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4001のフロントピックアップはネック寄りに設置されていますが、
現行の4003では4001より少し中央寄りに設置されています。
これはなぜ変更されたのですか。

自分が考えるにはフロントよりだと
ネックのボディ接合付近をザグる為、
ネックの取り付け部の強度が落ちるので、
変更したのかなと思うのですが。
それともサウンドに変化を与える為?

国産の4001コピーモデル(スルーネック)では
ネックのボディ接合付近で元起きしている固体を何本か見てきましたので
それでかなと(そもそもコピーモデルと比べるのも何ですが)。

理由はなんでしょうか。

A 回答 (1件)

>4001のフロントピックアップはネック寄りに設置されていますが、



 それは‛73年以前のモデルですね。
 4001は、PUが『トースター』から『ハイゲイン』に代わった'74年、フロントPUの取付位置も1/2インチブリッジ側に移動され、その後'83年に4003に代わりました。
 故に一般論としては『4001と4003は見かけが同じ』っということになっており、ネットで検索しても『4001と4003は外観で区別するのは困難』っという話ばかりでしょう。

 っというわけでこの話には4003は関係ありませんが、では4001で何故途中からPUの位置が変わったか?というと。

>自分が考えるにはフロントよりだとネックのボディ接合付近をザグる為、
>ネックの取り付け部の強度が落ちるので、

 本質的には、御指摘通りだと思います。
 ただ4001はスルーネックなので、『ネックの取り付け部』はありません。

 4001には廉価版の4001Sというヤツがありまして(ポール・マッカートニーのモデルがこれ)、コイツも最初は4001と同じスルーネックでしたが、廉価版に徹したのかやがてセットネック仕様になります。(後に復刻された4001Sはどれもスルーネック仕様で、故にセットネック仕様の方が今日では貴重かもしれません。)
 4001Sをセットネックにしてみたら、4001のフロントPUの位置ではヒールブロックの接着長が足りないことが分かり、それでフロントPUの位置をずらした、と思われます。(ベースに限らずギターでも、リッケンバッカ―のヒールブロックはギブソンやグレッチよりも浅い脆弱な形状で、弦長方向に伸ばして接着長を確保する必要があります。)

 もしかするとリッケンバッカ―社では、当時既にNCルーターを導入しており、製造モデル毎に個別のプログラムをダウンロードしたくなかったとか(当時のNCならプログラムはパンチテープ=穴を開けた紙テープと思われ、するとプログラムの読み込みには数十分から数時間かかります)、或いは将来的には4001もセットネックとしてコストダウンを図る計画があったとか、いずれにしろセットネックの為にフロントPUの位置を動かした4001S用のテンプレートが4001にも使われ、そのまま4003になったと思われます。
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この回答へのお礼

分かりやすく解説して頂きありがとうございます。
ネットで検索してもここまで詳しく解説されている所が
見つからなかった無かったのでとても参考になりました。
こんな事情があったのに国産のコピーモデルの数々は
73年以前の4001をまんまコピーしているように思えますが
なぜなんでしょうね(情報が無かったから?)。

お礼日時:2018/12/04 10:56

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