競走馬の骨折

競走馬の骨折について質問です。

治らない骨折と治せる骨折の違いって何ですか？

サクラローレルとトウカイテイオーの事例を知って、骨折って頑張れば治せるんだなとホッとしました。

あの繋靭帯炎を負ったデアリングタクトも、最新の治療法を用いて治って復帰できたと知り、
もしかしたら、サイレンススズカやライスシャワー、ケイエスミラクルも生まれた時代が違っていたのなら、三頭が負った骨折も新しい治療法で直せたりするのかなーと思いまして。

昔と違い、医学の進歩によって競走馬の競争生活が少しでも長引くのであれば、競馬ファンとしてはこの上なく嬉しいです。

No.1 ベストアンサー 回答者： なつ生 回答日時： 2022/10/07 06:30

骨折と言ってもヒビのようなものやきれいにポッキリ行くものから

砕けたように複雑に折れるものまであります
サイレンススズカは複雑骨折でした
また開放骨折なども治療は難しいです

骨折なんて結局つながるのを待つしかない

サラブレッドは500キロを細い足で支えてるため、一本がつけなくなると
いろんな合併症が出て治療が難しくなります。
なので足がつける状態かどうかも大きい

一本がなくなると3本で体重支えるから蹄葉炎になりやすい
馬は寝るときも立ってます

逆に体を横にずっとしてると
ただでさえ腸の長い馬は疝痛や腸閉塞を起こしやすいのに
腸の動きも悪くなる
血管が浮くほど皮膚の薄いサラブレッドにとって褥瘡のリスクも高い

さらにいうと、治療費用が莫大
競走馬飼ってるだけでも高額で治療となればさらにかかります
稼いでこない馬に莫大な治療費を出してコスト回収が見込めるか

あと相手が馬なんです。
馬は、今骨折してて治療のためにこれが必要、とかわかりません。

過去にも馬主が費用は出す、と。ファンの協力もあって
なんとか手術した馬がいましたが
術後にパニックをお越し馬房で暴れて
手術する前よりも酷い開放骨折をしてしまい安楽死となりました


このように、「頑張れば治る」のではなく
そもそもが「骨折の状態」と
「費用」と
「馬の性格」によるところが大きいです

きれいに線が入るような骨折
ヒビ（ヒビも骨折です）
小さくかけたような骨折と
ぐシャリと曲がったり粉砕したような骨折は全然違います

人間のがんでもくも膜下出血でも治るものと治らないものとありますしね
その中には今なら助かるってものはもちろんありますが

馬も昔でも治る骨折は治していたし
今でも治らないものは治らないですね

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時：2023/05/17 00:31

No.2 回答者： omae-ahoka 回答日時： 2022/10/08 12:25

正直な話

競走馬は、所詮、商売道具なのです。

超良血馬は、引退後も種牡馬として儲かります。
繁殖牝馬の超良血馬は、未出走も多いかかな。
骨折して予後不良になればお金にならないしね。

https://www.homemate-research-keiba.com/useful/1 …
頑張ったけどね。
テンポイントは、はじめから無理とされていました。
綺麗ごと
馬もつらいそうです。だから楽にさせてあげるために安楽死を選ぶのです。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時：2023/05/17 00:31