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毎日夜洗ってますが、頭皮のニオイが少し気になるので、ここで過去の質問を検索したところ、専門家の方の回答だったと思いますが「良いシャンプーの仕方」というのをシャンプー関連の質問の回答としてよく見かけました。
・シャンプー前の予洗いをしっかりする
・シャンプーの量は少量でやさしく洗う
・すすぎはしっかり。ちゃんと乾かす。
などなど・・

なるほど~、と思い実行してみると少し良くなったように思います。

で、シャンプーはどういうものを選べばよいのかと悩んでおります。
もともと肌がかなり弱く今は顔に脂漏性皮膚炎も出ています。頭皮は大丈夫ですが、丈夫ではないと思います。
たいていのシャンプーはいちおう大丈夫でしたが、昔ラックスを使ったときは顔に湿疹が出ました。顔には付かないように洗ってますが・・。
成分にこだわり始めたころからシャンプー選びも慎重になり、できるだけやさしそうなものを選ぶようにしていますが、どういうものがいいのか分からなくなってきました。
石鹸シャンプーは合わなかったです。
今はアミノ酸系のシャンプーですが、あまり良さを感じません。

シャンプーの方法が正しければ成分にはあまりこだわらなくても良いのでしょうか?
それともやはり薬局で売っているような強めの界面活性剤が入っているものより、アミノ酸系などの植物性界面活性剤のほうが良いのでしょうか?どちらもあまり変わらないですか?

A 回答 (7件)

bekky1様,ご指摘,ありがとうございます。


確かに,アルキルベンゼンスルホン酸(ABS)界面活性剤の泡は,見た記憶があります。
あれは,私にとって,理解不可能なものであったのも記憶しています。
泡立ちと洗浄力の間は,無関係だと理解出来ました。
このことについては,私からもお礼をさせていただきます。

ただ,私たち理容師美容師や一般の人たちは,泡が消えた=汚れが落ちた「目安」として理解しています。
実際には,そのあとのすすぎで汚れを落としているのですが,これはこれで,1つの指標として捉えることは出来ると思います。
もっとも,これが一人歩きをしてしまったため,bekky1さんのような危惧が生まれたのかもしれませんが・・・。

momoji19さんへ

さて,ちょっと,難しい話になってしまいましたが,要は,シャンプー剤を正しく使用することが一番重要なのです。
その点については,bekky1さんも私も同意見です。
シャンプー剤を正しく使用する上では,安いシャンプー剤でも充分,というよりも,その方が相応しいと言っていいでしょう。
特に,momoji19さんの場合は,皮膚が弱いようですから,余分な成分が入っていないシャンプー剤を使用するのがベストです。

そういう意味ですと,現在市販されている中から探すことは出来ると思いますが,販売されているものの中から探すのは難しいと思われますので,その次にてに入れやすいものは石鹸シャンプー剤となるのですが,これは,頭皮や髪の毛の表面をアルカリ性にしてしまい,その後,酸性リンスという強い酸性を示すもので弱酸性に戻さなければならなくなります。
たぶん,強いアルカリ性になることか,酸性リンスの中和反応か,このあたりがmomoji19さんの肌に合わなかったのだと思われます。

となりますと,弱酸性シャンプー剤で,かつ,余分な成分が入っていないものとなりますので,業務用ではありますが,「ブルーシャンプー」というシャンプー剤をお勧めしたいと思います。
三重県桑名市にある「三共油脂」という会社が出しているブルーシャンプーでしたら,ヤシ油から界面活性剤を作っていて,その他に香料が少しだけ入っている以外には,なにも付け加えていません。
香料も,シャンプー剤(界面活性剤)の臭いを消す程度の量しか入っていません。
たぶん,このシャンプー剤でしたら,bekky1さんも頷いてくださると思います。

