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レジェンドトップYouTuberの◯菌さんが人気な理由はなんですか?

A 回答 (2件)

10代くらいの子は個性を排除した、毒にも薬にもならな無味無臭なものを好みがちなので、ヒカキンのようなタイプに抵抗感が低いってのはあります。



あと、大人と10代で大きく違う点があります。それは大人はより価値観が多様化していくのに比べ、10代はみんな同じものや流行物に飛びつく傾向が強いです。いつの時代も10代ってそんなものでしょうが。
なので、膨大な登録者数や再生数を稼ぐのチャンネルはほぼ全て、10代向けばかりでしょう? それ以外の世代は誰もヒカキンやなんとかしゃちょーやフィッシャーズなんて興味無いのにも関わらずです。

子供向けyoutuberだけが強く見えるのは、そういう種明かしです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2022/06/17 14:47

1989年、新潟に生まれたどこにでもいる青年の転機は、2010年6月にやってきた。

ユーチューブにアップした一本の動画『Super Mario Beatbox』がアメリカでブレイクし、世界からアクセスが殺到。何者でもなかった彼の人生が、一夜にして変わった瞬間だった。

HIKAKIN、30歳。日本の若者で彼を知らない人はまずいないユーチューバーである。

「僕は……まず何よりも運が良かったと思っています」と彼は言った。成功の理由を聞いたときの回答である。
 
六本木ヒルズの一室に有名ユーチューバーが数多く所属する企業「UUUM(ウーム)」がある。東証マザーズに上場した企業として、その所属クリエイターにも注目が集まる。HIKAKINはその中でも別格の存在で、文字通りの看板として、その一挙手一投足に視線が注がれる存在だ。
 
そんなポジションにいるにもかかわらず、威勢のいい成功体験ではなく、まずもって「運」を挙げるところにHIKAKINという人間の「らしさ」が滲みでているように感じられた。

「小学校でヒューマンビートボックスに出会って、大好きになりました。高校を卒業したあとは都内のスーパーに就職して、会社の寮に住み込みで働きながら、ビートボックスの動画を上げたんです。ちょうどビートボックスの流行とタイミングが重なっていた時期だった。僕はパーティが苦手で、クラブで有名になるのは難しいと思っていたので、それなら動画一本でいこうと決めました」
 
先に挙げた動画のヒットから約2年後に、彼は会社を辞めている。きっかけはユーチューブで上げた収入が、継続的に会社員の月収を超えていたことにあった。

ユーチューバーの収益モデルの大きな柱は、動画再生回数に応じて得る広告収入だ。もちろん、安定収入ではない。今月は良くても、企画が当たらなければ次の月は激減するというリスクはある。周囲にも日本のインターネット界にもモデルになるような人は誰もいなかった。彼はたったひとりで、大好きなユーチューブとビートボックスをやるために退路を断った。
 
この先も動画だけで食べていけるという確証はまったくなかったが、彼はこう考えた。

いままで動画制作に当てる時間は、勤務が終わった夜か、休日だけだった。1カ月間、朝から晩までフルに制作に時間を使えたらこれ以上落ちることはないだろう、と。

根拠らしい根拠はない漠然とした自信ではあったが、決断は当たった。

彼が独立してから、ユーチューブがスマホに対応。これまで以上に世界中とつながりやすくなった。

「ちょっと前までアマチュアだった僕が、1年後(13年5月)にはシンガポールでエアロスミスと共演することができました。もうすごい経験をしたなぁって思います」
 
エアロスミスは言わずと知れたロック界のレジェンドバンド。ユーチューバーになったことで、HIKAKINは世界のロックスターと同じステージに立てるまでになったのだ。ところが本人は、誰々と共演して嬉しいという思いもさることながら、「動画を撮っているときが一番楽しい」のは変わらないのだという。

思い返せば、小学校のころから人前で何かを話すことは大の苦手で、ずっと避けてきた。ひとりで企画から撮影、編集まで何でもできるメディアが、彼にとっては最大の救いになった。

「人前が苦手な自分が、唯一輝けたのが動画投稿の世界でした。最近はありがたいことにテレビの仕事もいただいていますが、芸人の皆さんのテンションに僕が混ざると、雰囲気的にちょっと浮いちゃうんです。でも、そこで無理しようとも思わない。僕の動画を見たことない人に見てほしいなと思って出ています」
 
メディアの違いは外から見ているよりも大きいものらしい。

「逆にテレビの方もユーチューブにきたら、最初は違和感を感じるんじゃないかと思います。空気が全然違うので」
 
彼の活躍でユーチューバーという職業は広く認知され、HIKAKINになりたいという憧れの対象にもなった。この間、彼の心象風景はこんな風に描ける。あるとき、誰も走っていない大きな道があることに気がつき、一歩を踏み出して、走り続けてきた。最初は誰もいない道だったが、振り向いてみたら、後ろに大きな一群が走っている─。彼が走り出した道は、どんどんと広がっている。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2022/06/17 14:46

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