プロが教えるわが家の防犯対策術!

日本には水の神様として竜神を祭る神社が多数あります。
また、龍の鬼瓦を火事よけとして飾る家も日本国中で
一般的な存在です。

一方、西洋の物語に登場するドラゴンは火を噴きます

同じ龍と思っていましたが、片や水の神様で片や火の
怪物という差があるのです

であれば、ドラゴンを龍と訳すのは間違いでは
ないでしょうか?

よろしくお教えください。

A 回答 (3件)

これは文化圏の異なる事物を訳す際に起こる事です。


多分、明治時代に、西欧の書籍を訳す際に、「どらごん」としても当時の読者には理会して貰えまいと、近似的な事物を宛てたのでしょう。当時の訳者は西欧のそれと我が国のそれとでは違いがある事は承知の上で、ひろく邦人に読んで貰う為の近似値あるいは方便として宛てたのだろうと思われます。
現代の如く、一部の若い人々等我が国のそのようの事物よりも寧ろ西欧の事物に馴染みを覚えると云った体では却って判り難くなったり「和臭」が付いたりするので、御示しの通り「ドラゴン」の儘で良いかも知れませんが、古い訳文の「龍」或いは「竜」(この両者は本統は別のもの)として居るものを誤りと迄は云うべきではないと考えます。(古くなって居るは、仕方のない事ですが…)

日本人は支那の事物の翻訳に対してすら、「鮎」や「鯉」を等と云う辞を宛てて居るものが、本来の支那では全然異なるものであると云うような事をしでかして居り、それを一般の日本人は気付いて居ません。(「鮎」は支那では日本の「なまず」に近いもの、「鯉」も同様に我が国の「鯉幟」に見掛けるやうの魚とは別のものです。)

従って、「ドラゴン」を現在「龍」或いは「竜」と訳すのは旧いセンスで不適切或いは誤解を招くと云うべきでしょう。(誤りと云うのは強過ぎます)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/27 20:53

祭といっても、地方によって国によって全く違います。


でも、フェスティバルを祭と訳します。

神といってもさまざまです。キリスト教、ヒンドゥー教、
イスラム、神道。みんな違います。
でも、ゴッドを神と訳します。

ひとつの言葉が、いろんな意味、いろんな要素を含んでいるのが
普通です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

例としているケースとは大分違うと思う。

どっちかといえば、「DOG」の訳を「猫」と
したようなものだと思う。

ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/27 19:02

god(唯一神)を神(多神教)と訳してしまったのと同じような間違いだと私も思います。


そもそも日本~中華圏の龍は『空を飛ぶ大蛇』であるのに対して
欧米のドラゴンは『羽の生えた巨大なトカゲ』です。
モチーフとなる生き物からして全く違うものですよね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

やっぱりそうですよね。ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/27 19:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!