ただ,このシャンプー剤を使用する場合,問題になるのは,業務用ということと,半固形であるということです。

業務用ということが問題になるのは,購入する際,価格とその量が大きいということです。
価格は,コストパフォーマンスを考えますと,実際には市販のものよりもずいぶん安くなるのですが,その量が,1人,または,家族で使用するとしても,たぶん,使い切ってしまうまでには,1年以上かかってしまうと思います。
というのは,半固形の状態で1.8kgもあるからです。
およそ,市販シャンプー剤の8~10本分くらいになると思います。
ですから,これを使い切れるかどうかというのが問題になりそうです。

もう一つ,業務用ということで問題になるかもしれないのは,販売してくれるかどうかということと,すぐに購入出来るかどうかということです。
業務用ですから,購入先は,理容店,美容店,または,理美容器具機械用品を卸しているところになります。
理容店や美容店での購入がしやすいと思いますが,しかし,店によっては,「それよりもこっちがいい」といって,別のシャンプー剤を売りたいために,ブルーシャンプーを売ってくれないかもしれません。
また,実は,意外と多くの店では,ブルーシャンプーを使用していないことの方が多いのです。
ちなみに,私が加盟している組合の支部では,ブルーシャンプーを使用している店は,5%くらいだと思います。
美容店まで加えますと,もっと少ないパーセンテージになるのではないかな・・・?
最近では,「ブルーシャンプーって何?」という理容師美容師もいますし・・・。
つまり,店に置いていないところがありますし,また,使用している店でも市販のためには置いていませんので,「注文」という形になってしまい,購入までには時間がかかってしまうと思われます。
そういう意味では,まだ,理美容器具機械用品卸しの方が購入しやすいかもしれませんが,理容店美容店以外には販売しないというところもあります。(もちろん,一般の人にも販売するところもありますよ)
ですから,このことも問題になるかもしれません。

半固形が問題になるのは,石鹸シャンプー剤と同じ使用方法だからです。
ただし,先にも書きましたが,防腐剤も入っていません。
そのため,石鹸シャンプー剤と同じ使用方法をしてしまいますと,保存することが出来ないのです。(冬場でも,作った翌日には腐ってしまいます)
といっても,石鹸シャンプー剤と同じ使用方法でなければ,つまり,石鹸と同じ使用方法であれば腐ることはありませんし,また,必要な分だけ使うことが出来ます。

この場合,つまり,石鹸と同じ使用方法ですから,両手を濡らして(といっても,先に髪の毛と頭皮をすすぎ洗いしますので,手は濡れています),ブルーシャンプーを持ち,泡立たせてください。
なお,半固形ですから,泡立てるとき,強く擦るようなことは避けてください。(手の水分に溶けずに,手のひらにシャンプー剤がついてしまうからです)
そして,その泡だけを頭皮と髪の毛に移して使用するようにしてください。
けっして,頭皮や髪の毛に擦り付けないことです。
また,もし,頭皮や髪の毛に移している途中で泡がなくなってしまった場合,もう一度,シャンプー剤を手に持って泡立たせればいいですよ。
もちろん,その他は市販シャンプー剤と同じです。
特に,すすぎは,泡が消えただけでは不充分ですので,頭皮を中心に2~3分間くらいすすぐ必要はあります。(ロングヘアの場合は,髪の毛をすすぐ時間も加えてくださいね)

まぁ,いろいろと問題がある(?)シャンプー剤ですが,もし,よければ,使用を検討してみてください。

面倒なシャンプー剤を紹介した上で,さらに面倒なシャンプー方法を紹介するのはどうかと思いましたが,頬へと流れる皮脂を少しでも抑えられたらと思い,一応,紹介をしておきます。(かなり面倒です)

