超低用量ピル(ルナベルULD)について質問です。 今月経困難症治療のため3年ほど薬を飲み続けています

超低用量ピル(ルナベルULD)について質問です。
今月経困難症治療のため3年ほど薬を飲み続けていますが11月17日～11月23日まで休薬期間で11月19日に消退出血があり、11月24日で消退出血が終わりましたが、2.3日ぐらいするとおりものに混ざって茶色い血の不正出血？？がありました。
それは3日ぐらいすると終わりましたが、飲み忘れは無かったのですがあれは不正出血だったのでしょうか？
また、それから21日間実薬を飲み続けて今回
12月15日～21日まで休薬期間でしたが消退出血は起こりませんでした。
子宮が収縮する感じや胸の張りが今も少しありますが消退出血は飛んでしまったのでしょうか？それとも
前回の消退出血後不正出血？があったから来ないのでしょうか？
またこの休薬期間で無防備な性行為をしてしまいましたが(避妊なしの外だし)妊娠の可能性はありますか？
まだ最後の性行為から3週間経ってませんが検査薬を使うと陰性でした。

そこでお答えしていただきたいのが
1.消退出血のあとのオリモノに混ざった茶色いのは不正出血ですか？
2.不正出血があると休薬期間で消退出血は来ないのですか？
3.休薬期間で消退出血がないと妊娠など考えられますか？

よろしくお願いします

No.1 回答者： northshore2 回答日時： 2018/12/26 18:33

前回もルナベル配合錠LD／ルナベル配合錠ULDの情報を提供しましたが見てくれていないみたいですね・・・

ナベル配合錠LD／ルナベル配合錠ULDの副作用情報です。
参考URL
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2482009F1031_ …

以下、
〔ルナベル配合錠ULD〕
月経困難症を対象とした臨床試験では、256症例に投与され、副作用（臨床検査値異常を含む）は、全解析対象例（254例）の94.9％（241例）に認められた。
主なものは不正性器出血206例（81.1％）、希発月経91例（35.8％）、頭痛44例（17.3％）、悪心31例（12.2％）、月経過多30例（11.8％）、過少月経29例（11.4％）、頻発月経28例（11.0％）、乳房不快感16例（6.3％）、下腹部痛15例（5.9％）であった。（承認時）

ルナベルの不正出血は81.1％もの頻度で起こります。
ピルとしては、かなり不正出血が起きやすい薬と言えます。
過小月経も11.4％で起きています。

３年間も飲み続けているのですから、恐らく子宮内膜は殆ど作られていない状況だと思いますよ！？
休薬期間になっても消退出血が起きないのは、出血すべき子宮内膜が無いと捉える方が自然でしょう。
当然、子宮内膜が無ければ、万が一受精卵が出来たとしても着床すべき場所がないので妊娠など出来ないでしょう。

厳しい事を回答しますが、一度、服用を中断して自然な性周期（生理）が戻るかを確認されるべきです。
ピルの服用を続けていると、約10％の人は3ヶ月を過ぎても自然な性周期には戻れません。

ピルの問題については、何度も同じ回答をしています。

厚生労働省がピルを認可する際に、様々な問題点の取りまとめをしています。
その中で、ピルの服用を止めた後の、自然な性周期の回復についても報告されています。

参考URL（経口避妊薬（ＯＣ）の安全性についてのとりまとめ　より）
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1106/h0602-3_b_15. …

以下、
国内で実施された第III相臨床試験成績＊では、ＯＣ服用中止・終了後の妊娠機能への影響について調査した結果、全ての製剤で90日以内に90％以上の症例で月経の再来又は排卵が認められた。
＊
1) 谷沢　修ら:臨床医薬 6,2167-2202, 1990、2) 水野 正彦ら:基礎と臨床 24,7647-7676, 1990
3) 水野 正彦ら:産科と婦人科 57,2507-2532, 1990、4) 松本 清一ら:基礎と臨床 25;1155-1177, 1991
5) 水野 正彦ら:臨床医薬 7,579-616, 1991、6) 水野 正彦ら:基礎と臨床 25,1911-1964, 1991
7) 水野 正彦ら:基礎と臨床 25;4575-4607,1991
　 第III相臨床試験
　　　 安全性評価対象症例数：　　412～932例
　　　 総服用周期数： 　　6,174～14,084周期(最長33周期)
以上。

ピルの服用を止めたら直ぐにでも妊娠出来るような記述や説明を見かけますが、実際には3ヶ月程度は元に戻らないと捉えておくべきです。
しかし問題は、残りの10％近くの人は、一体、いつ元の自然な月経周期（排卵周期）に戻っているの？という事です。

これは結構、深刻な問題で！
ピルの服用を積極的に勧めるお医者さん達が、殆ど説明しない内容です。
以下のサイトを見ると、決して少ない人数の話ではないようです。

参考URL（読売新聞　大手小町　無月経で悩んでいます。より）
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/0204/292511. …

以上。