プロが教えるわが家の防犯対策術!

すみません。
誹謗中傷ではなく回答をお願いしたいです。
アフターピルについてです。


排卵日予定日・・3月2日

避妊失敗日・・・3月5日(ゴムが破損し生で外出し)


(プラノバーム) アフターピル ヤッペ法
最初の2錠は3月6日の17時50分に服用
12時間後の2乗は3月7日5時50分に服用


生理予定日・・・3月17日です。



① 避妊に失敗したのが排卵日前後なのでもし排卵が遅れていて避妊失敗の日が排卵日だとするとアフターピルを飲んでも意味がないのでしょうか?


② 排卵日が近いとアフターピルを飲んでも意味が無いとネットに書いてありましたが本当でしょうか?


③ プラノバームとノルレボで避妊率が違うというのもネットで見たのですが本当でしょうか?


④ アフターピルを飲んだとしても妊娠してしまうことは医師からも聞いて納得していますがどのような理由で(例えば排卵日だった)妊娠に至ってしまうのでしょうか? やはり排卵日や排卵日前後だと効き目は変わってしまいますか?


沢山の質問でごめんなさい。
自分がしてしまったことはいけないことだと深く反省しています。それと同時に不安しかありません。

回答をお願い致します。

A 回答 (1件)

① 避妊に失敗したのが排卵日前後なのでもし排卵が遅れていて避妊失敗の日が排卵日だとするとアフターピルを飲んでも意味がないのでしょうか?



その通りです。
排卵のタイミングがジャスト・タイミングなら間に合いません。

② 排卵日が近いとアフターピルを飲んでも意味が無いとネットに書いてありましたが本当でしょうか?

本当です。

③ プラノバームとノルレボで避妊率が違うというのもネットで見たのですが本当でしょうか?

本当ですが、大した差はありません。

④ アフターピルを飲んだとしても妊娠してしまうことは医師からも聞いて納得していますがどのような理由で(例えば排卵日だった)妊娠に至ってしまうのでしょうか? やはり排卵日や排卵日前後だと効き目は変わってしまいますか?

アフターピルについては、何度も同じ回答をしています。
長文です、しっかり読んでください。
以下、

厚生労働省が、女性の性周期(卵胞期、排卵期、黄体期)の何時にノルレボ錠を服用したかで、消退出血が何時頃起きるかを調査した資料があります。
参考URL(緊急避妊の作用機序解明に関する研究より)
http://www.aiiku.or.jp/~doc/houkoku/h20/22001A07 …

前提として、全症例を主席卵胞(排卵する卵胞)の有る無しと、卵胞の大きさから4つの時期に分類されています。
各群の症例数は()内のとおりです。
1、卵胞期前期(n=20):主席卵胞径が16mm未満かつP4<1.Ong/m1
2、卵胞期後期(n=9):主席卵胞径が16mm以上
3、黄体期前期(n=21):発育卵胞は認めず、P4>1.Ong/m1かつ性交日から予定月経日まで10日間以上
4、黄体期後期(n=18):発育卵胞は認めず、P4>1.Ong/m1かつ性交日から予定月経日まで10日間未満

以上の前提から、
1、卵胞期前期に服用すると、5~6日後に消退出血が起きます。
2、卵胞期後期に服用すると、次の予定月経頃に消退出血が起きます。その差は2日以内
3、黄体期前期に服用すると、次の予定月経頃に消退出血が起きます。その差は3日~5日以内
4、黄体期後期に服用すると、次の予定月経日に消消退出血が起きます。その差は1.5±0.7日
だそうです。

黄体期前期の21例中1例だけで、避妊できずに失敗しています。

妊娠症例は以下の通りで、黄体期前期に分類されています。
21歳、月経周期32日、月経周期22日目に性交、12時間後に来院。
性交日は予定月経日の13目前。
投与時の超音波検査にて発育卵胞はなく、子宮内膜厚は10mm、Douglas窩に貯留液を認め、排卵直後の時期と考えられた。
投与時のホルモン値は、L且:16.5mIU/m1,FSH:9.4mIU/m1,E2:144.4pg/m1,P4:2.45ng/m1。

上記の例を見れば、まさに排卵直後のタイミングでセックスしたと言えるでしょう。
ノルレボ錠の避妊効果は72%と記述されていますが、排卵時期に失敗した場合は薬を飲んでも間に合わないという事です。

日本で唯一緊急避妊薬として認可されているのはノルレボ錠だけですが、女性ホルモン剤を大目に服用させることによって同じ効果を発揮します。
その様な方法をYuzpe(ヤツペ)法と言います。

Yuzpe(ヤツペ)法についても、日本産科婦人科学会がレポートを出しています。
参考URL(緊急避妊法 日産婦誌59巻9号より)
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5909-514.pdf

こちらの方は、服用前の女性の身体をあまり詳細に調べていないようで、曖昧な記述が多く見かけます。
注1;LNGとはノルレボ錠の事です。
注2;
ECPとは、その他女性ホルモン剤の事です。

以下、
1)エストロゲン(E)レベルが低い時期に ECP を服用した。
この場合,子宮内膜が分泌内膜化し,ECP 服用後の黄体ホルモンと卵胞ホルモンの急激な低下に伴う消退出血が認められる。
服用翌日の出血をみた例もある。

2)E レベルが上昇期にある時期に ECP を服用した。
E 分泌が徐々に上昇していくが、まだ排卵の準備が整わない時期に ECP を服用すると、早発 LH サージが引き起こされる
場合がある。
いわゆる黄体化非破裂卵胞の状態になる。
この場合、黄体化の程度によって数日から正常黄体期に相当する日数(12日から16日)プロゲステロン(P)分泌が続くが、黄体の退行とともに月経様の出血をみる。
また,ECP 服用後の出血が24日と遅延する例があるが、これは ECP 中の外因性ホルモンの作用で本来ならば、消退出血が起こるはずのところ、内因性の E レベルが急激に増加し、そのために消退出血が抑制され、やがて通常の LH サージが誘起され、正常黄体期が形成されるものと考えられる。

3)E レベルがピーク時に ECP を服用した。
卵胞も排卵の準備が整った時期に ECPを服用すると、子宮内膜の成熟が促進されることがある。
もちろん着床内膜の不規則な成熟があって、一部に着床可能な内膜が形成されていれば妊娠が成立する可能性も否定でき
ない。

4)排卵後に ECP を服用した。
宮内膜の成熟が促進されることがある。
着床には接着因子 integrin と子宮内膜表層部に形成される pinopode の存在が深く関与しているといわれている。
着床は黄体期のごく短い時期だけに起こり,pinopode の形成はその implantation windows のマーカーであるとされている。
しかも,pinopode 形成には E は不要であり、P のみが関与している。
こう考えると、ECP の服用によって一時的に P 量が高まることは、pinopode の形成を加速させることで着床を阻害する可能性を示唆するものである。
世界で広く用いられている LNG 単独剤が ECP として活用できる根拠ともなっている。
妊娠に至らない例では、月経予定日に近く出血が起こる。
以上。

最近はアフターピル(緊急避妊薬)を飲む知識を持つ女性が増えていますが、飲んでも無駄だという知識を持っている女性はいません。
排卵時期以外の避妊失敗でアフターピルを飲むことによって、精神的な安心感を得られる以外は飲んでも無駄な薬です。
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