
MTUのサイズが調整とIPフラグメンテーションの関係は以下のように参考書などを読んで理解しています。
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IPパケットで送信するデータのサイズが1480bytesを超えると、イーサネット上ではIPフラグメンテーションが必要になる。IPフラグメンテーションが発生すると、IPパケットのフラグメンテーション(分割)と再構成が必要となり、オーバーヘッドが生じる。
そのため、TCPの送信処理段階で、なるべくIPフラグメンテーションが発生しないようにMSSが調整され(最大セグメント・サイズ)ている。これは3ウェイハンドシェイクで行われている。
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それでは、なぜMTUでパケット長が調整されているのに、IPフラグメンテーションが必要なのでしょうか? MTUの調整だけでは常にうまくいくとは限らないのでIPフラグメンテーションが実行されるのでしょうか?
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
パケットのカプセル化が必要なケースがあり、
そういった場合、データの総サイズがMTUサイズ超えることがあります。
例えば、フレッツで家ルータとプロバイダ間をトンネリングするのに
PPPoEやL2TPなどのプロトコルが使われています。
例えばL2TPでカプセリングするとデータの総サイズが46byte増えることになります。
参考 http://www.infraexpert.com/info/6adsl.htm
Etherflameの最大値1518byteは変わらないのでデータサイズが増えると
パケット分割されることになります。
フレッツを使う場合はMTUを1454byteにしたほうがよいといわれますが、
これが根拠です。
では、1454byteにすると必ず分割されないかというとそうではなく、
例えば、フレッツの環境でVPNを使う場合は、
VPNでカプセリングし、さらにL2TP等でカプセリングされます。
その分、データ長が長くなるので、MTUが1454byteでも
パケット分割されることがあるわけです。
なので、VPNトンネルの中にVPNを通すことはあり、
このため、MTUを何byteにすればパケット分割が起きないと
言ったことはなく、
パケット分割が仕組みとしてなくなることは無いです。
No.2
- 回答日時:
経路がいつも同じとは限らないですからね
MTUサイズの調整後にMTUが小さな経路を通ることもあります(理論上はね)
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