
「マフィアは自らの正体を明かさずに地下に潜って暗躍しているので、どこの誰がマフィアなのかを周囲の人が知ることはできません。マフィアはイタリア全土どこにでもいますが、観光客が怯える必要はありません」と書いてある本を読みました(シチリアの歴史や観光名所を紹介する本)。
どこの誰がマフィアなのかわからない状態で、どうやって抗争相手を特定するんでしょうか?
マフィアだけにわかる、あいつはマフィアだとわかるような情報網があったりするんでしょうか?
下らない質問ですみません。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
日本のヤクザ同士の抗争をイメージしていると、たぶん違いますよ。
一般の観光客が普通に観光するレベルでは、マフィアの存在はまったくわからないし、マフィアを怖がるようなことも起きないでしょう。マフィアにとっては観光客は大事な「お客さん」ですから、怖がらせて逃げられては元も子もありません。
イタリアのマフィアは地元経済や社会に深く根ざしていて、幹部は地元の名士みたいなものだったりしますから。近所で普通の商売をしている人が実はマフィアの構成員だったと、事件が起きて始めて近所の人もわかった、なんてこともあるそうで。
例えば「みかじめ料」ですけど、商売を始めるとマフィアの接触がありますが、構成員は接触せず、さらに末端の「協力者」が接触してくるそうです。みかじめ料の上納を拒否すると、あの手この手で実行犯不明の嫌がらせや脅迫が始まり、身の危険も感じるようになると。日本だとむしろヤクザだと知らせて脅すのでしょうが、イタリアの場合は逆だそうですね。むしろ実行犯不明(でもマフィアしか心当たりがない)なのに命の危険を感じるような状況のほうが恐怖でしょう。警察に相談しても、警察も弱腰だったり内通者がいる可能性もあるので(マフィアと徹底的に闘った刑事や判事が暗殺・爆殺されたくらいですから)、一般人は脅しに屈するか撤退するかしかなくなるとか。
事件が初めて正体がわかるというのもすごいですね、日本では考えられないですね。
警察に相談しても内通者がいる可能性があるというのも、言葉になりません。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
> ~観光客が怯える必要はありません」と書いてある本を読みました
観光客には分からないって話で、警察とか法執行機関、マフィアどうし、マフィアの地元の人なんかには分かるのでは。
質問者さんが知らない土地に観光に行ったとして、いかつい人を見かけても、ヤクザかどうかは分からない。
質問者さんの地元で良く知られてるヤクザがいるけど、よそからやって来た観光客がその人見ても、いかついとは思うけど、ヤクザかどうかは判断つかない。
みたいな?
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