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ちょっと前に(名前を忘れてしまいましたが)炭水化物を取らないで肉と野菜はいくら食べてもいいというダイエットをネットで見ました。炭水化物を全く取らないのは体によくなさそうなのですが、大丈夫なのでしょうか?実際やられた方いますか?

A 回答 (10件)

アメリカ在住のコニーさん、こんにちわ。

私はあなたのご意見に大賛成です。アメリカのダイエットも、まだまだ過渡期で大混乱中ですが、日本のダイエット理論ももっと無茶苦茶です。ですから、日本のダイエット常識の誤りを正す方向にもう少し手を貸して欲しいと思います。

さて、アトキンス式ダイエットは超低カーボダイエットです。アトキンス式を本格的にする人はダイエットが効果的にすすんでいるかどうかをチェックするためにケトスティック試験紙を用います。
体内で体脂肪が燃えるとケトン体が発生しますが、その濃度を確認することによって確かに効果がえられているかがわかるからです。
普通、だれでもダイエットをすると、睡眠中に消費されるエネルギーの大部分は体脂肪なので、起床時に尿を検査するとケトン体が検出されます。
私は今朝、1時間25分のジョギングしましたが、直後のケトン体濃度は5mg/100dlでした。これによって、早朝ジョギングで確かに体脂肪が燃えたことがわかります。

ケトン体は大脳の代替エネルギーです。大脳は、たとえブドウ糖が途絶えても、体脂肪が燃焼したときに生じるケトン体さえ供給してもらえれば生き延びることができます。
もちろん、ケトン体の濃度に高かまるケトージスという状態は人体に危険ですが、それは重篤な糖尿病患者にのみに起こる障害で健康な人に起こることはまず考えられません。

低カーボダイエットが危険なのはケトン体のせいではなく、摂食障害の危険性が高まるからです。
先ごろ、厚労省からわが国の摂食障害者の人口は6%だという数字を発表しましたが、6%とはちゃんちゃらおかしい数字です。私のHPを訪れる人の二人に一人は摂食障害の経験者です。もっとも、厚労省は以前にわが国のダイエット人口が10%という数字を発表しましたから、10%のうちの6%が摂食障害者ということであれば納得できる数字です。

今、わが国では摂食障害者が大きな広がりを見せています。その原因はわが国に広がっている誤ったダイエットの常識と行き過ぎた商業主義によるのだろうと思います。わが国の医師や皆さん方は、はやくそのことに目を向けて欲しいと思います。
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脂肪酸がクエン酸回路で酸化されるにはオキサロ酢酸の十分な供給が必要です。

脂肪酸の分解が高まったり、糖質の不足や利用障害が起こると、オキサロ酢酸濃度が低下してアセチル CoA はクエン酸回路に入りにくくなり、過剰のアセチル CoA からアセト酢酸が合成されます。
ですから、1日の摂取カロリーを基礎代謝程度に制限して、起床時に尿検査をするとケトン体がかすかに検出できますし、また、ハーフマラソン程度の運動でもケトン体を検出できます。
ケトスティク試験紙は糖尿病性ケトーシスを検出するためのものですが、バイエル社の注意書きには、飢餓または強度の運動後にも検出されると書かれています。

ケトン体は効果的なダイエットや強い運動時に体内で発生するもので、腎臓で他の老廃物同様に濾過されて排出されるので、危険なものではありません。僧侶は修業で長期の断食を行いますが、ケトン体がどんどん排出されるので、ケトーシスが起ることはありません。ましてや、健康な人が糖質を制限した程度でケトーシスは起こらないと思います。

ケトン体が生ずるので低カーボダイエットが危険と説明するのは誤りです。低カーボダイエットが危険なのは摂食障害になる人が多いからです。
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No.8さんのご意見で疑問点があります。



(1)ケトン体は脂肪が燃焼して生ずるのではなく、飢餓状態やインシュリン不足、糖質の極端な制限などで糖が利用できなくなると肝臓で脂肪酸からのケトン体合成が促進され、ケトン体自身が脳や腎臓、筋肉組織で燃料として燃焼するというのが正しいと思います。また、通常の場合、脂肪は筋肉で燃焼しその際出てくるのは二酸化炭素と水だけでケトン体は生成されません(通常のダイエットで脂肪が燃焼するのはこの反応です)。ですので、血中ケトン体濃度を測っても脂肪が燃焼したことにはならないのではないかと思います。ダイエット中は睡眠中に脂肪が燃焼してケトン体が生成するのではなく、極端な糖質制限などで血糖値が減少して、その刺激で脂肪が分解されてケトン体が生成され、一定以上の濃度になると尿中に排出されるのだと思います。筋トレなどで筋肉量を増やして基礎代謝を上げ、夜中に脂肪が筋肉で燃焼する場合はケトン体はあまり生成されないと思われます。

(2)糖質を極端に制限した場合、ケトアシドーシスがおこるかどうかについて
いろいろ調べてみましたが、糖質での摂取エネルギー量が全エネルギー摂取量の5%以下になると、そうなる可能性が高いようです。炭水化物抜きダイエットをしている人が全てそうなるとは限らないようですが、極端な制限をした場合はあり得るようです。

いづれにしても、炭水化物を極端に制限するダイエットは危険でありやらない方が良いようです。
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アメリカ在住のコニーです。



