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何が分からなくての質問でしょうか。
エタノールが、温度一定で圧力が下がって「飽和蒸気圧」(これはグラフから)以下になると、全量が気体では存在できなくなって液体が生じ始める、というプロセスを追えばよいということは分かりますか?
「理想気体は、標準状態(0℃、1気圧)において1mol は 22.4 リットルの体積である」ということをご存知ですよね? 「アボガドロの法則」というのかな?
理想気体でなくとも、気体であればほぼそれに近い状態すから、「窒素」も「気体のエタノール」も同じです。
ということは、窒素 0.40 mol とエタノール 0.10 mol の混合気体では、体積のうち 80% を窒素が、20% をエタノールが占めているということです。つまり、ある体積を切り出したら、その圧力のうち窒素が 80% を、20% をエタノールが占めているということです。これがその気体の「分圧」です。
グラフで示された「エタノールの蒸気圧」は、いわゆる「飽和蒸気圧」で、その温度で「気体」で存在できるエタノールの最大圧力(最大分圧)を示しています。その分圧以下では、気体は「飽和」状態(それ以上気体になれない)で、余剰分は液体になるということです。
グラフを読み取れば、60℃ のときの気体エタノールの飽和蒸気分圧は「0.46 × 10^5 Pa」と読めます(「Pa」の軸ラベルに書かれているべき乗が不鮮明で読めませんが 10^5 でよいですね?)。
上の気体の比率から、気体エタノールの分圧は全体の気体の圧力の 1/5 (20%)ですから、全体の気体の圧力が「0.46 × 10^5 Pa」の5倍以下に下がると、エタノールが飽和状態になって液体を生じ始めるということです。
なので、エタノールが液体となり始める圧力は
0.46 × 10^5 × 5 = 2.3 × 10^5 (Pa)
選択肢では④でしょうか。(これも選択肢の「べき乗」の部分がよく見えませんが)
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