《特報》「人間によって観測」されるまでは「この世の現実は存在しない」ことを、オーストラリアの量子学研究チームが実験で確認
したそうです。
http://oka-jp.seesaa.net/article/420222661.html
画像には複雑そうな機器が見えますが、人間、あるいは認識が、この実験にどのように関わっていたのかご存知の方おられましたら、お願いします。
どんな実験だったのか?
興味が尽きません。
No.3
- 回答日時:
量子論で100年以上前から「あーでもない、こーでもない」「あーしてみた、こーしてみた」と、いろいろ議論するばかりで結果のでない分野ですは。
シュレディンガーの猫の思考実験だって、シュレディンガーが皮肉として「だったら、箱を開けるまで猫は半死半生状態、なーんてことだよなw」と論文を出してみたら「そのとおりだ!」と言う人も現れて今に至ってますしな。
あと、写真と記事とはあまり関係ないでしょう。所詮思考実験でしか無いですから。
彼らにも仕事として他の実験がいろいろあるでしょうし。
あと、あと、「量子力学」と「量子論」という分野はあっても、「量子学」なんて言葉は初めて聞きました。その段階でこの記事のタイトルの信憑性を疑います。
極めつけは記事から2年たってもその続きなんて知りませんし。
No.2
- 回答日時:
#1の者です。
>存在しないものによって観測が行なわれる
そこに既に、自分(意識)の外に世界が存在するという、
素朴唯物論が先入しちます。
そうした宇宙そのものが、脳の中の現象に過ぎず、
また、その宇宙=時間は、過去から未来へと流れている
のではなく、認識(現在=感受=光速)から、過去(記憶
(時間軸)=超光速)と未来(予測(空間軸)=光速下)に
対発生しているのです。
その非光速性は、本質的(超弦=量子定常波)において
光速に還元されるものを、階層現象(量子<クォーク<
素粒子<原子<分子<細胞<認識体)を表面的に
(いい加減に)捉える事で、仮想的に派生しているに
過ぎないのです。
全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、
無限に詰め込むと存在確率の山が平らになって、
無と等しくなります。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の
闇に認識体の仮定断面(潜在的認識可能性)の運動
(時系列化=プランク定数hの収束=物体収縮=宇宙
膨張)を想定すれば、相対的に無の風は光になり、
認識体はその光(量子相互作用パターン)の向うに、
自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識
するのです。
再度のご回答ありがとうございます。
>そこに既に、自分(意識)の外に世界が存在するという、
素朴唯物論が先入しています。
:
『観測』という行為自体が『自分(意識)の外に世界が存在する』ことを前提するものなので、そう解釈せざるを得ないと思った次第。しかし、この点に関しては翻訳の問題が絡んでくるのかもしれない、という気もしてきます。
>そうした宇宙そのものが、脳の中の現象に過ぎず、
:
という考え方自体を特に否定するわけではありませんので。
さらに、難解な用語定義(特に「光速」の意味)は曖昧にしたままで、という条件付きではありますが、
>また、その宇宙=時間は、過去から未来へと流れている
のではなく、認識(現在=感受=光速)から、過去(記憶
(時間軸)=超光速)と未来(予測(空間軸)=光速下)に
対発生しているのです。
:
という箇所も共感できます。
>その非光速性は、~~、仮想的に派生しているに過ぎないのです。
:
とおっしゃる点について。
『階層現象(量子<クォーク<素粒子<原子<分子<細胞<認識体)を表面的に
(いい加減に)捉える事で、仮想的に派生しているに過ぎない』
という記述は非常に興味深かったのですが、全体的な意味がよく呑み込めません。
もしかして、
光速=極めて速い速度で為されているところの認識。
非光速性=速くない速度での認識のされ方。
といった意味なんですかね。
あらゆる事物・事象は本来、瞬間的に認識されるべき性質のものであるが、わたしたちは、それらを『階層現象(量子<クォーク<素粒子<原子<分子<細胞<認識体)を表面的に(いい加減に)』、つまり緩慢な速度で認識することによって、仮想的に認識しているにすぎないのだ、と。
>全ての存在は、量子的な不確定性に基づいており、
:
というのは、
『階層現象~~~を表面的に(いい加減に)捉える事で、仮想的に派生しているに過ぎない』ことを指しているのだとするのかな、とは思ったりするのですが、
>無限に詰め込むと~~
:
以降については、まったくわからない。ただ、
>相対的に無の風は光になり、~~自己の補完(相補的不確定性)としての宇宙を認識
するのです。
:
という箇所は、何となく、「2001年宇宙の旅」のラストシーンに合いそうな・・といった印象。
総合的に、少し噛み砕いていただけると有難いと思う次第。
No.1
- 回答日時:
1個の粒子が2つのスリットを同時に通り、可能性同士が
干渉している事は、1個ずつ飛ばしている電子がスリット
の向うのスクリーンに残す痕跡が、次第に(2本の線では
なく)干渉縞を描く事で明らかとなっています。
早速のご回答ありがとうございます。
具体的に教えていただき、かなり参考になります。
このサイトには、【「人間によって観測」されるまでは「この世の現実は存在しない」】
という記述があるのですが、「人間=この世の人間」のはずで、そうすると、【「(この世の)人間によって観測」されるまでは「この世の現実は存在しない」】ということになる。
しかし、これは、「存在しないものによって観測が行なわれる」という不思議な、というか矛盾が命題に組み込まれていることになってしまうのではないか、という単純な疑問が浮かぶわけです。
簡単に理解できるとは思っていないのですが、教えていただいた中で、人間(の認識)が、どの時点で、どのように関わっていた実験なのか?
ということを知りたいと思っています。
つまり、「認識」という以上、人間の恣意性が関わっていたはずで、それは、あれらの機器のどの部分で、どのように採用されたのだろうか、という疑問。
それとも、人間(の認識)をまったく関与させずに、この実験は行なわれたのでしょうか?
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【「人間によって観測」されるまでは「この世の現実は存在しない」】という記述について、
「人間=この世の人間」のはずで、そうすると、【「(この世の)人間によって観測」されるまでは「この世の現実は存在しない」】ということになる。
しかし、これは、「存在しないものによって観測が行なわれる」という不思議な、というか矛盾が命題に組み込まれていることになってしまうのではないか、という単純な疑問が浮かぶ。
と考えていたのですが、サイトをよく見ると、
(何も存在しないという書き方は正しくなく、「原子はある」のですが、いわゆる私たちの生活での、一般的な認識での「存在」という意味にとらえていただくと幸いです)
といった註釈がありました。
【「人間によって観測」されるまでは「この世の現実は原子としてしか存在しない」】ということであれば、少し話が違ってくるかもしれない。
面白そうなサイトがありましたので。
http://sign.jp/df2c49f8
物理カテにて関連質問を立てています。
双方の記事を何度か読み返しましたが、わかったような気になる部分もあるものの、ほとんどは無理そうです。ただ、
>今、仮に、観測者自身も、量子力学の範囲の観測系として、その不確定性の影響を受けるとすると、観測者自身も一定の確率で、その収束結果を見る存在として、存在すると考える事も可能になります。
そうならば、未来にAと言う結果と、Bと言う結果を見る観測者は、観測するまでに、同等の確率で存在しえた事になります。
そう考えれば、観測の直前までは、観測者自身も未来の可能性において、確率的存在だと言える事になります。
という#12さんの解説が、何をおっしゃりたいのか一応はわかるような気がする程度までにはなったかもしれない・・・ということで、これ以上の深入りはやめておくほうが賢明なようです。
みなさん、ありがとうございました。