アメリカではLowCarb Dietとして知られています。お米を主食とする日本人からは正直いって考えられないダイエットです。

こちらのテレビで、いろんなダイエット方を比べて、どのダイエット方が一番いいのかを比べた番組がやっていたので、みましたが、どのダイエット方法もほとんど同じように体重が減っていました。ですので、このダイエット方がかなり効くとはいえません。

また、もちろん、ひとによっては炭水化物のとりすぎで太っているひともいるのかもしれませんが、でも、肉ばかりを食べていたせいで、心臓に負担がかかってしまうひともでてきていますので、個人的にこのダイエット法は好みません。

私の友達のだんなさん(アメリカ人)が実際やっていましたが、途中でやめました。肉ばっかりを食べてたので、便秘になりやすく、またガスがお腹にたまりやすくなるので、やめたそうです。私の主人(アメリカ人)も4日間だけやって断念しました。

炭水化物が原因で太ると勘違いしているひとがいっぱいいますが、実際、炭水化物の入ってるものに、油っぽいもの(バター)などを使ったりなんかするのが、原因でもあるので、炭水化物を食べたからといって、必ずしも太ることにはつながってはいません。

とにかく、アメリカでもいわれていますが、バランスのよい食事をして、適度に運動することが一番だといわれています。

学生の頃、日本の保健所で働いてたことがありますが、日本人は世界でトップに入る長生きのする国民です。その理由がやはり食事。お米や、魚類や海藻類などを食べる日本人の食事が長生きにつながってもいるといわれています。この間、テレビでグウィネス・パルトロウが妊娠した後に、元の体重に戻す為に、ダイエットしたといって、そのダイエットで食べてた食事の1部を紹介してくれましたが、日本色でした。なんの魚だったか忘れちゃいましたけど、白魚にお味噌をぬって、オーブンでやいたやつに、ごはんに海藻類ののったものを紹介してました。

とにかく、バランスのよい食事が一番です。
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リセットダイエットのことですね?多分。


でなきゃローカーボダイエット・・・

リセットダイエットについては下記に体験談があります。
痩せたしリバウンドもしてないという人もいれば、リバウンドしたという人、ひどい頭痛を起こしたという人、野菜のミネラル分に気を遣えば頭痛が止まったという人、怖いところでは生理が止まった人などもいるようです。

どちらにしても体に良いとは言えないでしょうね。
短期集中ダイエットですから(1週間です。それ以上続けるのはNG)、体力のない人には向かない・・・というより倒れると思います。

参考URL:http://dietnikki.com/bbsb/name_supplement_sub_21 …
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炭水化物抜きのダイエットは命の危険を伴うリスクの極めて高い方法です。



炭水化物は人間にとって重要な栄養素であり、全エネルギー摂取量の50%以上は炭水化物で摂るのが基本です。そうしないと、さまざまな障害が起こってきます。

通常は、脂肪はβ酸化によりアセチルCoAに分解されクエン酸回路でエネルギーに変えられます。この際、酸素と糖質の代謝物が必要となります(脂肪は糖質という燃料と酸素で燃やされる)。有酸素運動が有効なのはこの為です。

ここで、炭水化物=糖質が不足すると、上記の反応が上手くいかず、生成されたアセチルCoAは肝臓でケトン体に合成されます。ケトン体は脳、腎臓、心筋などで利用できるエネルギー源で、飢餓時に命をつなぐ元となります。

ですので、炭水化物抜きダイエットをするとケトン体が過剰生成されます。ケトン体は酸性であり、これにより血液が酸性になるケトアシドーシスという状態が引き起こされ生命の危険が生じます。また、炭水化物を抜くと、筋肉などのタンパク質の分解も進み、これにより窒素化合物が大量に生成され、それを排泄するのに腎臓に多大な負担をかけ、腎臓疾患の原因となります。

No.1の方の言われるとおり、「バランスの良い食事を、カロリー控えめで摂り、適度な運動をする」のが最も確実でしかも健康を損なわない安全な方法です。

参考URL:http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/Sick/buhin2.html
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炭水化物を取らないダイエットはたしかに効きそうですよね~!


私は今、夜のみ炭水化物を抜いています。
その代わり、お昼は普通に(^-^)
全く食べないとなると、リバウンドも怖いし、体にもあまりよくなさそうなので…

前に、夜のみではなく完全に炭水化物を抜いたことがありますが、夕方~夜にかけてなんだかフラフラしてしまいましたから…(^^;
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アメリカで人気のあるダイエットはアトキンス式ダイエットです。

これは肉と野菜、果物はいくら食べても良い、炭水化物だけを極力抑えるダイエットで、本来は糖尿病の食事療法を目的に提唱されたものです。
主食という概念のないアメリカで多くの人に受け入れられていますが、摂食障害になる人が多く出ています。その理由は、大脳のエネルギーがブドウ糖だからです。

大脳はブドウ糖を燃やして働きます。1日の消費量は134gで、摂取量が120gを切ると1日中食べ物のことばかり考えるようになります。食事制限のために、そのような状態が続くと、過食の衝動が次第に蓄積されてついには摂食障害になります。
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こちらのサイトの一番下から2番目を読んでみてください。



参考URL:http://www.rock.sannet.ne.jp/muscle-t/diet.q.and …
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○○をまったく食べない


○○ばかりたくさん食べる

というようなダイエットは、全て身体にわるいと思っていいでしょう。
たとえやせたとしても、不健康になってしまいますし、リバウンドの恐れも大きいでしょう。

やはり、バランスの良い食事を、カロリー控えめで摂り、適度な運動をする、という基本に尽きると思います。
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