行動を制限するということ。〈統治権〉
しかし,国家の最終的な判断は国民にあること(主権在民)
政府と国民は相互に依存しあっていると言えます。


>国家とは何だとおもいますか?

ある政府Aがそこにある土地及び住人へ何らかの権力を及ぼせる領域の事。(領域国家)
権力とは,他人を強制し服従させる力。(例・警察による違法行為の取締)


>主権回復の日に反対する人たちはどのような意見を持っているのでしょうか?

これは主に沖縄の人々です。
1952年4月28日はサンフランシスコ講和条約が発行した日です。
日本は戦争に負けた後,主権はなくなり連合軍(主にアメリカ)の支配下に入りました。
その後,戦後処理として色々行われた後に,やっと日本・アメリカを含む多国間においてサンフランシスコ講和条約を結び,4月28日に発行し主権が回復しました。
しかし,沖縄やいくつかの島はそのまま連合軍の支配下に残ったままとなりました。
この事に対し沖縄の人たちの中には,「トカゲの尻尾きりのように本土に捨てられた」という気持ちを抱いている人が少なからずいるそうです。
日本の一部であるはずの自分たち(沖縄)の主権は取り上げられたままであったことから,「屈辱の日」,「政府に捨てられた日」として記憶されているそうです。

後は,日本のナショナリズム化に危機感を抱いている人でしょうか。(私も含めて)
ナショナリズムというのは,ある一定量を超えると全体主義につながります。
全体主義では政府のやることになかなかノーが突きつけられない社会となります。
そうなると,もう為政者のやりたい放題ですね。
所謂ファシズム化・ナチス化です。
今回の式典は,なんだかナショナリズムを煽るようにしか見えませんでした。

ではでは、参考になれば幸いです。
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みなさんの回答の通りでしょうね。



 一言

 国家とは、国を家として視る。
 家の中で生活する状況が大きくなった意味が本来。

 即ち、家の中で決めた事、作業、その他生活習慣的に定まった権威というものかな。

 国家とは、そこに居る人達の全てが家族である、としたものですね。

 主権快復

 愚かにも、時代を逆戻りさせるに充分な思想、成長は有得ない。

 これでは、先が思いやられる。

 黙っているのは弱いとする愚かな低い知能の持主であろう。

 世界の人口は70億に達しようとしている、その中で全ての人達は未来を決めていかなければならない。
 過去を穿り出されたと言って、反抗心を抱き、後ろを振返っても何等意味が無い。

 争いを深めるのみである。

 静観して、日本のみが未来を見定めるような采配ができるよう願っても、駄目かな~?
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《 この地球上では、あなたが住んでいる地方のフランスが、ヨーロッパをひとつにまとめようとしていますが、これはすでに正しい方向へ向かっていると言えます。

フランスは軍隊を持たない最初の国となるべきで、それにより全世界に模範を示すことができます。そうなれば、フランスの職業軍人たちは、平和を維持するヨーロッパ軍隊の基礎を築くことになるでしょうし、それが引いては、平和を維持する世界的な軍隊へと発展していくことでしょう。軍隊は、戦争の守護者であることを止めて平和の守護者となり、その名は、今よりはずっと尊敬の値するものとなるでしょう。
 ひとつの重要な国が、他の諸国がそれに続くような道を示すことが必要なのです。フランスが徴兵制度を撤廃し、フランスの職業軍人たちが、フランスが推進しようとしているひとつのヨーロッパのために働くからといって、周りの国々がフランスに攻め込むことにはなりません。
 それどころか、周りの国々はすぐにフランスの真似をして、あとからついて来ることになるでしょう。ヨーロッパの軍隊がいったん出来上がってしまえば、単一のヨーロッパ通貨を作り、それによって、ヨーロッパ経済をひとつにまとめることができます。
 この過程は全世界に広がり、さらに最初のメッセージで私たちが述べたように、単一の言語が作られ、地球上のすべての学校で、必修科目になるでしょう。この道を示さなければならない国があるとすれば、それは、フランスをおいて他にありません。
 自分たちの破壊の原因となる兵器を蓄積する時、いつも「抑止力」という、もっともらしいことが言われますが、各国が誰か(誰なのかが実際上、決して分らない誰か)の攻撃を抑止しようとした場合、その「抑止力」が何かの拍子に侵略力に変わり、全世界の命取りにもなりかねない危険がいつも付きまとっています。
 人間は過去を元にして未来を考えます。しかし、これは間違いです。過去は笑い飛ばすべきものであり、現在を過去の上に築くのではなく、未来のために現在を築き上げなければなりません。先進国の人々が、未来のために現在を築き上げなければなりません。先進国の人々が、原始そのものの状態をいくらかでも脱却してから、まだわずか三十年しか経っていないことを、あなたはよく理解する必要があります。あなたがたは、ようやく原始状態から抜け出し始めたばかりです。  ラエル著  》

>> 主権とはなんだとおもいますか?  >
 「先進国の人々が、未来のために現在を築き上げなければなりません」 とありますが、大雑把に主権とは先進国にあるものととれるのではないでしょうか。

>> 国家とは何だとおもいますか?  >
 憲法にもありますが、言語が違おうが銭儲けになるまいが、とにかく世界の平和を永久に希求する。この姿勢を全うする母体、それが国家というものではないでしょうか。
 他国を私利私欲で侵略するのではなく、崇高な理想の元に先進国として協力共に発展し、未来永劫の平和を築く、これが国家ではないでしょうか。
 日本の場合、下克上ともおもわれる侵略戦争におよび主権が消えたとか復活したと知らされますが、先進国の科学的努力そして他の国をリード支援する体制こそ国家ということになるのではないでしょうか。

>> 主権回復の日に反対する人たちはどのような意見を持っているのでしょうか?  >
 分りづらいのですが、戦争取り扱いに未熟な先進国と言えない状況を有しているからではないでしょうか。
侵略暴力国家が主権など持っていては、世界がうまくいく道理など無い。主権は、世界全平和を目指す者に限定されるべきだ。そのような感じではないでしょうか?
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