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『ライフ・イズ・ビューティフル』は,私の中でベスト・オブ・ムービーなんですが,どうしても分からないところがあります。
それは,最後の方で軍医が耳打ちする場面で,逃がしてくれるのではなく,なぞなぞが説けなくて困っていると言っていた場面の解釈です。
「小ガモだろ?だが,違うんだ。」って感じの所です。
あそこのなぞなぞは,映画の中でどのような解釈ができるのでしょうか。
受け取り方がいろいろあるんじゃないかと思うのですが,ご意見を聞かせて下さい。

A 回答 (1件)

あれは「ユダヤ人」のことを指しています。



ユダヤ人を侮蔑するなぞなぞです。
「お尻を振りながらクソをまき散らしながらあるく」とかでしたよね。
つまりあのセリフは「私の周りは完全にユダヤ差別主義ばかりで君の力にはなれない」と言うことです。

ドイツ人は民族統一主義でドイツ人(アーリア人)こそ最高の人種であり、それ以外の人類は粛正(全て処分すると言うこと)しようとします。これがナチズムです。
だから他の人種のことは差別し、侮蔑します。

スマートで筋肉質で強く美しく理知的なドイツ人に対して「デブで、醜くて、どこもかしこも黄色。でグワァグワァ何を言ってるかわからないわめき方をし、しかも歩きながら、ウンチする。」

ユダヤ人のことを家畜程度に見ているドイツ軍人の中に囲まれて軍医一人だけが裏切って主人公一家を守ることは出来ない。裏切ることは出来ない、君と私では違うのだ。と言う軍医のメッセージです。
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この回答へのお礼

「私の周りは完全にユダヤ差別主義ばかりで君の力にはなれない」という解釈は,しっくり来ますね。
自分の中であの良い人そうな軍医は悪者にしたくないので,当時のドイツ人の中でもユダヤ人を蔑視していない人間の代表として思いたいです。

解釈によっては,あのような場面においても自分のこと(なぞなぞの答え)しか頭にない,自分勝手な人間という風に解釈する方もいるみたいです。

私は,なぞなぞが解けないということと,助け出す手段がどうしても見つからないことが,掛けられていたのかなとも思いました。なぞなぞの答え(「ユダヤ人」)自体,軍医は知っていたのでは,と思いました。

お礼日時:2004/10/12 22:47

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