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電報の発信文で「ヨウカ」は「新生活ノスタートヲ祝イ、サチ多カレト祈ル」となるそうですが、これは単に略号に使える文字を当てただけなのでしょうか。
実際の由来を教えて頂きたいです。

以下のwikipedia内の略号も、わかればお願いします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/電報略号

A 回答 (4件)

 No.2です。

「お礼」に書かれたことについて。

>当時を知ってる方のお話参考になります。

 念のために書きますが、「当時」とは1980年代~1990年代前半のことです。インターネットが普及する1990年代後半までは、ずっとそんな状態だったのです。
 携帯電話だって、普及したのは1990年代後半で、1990年代半ばまでは「ポケベル」(ポケットベル)が主流でした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E7%B7%9A% …

 現在のような通信環境になったのは、せいぜいここ20年のことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに、勝手に50年前くらいのイメージで聞いていたので、見当違いでした。
現代はめまぐるしいですね。

お礼日時:2014/08/17 00:42

はっきり覚えていませんが、慶弔・年賀電報の制度は電気通信省から電電公社に変わったころできました。

同時に、送達紙も年賀、慶祝、弔意の3種類、これを入れる封筒も整備されました。
お尋ねの「ヨウカ」ですが、上記と同時に定型の文章も略号も制定され、窓口でお客様から慶弔・年賀電報を打ちたいと申し出があると、この文章例を提示し、それを選んで書いてもらうようにしました。たとえば、”クラハ」スズ キ”と書けば、全部で8文字(濁点も1文字と数えられるので、その下は1マス空ける)で、最低料金で送れます。配達する時は、受信局で、電報の種類(イワイ、クヤミ、ネンガ)文例を見て

ゴ ソンプサマノゴ セイキョヲイタミツツシンデオクヤミモウシアゲ マス
                                             スズ キ

と専用の送達紙に翻訳してタイプ(小さい郵便局では手書き)して封筒に入れて配達されます。
ご質問の略号と本文の関係については、電電本社で制定されたものですので、出所についてはわかりません。
一番上の文字が「イ」が年賀電報、「ヨ」が婚礼、「ク」が葬儀関係で、ほかにもいろいろあったようですが、現場から離れて60年近い今、ほとんど忘れてしまいました。
電報の現場では、他にも沢山の専門略号が使われており、電報のやり取りに関する業務用電報は、すべて略号で送受されており、分厚い略号書が備えてありました。
ついでの話ですが、至急電報のことをウナ電といいますが、電報の「種類」のところに「ウナ」と書かれています。これは、英語のurgentの上の2文字のu(・・-)とr(・-・)の英文モールス文字は日本文モールスのウ、ナに相当します。これは意味が分かっています。ほかにも親展は「ニカ」ですが、英文のCLに相当し、closedから来ています。(元電報電話局電信オペレーター)
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この回答へのお礼

実際に電報を扱ったことのある方なのですね。驚きました。
「ウナ」「ニカ」のことを聞くと、イ、ヨ、クも何かの符号とか頭文字とかな気がしますね。
頭文字で種類分けした後に、意味のない文字の羅列を割り当てて略号としたのかなあと思いました。
私の疑問にぴったりのお話で、非常に参考になりました。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/08/17 01:05

 ご質問には直接関係ありませんが、昔を知っているおじさんから一言。



 今では信じられないかもしれませんが、一昔前まで、「通信費用」ってものすごく高かったのです。特に、海外との通信は、目が飛び出るほど高いものでした。
 電話での海外通話は、数分話せば数百円~数千円かかりました。
 また、同様に1ページのFAXを送るのに、数百円~数千円かかりました。
 そんな通信事情だったため、海外に駐在員を置く商社は、TELEXというものを使っていました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC% …

 電報は「電信」で、一語一語モールス符号にして送りましたから、一通の電文を送るのに、ちょっとした電文だと数分かかりました。電報は「一文字何円」で課金されたのです。

 ですから、電報文は、できるだけ簡潔で要を得るように書く必要がありました。
 昔のジョークに、貧乏学生が親元に「金送れ、頼む」と電報を打ちましたが、「カネオクレタノム」と送ったので、親は「金をくれた、飲む」と解釈した、というものがありました・・・。(ちっとも面白くない?)

 そういった理由から、「定型電報文」に「略語」を使う、という発想ができたのでしょうね。その方が、同じ内容の電報文を安く送れるということで。ですから、電報略号そのものに意味はありません。単なる記号ですが、元の電報文をある程度類推できるように決めたのでしょうね。

 現代では、電報は冠婚葬祭や祝賀の「儀礼用」にしか使わなくなってしまいましたので、そんな電報略号の由来とか意味合いはもう化石になってしまったのでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
当時を知ってる方のお話参考になります。
テレックスもカネオクレタノムの話も初めて聞きました。
高いですね。実感できました。

お礼日時:2014/08/16 01:01

そもそも、「ヨウカ」が電報略号に使われていますか。



遠洋航海や漁業などの関係で「船舶託送発受設備」との間で用いられる略号は今でも約款に残っていますが、

電報サービス契約約款 本文 (テキスト版6ページ目) - NTT西日本
http://www.ntt-west.co.jp/tariff/yakkan/denpo/de …

電報サービス契約約款(平成11年東企営第99-2号) - NTT東日本 [PDF]
http://www.ntt-east.co.jp/tariff/pdf/e02.pdf

電報サービス契約約款(平成11年西企営第2号) - NTT西日本 [PDF]
www.ntt-west.co.jp/tariff/yakkan/pdf/w02.pdf

『10 年賀を内容とする和文無線電報の文例の略号』以外は規定されておらず、他の資料にも「ヨウカ」についての言及が見当たりません。

3.略号の一例 - Wikipedia検索
http://niwango.jp/mobile/search/niwango_wiki.php …

日本の電信暗号
http://www.geocities.jp/f_von_schiller/code/jtel …

電報略号 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%A0%B1% …

今一度、略号か例文のどちらかに誤記などないか、出典ふくめてご確認いただくのが良いかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます
「ヨウカ」は情報理論の本の雑談内ででてきました。google検索で見つかったのは

銀の虚城(著者: 森村 誠一)
http://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=4WduAgA …

だけでした。
一件ヒットというのも頼りないですが、言われてみればスタートって言い回しもあやしいですね。
情報理論の文章の流れ的にはジョーク的な意味合いだった可能性も否めませんが、それにしても由来が知れれば幸いです。
「ヨウカ」でなくとも、年賀の略号の語源・由来の具体例を教えて頂ければ十分ありがたいです。

お礼日時:2014/08/15 22:28

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