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- 回答日時:
「産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。
」これが基本的な考え方です。
神道はとても古い日本の宗教です。ですから、今の社会の実情とは一致しない部分が出て来ます。
ほとんどの人が産まれてから死ぬまで同じ地域で生活していた時代には、「自分が生れた土地」はつまり「先祖代々住んでいる土地」です。
だから産土神は自分の家に一番縁のある神社で、なにも迷うことも不都合もありませんでした。
でも今の社会では人は流動的で、生れた場所と住んでいる場所が違うのはもちろん、親の住んでいる場所、親が生れた場所も違うといったことが、特に都市住民では多いです。
だから、「どこが自分の産土神神社?」という迷いが生じます。
そこで、「産土神神社の探し方」とか、「産土神神社を探してあげます」などという話が出てくるようになりました。
迷った時は根本に立ち返る、が原則です。
「産土神とは自分の守護神」という根本に立ち返ると、それはつまり「自分が守護神と信じる神」です。
いくら「これがあなたの守護神」と人に言われても、気が合わなければ信じる気になれないでしょう。
信じなければ神の守護を実感できません。
「お宮参りや七五三をするのに選んだ神社」というのは、その神社が好ましかったからではないですか?
そして、「この子をお守りください」と心の底から願ったのではないですか?
そしたら、その神が守ってくれないなどということはありえないです。
自分が願をかけた神社が「守り神=産土神」です。
あちこち迷う必要はありません。
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