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(1)ウルトラセブン スペル星人について。
結果論になりますが、大伴昌司はどうして「ひばく星人」と銘を打ったのでしょうか。
大伴昌司がそんな銘を打たなければ、封印されることはなかったと思います。
どうして当時は大伴昌司が設定を勝手に考えいたのですか?
また、それを突っ込む人もどうかしていたのでは?
(2) スペル星人と大伴昌司について
スペル星人の「ひばく星人」の命名は大伴昌司だそうで・・・でその大伴昌司は1967年に出版した怪獣解剖図鑑が原因で、円谷プロの怒りを買って出入り禁止になった、との事ですけども・・・ その出入り禁止になっていた間の1970年秋にひばく星人事件が起きて、社会問題化するほど叩かれたらしいですが・・・騒動が終わった1973年正月に大伴昌司が亡くなる直前、円谷プロとの和解を希望して円谷英二の本を出版したとの事・・・ これってつまり「ひばく星人」の元凶が大伴昌司である事を本人は無論の事、円谷プロでさえ把握してはいなかったし、結果的に円谷プロに迷惑を掛けた大伴昌司も自覚していなかった、って言う事なのでしょうか? あと仮に大伴昌司が急死していなかった場合、件の事実が発覚したら、一時和解出来たとしても結局は絶縁されてしまっていたのでしょうか?
(3)もしもウルトラセブンの第12話が欠番にではなかったらスペル星人はガッツ星人やエレキングやキングジョーやメトロン星人等並ぶ代表怪獣になったと思いますか?

質問者からの補足コメント

  • 帰ってきたウルトラマンのグドンとツインテールのデザイナーのデザイナーの池谷仙克さんはどうして2体が同じ回出る事を知らなかったのですか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2020/12/28 02:54

A 回答 (4件)

当時の作品(ウルトラシリーズに限らない)は、今の作品と違って、まず脚本家ごと話ごとで時系列や世界観が異なることが普通にありました。



同じ話の中でも、ウルトラセブンの「狙われた街」でも劇中のラジオ放送で長嶋選手(もちろんミスターです)のアナウンス実況が流れていて、終わりのナレーションでは遠い未来の話と締めくくられていたり…と設定が変化していることが珍しくないです。
あの頃は、とにかくやってみて試行錯誤が番組内で色々な実験がされて、今のように、大筋のストーリーが番組制作当初から決まっていたりしていないです。
唐突に巨大な敵が現れてそれが最終回だった、というのが普通でした。

円谷一氏と大伴氏の確執もそこら辺りの、当時の作品に対する作り手側と伝える側との認識の違いも関係しているのだと考えます。

セブン後に、円谷プロでウルトラシリーズの制作は中断して、その残り火の中で出版社が各自にQマンセブンの遺産で食いつなぐような状況の中で、出版物が制作されることが続きます。
また、今は知的財産権が非常にうるさいですが、当時は各雑誌や本で出版側の自由度が大きかったこともあり、誰が問題の被曝星人というのを決定したのか本当の所は判らないです。
その中でスペル星人が、槍玉に挙がってしまったように感じます。
放射能ということならギエロン星獣の回も同様だと思うのですが…。

怪獣や宇宙人のデザインもその時に誰が担当かが上手く伝わっていなかった、新マンのグドンとツインテールは同時に出て怪獣のデザイナーが驚いたという話が残っています。
また、実相寺監督がスペル星人のデザインを大きく変えてしまったりと色々な変更や、初期から吸血宇宙人や怪獣、被曝星人以外呼称も複数有りと、今となっては、どういう事情で、呼称がそうなったのかは判らないです。

>「ひばく星人」の元凶が大伴昌司である事を本人は無論の事、円谷プロでさえ把握してはいなかった
その可能性は大いにありますし、この12話の封印についても海外版では封印されていないものが存在していたり、時系列的にも、大伴氏と円谷一氏の確執の原因にセブン12話が深く絡んでいるとは思えません。
円谷英二氏の本を出版することで関係が修復されたなら、この12話は海外で収益に貢献しているので、二人の関係が修復したら、12話のこと関係が瓦解することは無いと私は考えます。

しかし、私はスペル星人が代表怪獣になれたかは微妙だと思います。
メトロン星人はちゃぶ台を挟んでのダンとの会話という名シーンがあり、薄暗い室内から明るい円盤内という実相寺監督らしいコントラストが映えていますし、エレキングは特徴的な口や角、身体の模様と女性のピット星人という面白さがあります。
また、ガッツ星人やキングジョーはセブンを一度は敗退させた強さがあり、いずれも前後編のボリュームがありますが、スペル星人の回は…微妙だと思いますね。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

5643love1031@gmail.com

お礼日時:2020/12/28 19:24

制作サイドから怪獣をデザインする池谷仙克氏に、同時に出演することを伝えていなかったようですね。


制作サイドからデザインの注文が来て、同じようなムチを武器とする怪獣をデザインしたら、その2体が格闘していた(撮影現場なのかテレビなのかは判らない)ことで驚いたようです。

当時の番組の制作体制が、現在のように緊密ではなくて熟れていなかったのですね。
後の時代の作品になっていく程、作品内でのエピソードごとの設定や時間の軸は振れなくなっていくのですが、初代やセブン、帰りマンやエースも、作品内の設定が振れていることが普通です。

後から誰かが 設定を付け加える? こんな設定があったのか! で記憶に残っているのは、例えば、ホーク2号の2つのサブエンジンが本体に取り付く部分で上下分割で回転していてリフトエンジンとして使用している絵を、雑誌か何かで観た記憶もあります。
    →→
ホーク2号本体
    →→

    →→
ホーク2号本体
    ↓↓  こんな感じにサブエンジン部分が回転していた絵が有った
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(1)に関する事ですが、そもそも「被ばく星人」と言う別名は特に不適切なものではないと思います。

スペル星人は実際に被ばくしたと言う設定ですから「被ばく星人」と言う別名は何の落ち度もないはずです。


第12話が封印作品になったのは端的に言えば「円谷プロが腰抜け揃いだったから」と言わざるを得ないでしょう。特撮ファンとしてこのような発言は不本意てすが、円谷プロはクリエーターとしては一流だけれども会社組織としては三流以下だと思います。そしてその体質は残念ながら『ウルトラマンコスモス』の杉浦太陽さんのトラブルの時も全く変わっていませんでした。
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(3)ですが、まずならなかったと思います。

スペル星人の「ルックス」はそれほど突出したものではないと思いますし、そもそも第12話自体が他の話に比べてそれほど目立つようなストーリーでもありません。封印作品にならなかったら今日ここまで注目される事もなかったと思います。
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