質問No.1162275「髪の毛のことで真剣に悩んでます!!」

今,momoji19さんが利用されているサイトから,上の質問を検索するか,ブラウザのURLの一番最後にある数字を「1162275」に変えますと,回答No.3に私がお薦めしているシャンプー方法が出ています。
参考URLにも,同じ内容を読むことが出来るページを入れておきますね。(ちなみに,表示されるのは「教えて!goo」のページです)
なお,シャンプー剤の使用方法と使用量については,一般的なものでの紹介になっていますので,適宜変えてくださいね。
あと,絶対この方法でなければダメということでもありませんので,強制するつもりもありません。
本当に紹介という程度です。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?qid=1162275
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます!
なかなか時間がなくお礼が遅くなりすみません・・・。

三共油脂のHP見てみました。
ブルーシャンプーは業務用だからかわかりませんが見当たりませんでしたが、他の液体・固体のシャンプーが紹介されていました。
ほぼ石鹸シャンプーに近い感じですね。
参考にさせていただきました!

コスメの口コミサイトでいろいろ探していたら、ロフトでも買えるなかなか良さそうなシャンプーがあったので、とりあえず次はそれを試そうかと思っています。
成分はいいものばかりではないのですがまだマシなほうかな?という感じです。

とにかく洗い方には気をつけていこうと思っています!

本当に何度も詳しいアドバイスありがとうございました(^^)

お礼日時:2005/01/26 03:39

#6gakushaneko様



界面活性剤についての、説明を感謝いたします。

現場の技術者のご理解はありがたいところです。

「界面」は「面」ですので、「水と油」の「と」に当たるところだけではなく、「器と溶媒・水・油」の「と」に相当するところ、
また、「水と空気」の「と」に相当する「界面」に集まりやすいものすべてを「界面活性・剤」と言います。

このときのより「水と空気」に集まりやすいものが
あわ立ちの良いものです。
また、洗浄力そのものとあわ立ち、表面張力を落とす能力そのものは、やはり、全く別物。
泡が立つから、汚れが落ちるわけではありません。

古くは、河川の汚染でのABSによる泡をご覧になったことはありませんか?

つまりは、そのくらいにうすめても汚れがあっても、泡がたつものは立つのです。
あの当時は、生分解に問題が集中していましたが。

#momoji様
シャンプーは薄めて使う。
セーターなどの洗濯に直接洗剤を振り掛けないのと同様です。
そして、残さない。

洗うと言う、行為は同様の理屈です。
薄めたシャンプーという状態では保存しないでください。
腐りやすいです。
もともとの、シャンプー自体にかなりの水(30%以上)がふくまれている状態での防腐剤配合をしていますので。
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この回答へのお礼

またまたありがとうございます!

専門家の方々のご意見ありがたいです。
みなさんとても丁寧に細かく書いて頂いてるのに、ちょっと難しく理解できていないかもしれません・・すみませんです。
界面活性剤・・・難しい^^;


>洗浄力そのものとあわ立ち、表面張力を落とす能力そのものは、やはり、全く別物。泡が立つから、汚れが落ちるわけではありません。

ということは洗っていて泡が消えてしまっても汚れは落ちているということでしょうか。

では、泡が立たないから界面活性剤が弱いとも限らないので、泡が立ちにくいほうが安全というわけでもないのですかねぇ。

とにかく1回に使うシャンプーの量は少なくというのが大事なのですよね。
良いシャンプー頑張って探したいです!

お礼日時:2005/01/19 19:10

申し訳ないですが,bekky1さん,一部だけ,反論させていただきます。



まず,水性のものと油性のものとを混ぜ合わせる性質を持つものすべてを「界面活性剤」と呼んでいます。
例えば,お酢(水性)と食用油(もちろん,油性)を混ぜるときに使用する「卵の黄身」も界面活性剤です。
つまり,界面活性剤は,洗剤やシャンプー剤に含まれているものだけでなく,もっと広い範囲で使用されているのです。

