重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

【GOLF me!】初月無料お試し

題記についてはWIKIPEDIAにもよく出ており、「パリ・ソナタ」の1曲目にあたるとある。
シュースターの影響で生まれた新しい様式のヴァイオリンソナタの第1作にあたるといい、そのあとの説明も理解できるのだが、なぜか第25番の説明になっている。私の持っているのはBAROQUE FESTIVAL インスブルック古楽祭 86-08-25のELFRIEDE HOBARTH(ヴァイオリン)、JOHANN SONNLEITNER(オルガン/チェンバロ/ハープシコード)の曲目第25番であるが、今度、高松亜衣(VN)の1曲目に第18番を演奏することになっている。どちらも(18番も25番も)K301であり、聞くと同じ内容である(若干Balroqueは楽器が異なるので異なって聞こえる部分もあったが)
質問は同じケッヘル番号(K301)なのに18番といったり25番といったりする理由がしりたいのである。WIKIPEDIAには第18番として説明あるが、第25番の説明は独自にはみあたらない。WIKIPEDIAにも理由は説明されてない。

A 回答 (1件)

そもそも楽曲の「通し番号」は後世の人が付けただけで、モーツァルト自身が付けたわけではありません。



モーツァルトの作品目録は、作曲者没後に19世紀のアマチュア愛好家ケッヘルさんがまとめたモーツァルトの作品リスト(作曲順に「ケッヘル番号」をふった)に基づくことが多いですが、いわゆる「偽作」を含んでいたり、抜けがあることも知られています。なのでケッヘル番号自体は後に何度か改訂されていますが、ケッヘルさんの功績を尊重して「ケッヘルさんのオリジナル番号にカッコ書きで改訂番号を付記」することが多いです。

くだんの「ヴァイオリン・ソナタ」については、ケッヘルさんの作った作品目録に「偽作」であることが判明した K.55 ~ K.61 の7曲が含まれることが混乱の原因です。
これらの「偽作」も含めて通し番号で呼ぶか、あくまでモーツァルトの真作だけを通し番号で呼ぶかの違いです。

下記の Wikipedia にも
「かつては偽作であるK. 55からK. 61を含めた通し番号で呼ばれることもあったが、現在では偽作を除いた通し番号で呼ばれている(ただし、日本では依然として偽作を含めた通し番号で表記されることが多い)。」
と記されています。

Wikipedia「モーツァルトのヴァイオリンソナタ」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC …

K.301(ケッヘル第6版では K.293a) を「18番」と呼ぶのは「真作の通し番号」であり、偽作も含めた通し番号(オリジナルのケッヘル目録での通し番号)では「25番」ということになります。
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!