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なぜ狐は稲荷神社とかで祭られて崇拝されてるのに対し狐憑きだの悪い動物霊のイメージが有るんですか? ただの霊障だけなら信仰の対象にならないと思うんですが? 実際どうなんですか?

A 回答 (11件中1~10件)

狐が稲荷神社で祀られているというのは勘違いです。


稲荷神社は稲成、つまり五穀豊穣の神様で多くは宇迦之御魂神、そして実が伊勢神宮の外宮の祭神である豊受大御神も稲荷神なんですよ。
狐がいるのは仏教伝来以降。仏教では日本の神に仏教の仏や神を当てはめました。稲荷神に当てはめたのがダキーニというヒンズウの神。これはジャッカルの背に乗っている姿で描かれるのですが日本にはジャッカルがいません。そこで似ている狐を用いたわけ。例えば鹿島神宮の神使が鹿であるとか菅原道真を天神と同一視して、縁がある牛を神使にしたのと同じです。これが第一。

日本では古来より天皇や将軍、殿様には必ず側用人(そばようにん)がいました。天皇や将軍に何か願うときには側用人を通さねばなりません。志村けんのバカ殿で言えば家老の桑野さんの役どころです。当然この側用人や家老に袖の下を渡して優先してくれるように頼むわけです。
そんな風習が庶民にも広がり、稲荷神の側用人である狐に油揚げを上げて願いを聞き入れてもらおうというあさましい考えが狐に油揚げなんですよ。それがいつしか神様そっちのけで側用人である狐を拝むようになったって事です。そんな賄賂で何とかしてもらおうなんて考えが通ると思うのは愚かな事ですね。

狐は古来人を化かす動物とされてきました。狐を神聖視する人の中には狐にランク付けをする人がいます。そんな狐の最下層が「野狐(やこ)」と呼ばれる階層。この辺が人をだます連中。そこからだんだん位が上り、霊弧となり白狐(びゃっこ)となる。この白狐が稲荷の使いです。さらに独立して最後は神にちかい御先稲荷(おさきとうか)となります。一部の稲荷社ではこれが神と祀られているのです。

人に取りつき身を亡ぼすのは実は狐ではなく「狗神」です。横溝の小説で映画にも何度もなっている「犬神家の一族」で長女が拝んでいるあれ。
狗神は岡山から四国にかけて崇拝されていた神様で、信仰すれば財を成すがやがては身を滅ぼす、またないがしろにしても破滅が待っているとされる神です。この狗神が東に広がるとなぜか三峯の山犬(あるいは狼)信仰と結びつきました。山犬がやがて狐に変わり稲荷神社の勘違いと相まって狐がバカス、稲荷神社はないがしろにすると祟りがあるというように変化したんです。
更に怨霊信仰から「そんなに祟る神ならご利益もあるに違いない」とばかりに稲荷信仰が広がったわけです。
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狐付きは 祟り だと思うのですけど


狐を信仰してる背くことをすれば祟りある
信仰する神様へ背いてはいけないと言うことです
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日本人が物事の良し悪しを時代ごとに変えているだけの事。


古事記とか知ってたら、この国の価値観の変わり方は判るはず。
昔 八咫烏=導きの神。 
  猫又=妖怪。
今 烏=悪の象徴。
  招き猫=縁起物。

結局自分に都合がいいか悪いかだけで変わっているだけ。
地球上で日本ほど意味不明な国はない。
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稲荷神は ダキニ天と習合しました。


ダキニ天が 乗っていたり 使ったりするのが 野干(ジャッカル)です。
日本に ジャッカルはいないので、狐が ジャッカルの代わりになりました。
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そもそも野生動物の狐って今そんないっぱいいねぇやんけっていうツッコミを先にすべしw



その線で調べたことありますが、
いわゆる動物霊の狐憑きとかは比喩表現みたいなもので、悪い霊を示す名称でしかなく
動物の狐の魂という意味ではないとか書いてありました。
なるほどと思いました。

それどころか動物は人間と違って清らかなので、動物霊と言われてても動物の霊じゃないこともあるとかだった気が(うろ覚えですまんが)
いわゆる畜生道に落ちた人間の霊ということ?って思いました。
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信仰の対象だから裏切ると祟られる


崇拝
祟り
山 崇拝
出 祟
漢字不思議

地鎮祭の時 神主さんの祀ってるのは稲荷でした
稲荷を裏切ると狐憑き
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稲荷社に祀られているのは稲荷伸で、五御食津神・ウカノミタマのことが多いです。

狐がいるのは稲荷伸の使神です。ですから、狛犬の代わりに狐が会ったりします。
なお、その後、狐自体を祭神とするようになった稲荷社もあります。
また、小石川の澤蔵司稲荷のように、狐が化けだ学僧である澤蔵司を祀った稲荷もあり、こういうケースもあるということです。

狐は元々霊力を持つ獣と考えられており、先日割れて評判になった那須の殺生石になったと伝えられる九尾の狐や、玉藻前など、妖狐伝説も多く、そちらが、お稲荷様側の足を引っ張っています。

古来より、狐は狸と並んで、人里に近い所に住む野生動物ですが、タヌキがふとに慣れることがあるのに比べ、人に慣れませんから、日本の昔話ではちょっと間抜けな動物としてよく登場する狸より相当少ない登場数でした。
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”祀る”意味は崇拝ではないです。

祟りを恐れて社に封じるのが祀る意味です。だから平将門や、崇徳天皇が祀られている。当時の人には、畏怖・畏敬といった心情があったからです。現代日本人が恐れおののく対象は、新型コロナウイルスだけだが、昔の人はあらゆるものに恐れおののいていたのです。なにとぞ新型コロナウイルスから守っておくれと祈願する。そういったことが神道の信仰の意味であります。良いも悪いもない。ウイルス感染から守ってくれるなら毒でも飲みたいという思いなんです。
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昔の人のイメージから・・だからでしょうね



あなたもイメージで そう思ったのなら 昔の人もイメージで そうなった・・との考えしか浮かばない・・

狸も狐も どっちも化ける事も無いだろーし・・
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同じ人間でも、明治神宮とか、日光東照宮のように、死後は、神様扱いとなって、崇拝されている人もいるけど、そうじゃあない人間が大多数ですよね?


それと同じでしょう。

ちなみに、猫又は、尻尾が分かれて2本になっているなんていわれたりします。
狐の場合、「妖狐」である「九尾の狐」は、9本の尻尾を持つといわれていて、以下のような能力をもっているそうです。

・妖術によってさまざまな現象を起こす
・全知全能と言えてしまうほどの知識
・相手が最も好む姿となり、その心を完全に支配する
・やられても他の人間に乗り移って再生する
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