その中で,洗剤やシャンプー剤が使用する界面活性剤は,特に発砲しやすいものが使用されています。
その証拠は,例えば,台所洗剤(「食器洗い機用の洗剤」)は,乾いたスポンジに含ませて,そのスポンジを握るようにしても,まったく泡立ちませんが,そこに水を与えて,スポンジを握りますと,充分泡立ちます。
もし,泡立たないようでしたら,そのスポンジは汚れていると言えますし,その場合,新しいスポンジに交換して同じことをしますと,ちゃんと泡立ちます。
つまり,洗剤やシャンプー剤に使用されている界面活性剤は,水だけを与えますと,泡立つのです。

もっとわかりやすい例を挙げますと,台所洗剤を水に溶かし,それをストローの先端につけ,反対から息を吹き入れますと,シャボン玉が出来ます。
シャボン玉は泡です。
台所洗剤も泡立つという証拠ですね。

界面活性剤には,親水基と親油基があります。
界面活性剤に水分を与えませんと,親水基は親水基同士で,親油基は新油基同士で,手をつなぎあったようになり,泡立つことはありません。
しかし,水分が存在しますと,親水基と水分が強力に結びつき,親油基同士のつなぎを一部離してしまい,界面活性剤の分子1つ分の厚みの膜が出来,その状態のとき,空気が混ざることで,泡が出来るようになるのです。
そして,その状態のとき,そこに汚れが存在しますと,親油基が強力に汚れ(の中の油)と結びつき,界面活性剤の親油基同士のつなぎが完全に切れてしまうため,泡が消滅してしまいます。

で,これを簡単に言えば,「充分水に溶かさないと泡が立ちませんし,洗浄力が落ちますと泡が消えてしまう」となります。
ということで,洗浄力と泡立ちが無関係ではないのです。

確かに,「シャンプーは毛髪同士の摩擦を避けるために、泡立ちにこだわって設計されています」というのは,間違いではありません。
というのは,高価なシャンプー剤の場合,髪の毛を保護する成分などといった,洗浄力とは無関係な成分の種類と量が多くなるため,界面活性剤だけでは発泡力が弱すぎるようになってしまい,別途発泡剤を入れています。
そのため,ほとんど界面活性剤だけといっても良いくらいの安いシャンプー剤と同等の泡立ちを作っているのです。
ですから,別途発泡剤を入れてあるシャンプー剤の場合は,洗浄力と泡立ちの関係が薄くなってしまうと言えますね。

なお,天然湯から合成して界面活性剤を作った場合,親水基・親油基ともに,その数が少ないため,泡立ちが悪い場合が多いです。(しかも,界面活性剤以外の発泡剤を入れていない場合も意外とあるようです)
ですから,momoji19さん,加える水分の量をもう少し少なくしても良いかもしれませんよ。
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この回答へのお礼

何度もアドバイスありがとうございます!

専門家の方々のご意見ありがたいです。
なんだか界面活性剤って難しいですね^^;

洗い方のコツはだいたい分かったのですが、シャンプー選びが難しいです。

発泡剤は入ってないほうがよいのですよね?
なにが発泡剤かもあまりわからないですが^^;
やはり天然の界面活性剤のものが頭皮にはやさしいですかね??
それだと香りがもの足りないのでリンスは香りのするものにするか、天然系リンスに香りを足すか、、など考えています。天然系リンスに香りのあるリンスを少し足して使うとか・・

これ!っていう商品にめぐり合いたいです(>_<)

お礼日時:2005/01/19 18:49

みなさんがいろいろアドバイスされていますので、どのご意見を取捨選択されるかはご自由です。



ただ、一部科学的に誤解があるのと、根本的解決にならないこともあるので関係者として述べさせていただきます。

界面活性剤とはセッケン・アミノ酸系洗浄剤も含めて「界面活性剤」です。

また、界面活性剤の洗浄力と「泡立ち」とは全く無関係です。
シャンプーは毛髪同士の摩擦を避けるために、泡立ちにこだわって設計されています。

一番判りやすいのは、
食器洗い機用の洗剤は全くあわ立ちません。
汚れ落としのための水流の動きのためには泡は邪魔なのです。

さらに、界面活性剤は水の表面張力を落として、
狭い穴・ミゾの「油」と親和して水の中に溶かし込むことで「よごれ」を落とします。
ですので、十二分にすすがないと、この【みぞ】に界面活性剤と汚れとがそのままのこることになりがちです。

