10秒目をつむったら…

皆様こんばんは。さて、今回質問したいことは、日本の、銀塗装が施されている旧軍機の塗装に関することです。
 私は、最近、「ファインモールド」社の「隼二型満州国軍航空隊、FB9)」を入手したのですが、ボックスアートでは、エルロンとラダーの部分だけが、明らかに他の部分と異なる色調で描かれていますよね。
 ですが、組み立て説明書では、すべて、シルバー(GSIクレオス、8番)で指定されていますよね。私は、旧軍機に関する知識がほとんどありませんので、どのような経緯で動翼の部分だけ色調が異なるのか解りません。
 ぜひ、旧軍機にお詳しい方にお教えいただきたいです。
 よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

満州石油号でしょうか?



飛行機の銀色は二通り考えられます。ジュラルミンの地肌そのままの無塗装な場合と、銀色の塗料で塗った場合です。
日本陸軍機は一式戦以後は基本金属地無塗装の銀です。満州国軍も日本軍のそれに準じていると思います。

ですから機体全体は塗った銀ではなく金属地肌の色だということです。
ごく普通の塗装として8番銀が指定されているのだと思います。
全体が金属色なので、銀色で塗ってしまえばいいのですが、パネルラインごとにちょっと色合いを変えたりするのも面白いです。
また最近は8番銀以外にもいろいろなメタリック塗料があるので、複数試されるのも面白いと思います。

箱絵でラダー・エルロン・エレベーターといった動翼部分が色を変えてあるという件ですが、
隼に限らず多くの飛行機がそうなのですが、そこは金属の枠に羽布張りです。
別に日本が貧しかったのでそうというわけじゃありません。アメリカのB-29だってそうでした。
布とはいえ、布丸出しだと動翼が効かなかったりするため塗料で塗り固めてあります。手で触ったくらいではへこまないくらいです。
そうはいっても高速機動時には空気抵抗で若干へこみ舵が重くなったり、効きが悪くなるということがあることも。

ですからそこは金属でできていないので、銀色だったら塗料で塗った銀色なのです。
模型は全部塗るわけですからやっかいですが、動翼部分は塗った銀色を、他の部分は金属地肌の銀色を再現しなければいけません。
銀色で塗るにしても、動翼部分だけグレーを混ぜるなどして他の部分と色合いを変えたりすると面白いかと思います。
また動翼部は下面色のグレーなどで塗ってしまうということもよくやります。

ファインモールドの隼はちょっと開発時期が古いのでちょっと合いが悪いところがあったりします。
ダボがつていてもずれていたりするので削り取って貼り合わせたり、
ちゃんと組んでも隙間が空いたりするところにはプラ板で埋めたり、
逆に干渉してきちんと収まらないところは干渉しているところを削ったりの調整は必要です。
エンジンカウリングのあたりはちょっと厳しかったかもしれません。
しかし全体の雰囲気やモールドはいいと思いますので、頑張ってください!
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この回答へのお礼

ありがとうございました。頑張ってみます。「ファインモールド」さんは、「面白い」アイテムをリリースしてくださるので、いつも楽しみにしています。「隼二型」以外には、「Bf109G-6」と「Bf109K-4」そして、「Me410」をストックしてあります。

お礼日時:2018/09/19 11:44

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