また、界面活性剤は油と類似した独特の原料臭がありますので、「無香料・微香料」の洗浄剤というのは洗い上がりが、
「落ちた」ような感じの「臭い」になりません(皮肉なのですが)

以上を踏まえたうえで、

シャンプーは安いもので充分です。
しっとり洗い上げるとうたい文句のものは、
たんぱく質である頭皮にも親和して、皮膚障害の原因になります。
カチオン化セルロースなどはその代表格です。

肝心なのは、薄める。
薄めた、シャンプーを満遍なく頭にまぶしてあらう。
さらに、十二分にすすぐ。

リンスは絶対に頭皮に、体に残さない。
リンスは毛髪を「コーティング」するために使用します。
皮膚に付着すると、同様にコーティングするので短髪であるなら、省略するほうが皮膚障害を抱えているなら賢明です。
もちろん、リンスインシャンプーはダメです。

順番にこだわる。
入浴時には頭を一番最初にあらう。
次に体を洗う。

体には、頭髪用製品の洗い残りを絶対に残さないのが
皮膚障害を避ける「鉄則」。
湯上り前に十二分なシャワーです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

シャンプー選び本当に難しいです。
「しっとり洗い上げるとうたい文句のもの」はやめたほうがいいんですね。そういうシャンプーが多いですよね!
天然素材すぎるといい香りがしないですし。


「入浴時には頭を一番最初にあらう」は昔からやっています(^^)
できるだけ体につかないように、顔には絶対つかないように気をつけて洗っています。
リンスも頭皮にはつけないです。

お礼日時:2005/01/19 18:30

補足に対するアドバイス(回答)です。



シャンプー剤を始め,石鹸や台所洗剤,洗濯洗剤など,およそ,汚れを落とすための洗浄力があるものは,界面活性剤の性質によって,泡立ちます。
これは,界面活性剤が充分水の中に溶けている状態を示しています。

しかし,界面活性剤が汚れと結びつきますと,泡が消えます。
ですから,「泡が消える=汚れが分離している」となり,シャンプー剤の界面活性剤が余すところなく,使用しきった状態といっても良いと思います。
つまり,まぁ,簡単に言ってしまえば,「泡が消えたのは,汚れを落としているサイン」ということです。

2度目のシャンプーでも,泡が消えてしまうと言うことは,もちろん,シャンプー剤に含まれている界面活性剤が先に消費されている可能性はあります。
ですから,汚れを落としきっているかというと,そうとは言いきれないと言わなければならないですね。(汚れを落としきっている可能性も0ではありません)

しかし,脂漏性皮膚炎を患っている場所が頬とのことですから,側頭部で皮脂の分泌が活発になっている可能性があると考えられ,その皮脂が頬まで流れてきていると考えることが出来ます。
このように皮脂の分泌場所が限定される場合,私の考えではありますが,シャンプー剤が原因である可能性が高いと思われるのです。

医学については素人ですから,間違っている部分もあると思いますが,界面活性剤が皮膚に残っているとどうなるか,私の考えを書いてみたいと思います。

界面活性剤は,脱脂力があることは,大変有名ですが,実は,それと同等と言っていいくらいに,脱水力があります。
そのため,皮膚に界面活性剤が残っていますと,皮膚表面の角質が含んでいる水分を取り除かれ,角質の端っこが捲れてしまうようになってしまいます。
角質は,体外からのウィルスや細菌などの侵入を防ぐ働きがありますが,実は,体外からの刺激を防ぐ働きもしています。
しかし,その角質が捲れてしまいますと,角質の下の真皮が,体外からの刺激を直接受けてしまうようになります。
この状態は,ウィルスや細菌などの侵入を許しやすいため,角質の代わりとして,皮脂を多く分泌して,その部分をカバーしようとします。

このようなとき,シャンプーなどして,皮脂が取り除かれてしまいますと,また,体外からの刺激を受けてしまいます。
そして,また,皮脂を多めに分泌して,皮膚をカバーします。
これを繰り返していきますと,カバーするための皮脂が少ないと感じるためか,皮脂の分泌量は,徐々に増加していくようになります。
そうすることで,ある一定の量以上に皮脂が分泌されるようになりますと,髪の毛や皮膚を伝って流れ落ちてくるようになります。
ちなみに,髪の毛は,もともと,毛細管現象などによって,皮脂が伝わりやすいようになっていますので,頭皮から流れ落ちてきている量は,意外と多いと思われます。

momoji19さんの場合,頬の部分と言っても,揉み上げに近い部分がよりひどい状態になっているとしますと,まず,こんな仕組みで皮脂が流れてきていると考えて良いと思います。
なお,皮脂の分泌量が多くなることで,脂漏性皮膚炎を患ってしまうという,その仕組みについては,まだ,私にはわかっていません。(来月あたり,医師をしている友人に聞いてみようと思っていますが・・・)

とにかく,一番最初の原因と,炎症がひどくなる原因とに,界面活性剤は関わっているといえると思います。
そのため,この原因を取り除きませんと,治らない可能性がありますし,また,治るにしても,その時期はかなり遅くなると考えることが出来ると思います。

清潔第一という考え方は,現代日本人特有のものですから,気持ちはわかりますが,まず,脂漏性皮膚炎の完治が大切です。
完治させるには,界面活性剤の残存をなくすことと,界面活性剤によって,皮脂を取り除ききってしまわないことです。
というのは,皮膚をカバーする皮脂を取り除ききってしまうから,皮脂の分泌量が増加していくのですから,皮脂の分子1個分だけでも良いですから残すことで,体外からの刺激を受けなくなるため,皮脂の分泌量が抑えられるようになります。
そういう状態が続きますと,皮脂の分泌量を増加する意味がなくなってきますので,皮脂の分泌量は徐々に減少していくようになります。
ですから,シャンプー剤の使用は,最小限以下にする必要があると考えています。

さて,ここで問題です。
皮脂や汚れを落とすというと,界面活性剤を含んでいる,石鹸やシャンプー剤などを思い浮かべますが,この他にも洗浄力を持つものが存在するでしょうか?
答えは,「Yes」です。
それは,「水」です。
脱脂力を考えますと,「お湯」と言っても良いでしょう。
ちなみに,シャンプー直後から約24時間経った髪の毛や頭皮の汚れは,40℃くらいのシャワーですすぎ洗いしますと,ほとんど落とすことが可能です。

ということで,しばらくの間は,シャンプー剤の使用は2日に1度の割合にして,シャンプー剤を使用しない日にはシャワーですすぎ洗いをするようにしてみてください。
また,そうすることで,もし,界面活性剤が頭皮に残っていたとしても,そのすすぎ洗いで落とすことが可能ですからね。
ということで,試してみてください。

そうそう,確かに,天然成分が材料の界面活性剤は,泡立ちが鈍いものがあります。
泡立ちが鈍いと言うことは,多少,洗浄力も弱めと言えますので,「500円玉の3/5程度の量」といってもわかりにくいと思いますので,「500円玉の半分より気持ち多めの量」を使用してみてください。
もちろん,頭皮を中心に2~3分間すすぐことが大切になるのは,言うまでもありませんけどね。

すすぎのコツとしては,たぶん,下を向いてすすいでいると思いますので,下を向いたときに一番高くなる部分というのは「後頭部」になるはずですから,すすぎは後頭部から始めるようにしてください。
もちろん,その前に頭の天辺に泡が多くあるようでしたら,先にその泡をさっと流しておいても構いませんが・・・。

また,後頭部は無理ですが,その他の部分では,シャワーのずるを持っていない方の手で,お湯をためるようにしながらすすぎますと,よりすすぎの効果が得られます。
途中,持ち替えなければならないなど,面倒はありますが,試してみてくださいね。

さて,余談になりますが,最近,シャンプー剤の中に「発泡剤」という泡を立てやすくする成分が含まれているものがあります。
これは,単に,泡立たせることだけが目的のものですので,本来でしたら必要のないものです。
泡がいつまでも残っていると,洗えているとか清潔になったとかの気分になることから,入れられている成分だと思いますよ。
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この回答へのお礼

今回も丁寧なお答えありがとうございます。
しばらく忙しくて見ることができずお礼が遅くなりすみません。。(>_<)
「500円玉の半分より気持ち多めの量」で洗ってみます。
gakushanekoさんの洗いかたを参考にしてからニオイは少しましになったように思います。
石鹸シャンプーをしてぱさぱさ?っぽく傷んだような髪もシャンプーを変えてもなかなか治らなかったのですがさらさらっぽく戻ってきました。
シャンプーの量を使いすぎていたのと、頭皮を強くこすりすぎだったと思います。

あとお湯だけの洗髪というのも翌日予定のない日などに挑戦してみようと思います。
体・顔もそうらしいですが洗浄料での洗いすぎはやっぱり良くないようですね。。

ちなみに私の脂漏性皮膚炎は頬の中心から鼻横くらいでフェイスライン(生え際など)は大丈夫なのです。
頭皮の皮脂はあまり関係してないかもしれません。
脂性による脂漏性皮膚炎ではなく、昔から乾燥肌です。脂漏性皮膚炎は皮脂の出すぎによる病気ではないようですよね。
でも皮膚科でもらった薬を1ヶ月ほど塗ってシンプルケアに変えたら今はほぼ治りました。
脂漏性皮膚炎になりやすい体質のようですので頭皮もならないように気をつけていきたいです。頭皮の場合毛が抜けやすくなるみたいで怖いですよね。。

お礼日時:2005/01/19 18:11

髪の毛の専門家,理容師です。



界面活性剤は,どのようなシャンプー剤であっても,合成されて出来ています。
これは,石鹸や石鹸シャンプー剤でも同じです。
単に,最初に用意する材料が違っているだけで,界面活性剤そのものの洗浄力には,ほとんど違いはないといっても良いくらいです。(多少はありますけどね)
ですから,次のことを守るようにしてみてください。

1.
シャンプー剤を使用する直前に,頭皮と髪の毛を1~2分程度すすぎ洗いする。
2.
シャンプー剤は,500円の半分くらいの量(ポンプ式ボトル入りシャンプー剤の場合は,ポンプ判押して井戸の量)を手にとり,必ず,5~6滴程度の水分を加えてよく馴染ませ,両手で充分泡立たせてから,その泡を頭皮と髪の毛に移してシャンプーする。
3.
シャンプー中は,絶対に,爪が頭皮に触れないように注意する。
4.
シャンプー剤のすすぎは,頭皮を中心に2~3分間すすぐようにする。
なお,髪の毛が長い場合は,髪の毛をすすぐ時間をこれに加える。

脂漏性皮膚炎の場合,洗浄力が強いものは御法度と言っても過言ではありません。
で,一番簡単に,洗浄力を落とすには,シャンプー剤の使用量を減らせば良いのです。
ということで,通常の使用量の半分でシャンプーすることをお薦めしますね。
試してみてください。

あと,脂漏性皮膚炎になりやすい原因は,界面活性剤のすすぎ不足が原因になることが多いですが,栄養不足でもなることがあります。
ということで,まずは,ビタミンB2とビタミンEの摂取量に注意してください。
ただし,サプリメントで摂取しようとしても,ほとんど体内に吸収されませんから,無意味です。
ですから,必ず,食事として摂取するようにしてください。

と,ここから余談です。

脂漏性皮膚炎を患っている部分は,顔の何処でしょうか?
もし,オデコが一番ひどいようでしたら,頭皮から流れてくる分の皮脂が原因といえるでしょう。
頭部の形によっては,頭皮が患うことがなくても,顔が脂漏性皮膚炎を患ってしまうこともあり得ると考えられると思います。
ですから,頭皮の皮脂に着目したのは,正解かもしれませんね。
ということで,参考URLの回答No.5に書かれているシャンプー方法を試してみてください。
または,momoji19さんが利用されているサイトの質問No.1116140「発毛にミノキシジルとフィナステライド?」の回答No.5でも,まったく同じ内容を読むことが出来ますよ。
ちなみに,momoji19さんが利用されているサイトの質問No.1116140を開くには,ブラウザのアドレス欄に表示されているURLの一番最後の数値を「1116140」にしていただければ,簡単に表示させることが可能です。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1116140

この回答への補足

ご回答ありがとうございます!
私が質問で書いている他の質問の回答というのはgakushanekoさんの回答だったと思います。
参考にさせてもらっています^^

脂漏性皮膚炎は頬に出ています。もともとかなりの敏感肌なのでかぶれやすいんです。
でも最近だいぶ良くなってきています。


>最初に用意する材料が違っているだけで,界面活性剤そのものの洗浄力には,ほとんど違いはないといっても良いくらいです。(多少はありますけどね)

ということは化学成分がたっぷりとか自分の肌に合わないとかでなければ、そんなに成分にこだわらなくてもいいのですね。


あ、あと質問なのですが、今使っているシャンプーは天然成分なので泡立ちが弱めです。
「500円の半分くらいの量」を実行していますが、最初は少し泡立ちますが、すぐ消えてしまいます。
もうほとんど泡がない状態で頭皮をやさしくもみ洗いしていますが、これでも洗えているでしょうか?
一度だとあまりにも洗えてない感じなので、2度洗いにしていますが、二度目も一度目よりマシですが、洗っているうちに泡は消えていき、最後はほとんど泡がない状態です。
これでも頭皮は十分洗えているのなら良いのですがどうなんでしょう??

補足日時:2005/01/12 06:42
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私もシャンプー選びに悩んでおり


色々探した時期がありました。
その時に出会ったのが下記URLなのですが
これまでの中で一番参考になったので
是非覗いてみてください。

安いしお試しセット購入してもいいかな?と思ったら
購入されてみることをお勧めいたします。
お試しシャンプー云々より、一緒に送られてきた
説明書っぽいレポートの束(結構枚数あります)
がとっても読み応え有り為になリました。
ちなみに私は本購入せずお試しセットしか試していないのですが電話勧誘やその後DMなどで勧誘も一切無かったです。

シャンプー選びやコンデショナーの仕方も
詳しく載っていますので値段の価値はあるな、と感じました。本当にこの冊子を読んでこれからのシャンプーに対する考えが変わりました。

ちなみに私がそのシャンプーを本購入しなかったのは
確かに良いシャンプーだったけれど
その冊子を読んで市販のも選ぶ目が出来たと感じた為です。(ちょっと高かった、というもの理由ですけど)

参考URL:http://www.yukai.info/af/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます^^
シャンプー選びに悩んでた時期があったんですね。

いろいろ試しているのですがどれもピンとこなくて・・。
成分がやさしめで選ぶと使い心地や香りがよくなかったり、洗い心地や香りがよくても成分がきつくて痒くなったり。。

URL見てみました。
説明が長そうでまだちゃんと読んでないのですが、じっくりと読んでお試しセットを頼むか考えようと思います。

ありがとうございました♪

お礼日時:2005/01/12 04:00

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