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 およそ一ヶ月ほどの穴です。SF小説は文系と理系に分かれる、と聞いたことがあります。書き手側に左右されるといっていたのですが詳しいことは忘れてしまいました。
 はたしてSF小説は文系・理系に分かれると思いますか?

A 回答 (7件)

こんばんは



SF小説はずいぶんたくさん読みましたが、多少あると思います。

今の科学的定説に基ずいて、科学的にもっともだと思える小説は、理系と言えるかなと思います。

反対に、荒唐無稽な、空想小説は文系といえるかと思います。

いずれも、サイエンス・フィクションですので、サイエンスの部分の量によると思います。
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この回答へのお礼

 遅ればせながらありがとうございます。
 一部同感です。これは理系が書いていると思われる本は、たいてい科学的根拠と誘導がうまいものだと考えます。でも物語事態がおもしろいこともあるので一概に文系のSFが荒唐無稽だと言えないときもあります。いずれにせよフィクションですからね。

お礼日時:2005/05/04 02:29

一般にハードSFに分類される作品は、理系と言っていいと思います。



一方、ファンタジー系のSFは、やはり文系なんでしょう、「どこが、サイエンスやねん」というようなのもありますからね。

まあ、SFというくくり自体、わりに曖昧ですからね。
イーガンなんかは荒唐無稽だけど理系だと思うし、ホーガンは、理系のようで文系だと思います。というか、SFの浪花節(でも、大好き)。
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この回答へのお礼

 たしかにファンタジーだと思ったら分類はSFだったというのはありますね。なかにはゴミ箱に投げ捨てたいものもあります。単なる手抜きか、知識不足か、あるいは狙ったのもなのか、は実際曖昧すぎて収拾できません。
 回答にあった「イーガン」や「ホーガン」についてはよく知らないので、詳しく教えていただけたら幸いです。
 ありがとうございます。

お礼日時:2005/05/07 02:32

まあそういえなくもないですが、文系・理系という分類そのものが日本独特のものですからねえ・・・


この国の受験体制のうえで選択科目があって、それに合わせる形で高校教育が分化した結果ですから。
まあ確信犯はともかくあまりに明白な科学的誤りを連発されるとしらける場合はありますね。
だから日本の場合は教育環境によるもの、他国の場合は国によって違いはあるが個人の資質によるもの、といった要素の方がつよいんじゃないでしょうか。
というわけで明確に分かれるわけではないが、そういう要素、見方はsる、に一票。

この回答への補足

 少し補足です。
 
 SF小説は文系と理系に分かれるというくだりを書いた人は”理系の書くSFはつまらない”ということを主張していたとおもいます。

 皆さんの思うことと真逆のようですね。

補足日時:2005/05/04 02:29
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>理系の書くSF・・・


少なくとも海外のSFだと当てはまるとは到底思えないのですがね。ハインラインもアシモフもバリバリの理系なんですが。(なにせもとエンジニアと、兼業化学者)。
つまりこの人の意見って、ある種のSFだけを「面白い」って思ってるようですが、偏見だと思います。理系・文系っていうのが実は本質的ではない、ということを知らないで、それは「こういうもの」と決めて、そこにあてはめているような。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。
 これはSFではないのですが、ある本で重力についての記述に誤りがあるのを見つけました。その業界では意外に有名な方だったので単なる知識不足だとは思います。でもかなり強調していたので、中・高生なら誤った知識を植えつけられたかもしれません。
 当たり前ですが科学知識が優先されるSFではおかしな知識はご法度のはず。おそらく理系のSFはつまらないと思っている方はそういった厳密な科学知識に偏見を持っているのではないか、と言う意見には賛成です。また文学者、兼科学者という人もいるわけですので、正確に文系と理系に分けるのは難しいですよね。

お礼日時:2005/05/07 02:54

 またしゃしゃり出てきました。


 さて、SF小説は文系・理系に分かれると思われるかどうかですが、結論としましては、分けることはできるが、その境界は分類する人により変わり、非常に曖昧であるといえると思います。
 昔から、(自称他称を問わず)評論家を含めたSFファンたちの間では、SF小説を二つにジャンル分けする試みが多くなされています。(なぜか、三つ以上にジャンル分けする人はほとんどいません。)理系・文系しかり、そのほかにも、ハード・ソフトによるジャンル分けですとか、ヘビー・ライトによるジャンル分けなどが言われています。
 しかし、そのジャンル分けの基準となると、SF小説という、多種多様な要素が混じり合っている小説を対象としている以上、どうしても曖昧になってしまいます。おそらく、ジャンル分けする人ごとに基準が変わると考えてよろしいかと思います。文系・理系のジャンル分けにしても、では、何を持ってこの作品を「文系」とするかについて絶対的な基準はこの世には存在していません。ジャンル分けする人にとっては基準があるのかもしれませんが、そうであっても、必ずグレーゾーンというものが現れるはずです。そこをどう分類するかは人それぞれと思います。
 文学・絵画の世界では、ロマン派、無頼派、ライトノベル系、南画系などとたくさんの派、系が存在しますが、これらは、作者、および、作品の発表の場によって分類されるのが普通です。質問者の方がごらんになったものはこういった分類方法をSF小説に応用しようとした結果と考えられます。
 しかしながら、ハードSFもファンタジーも書くSF作家は存在しますし、発表の場である各出版社や各種SF雑誌もSFっぽければ何でもOKというのが現状です。
 SF小説に限って言えば、そのジャンル分けは上記で述べましたように非常に曖昧でとても個人的なものです。文系か理系かという分類は、分類する人にとっておもしろいかおもしろくないかの分類に近いものと考えてもよろしいかと思います。
 SF小説の分類はそんな程度で十分だし、そんな程度しかできないと思います。

 ご参考まで。
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この回答へのお礼

 出版社によって本のジャンルが分かれてしまうというのは、読者にとっては面倒なことですね。ノスタルジックな表紙で中身は少年漫画風という本もありましたから。
 でも私は分類が好きなため(片付け好きではありません)何かしらの基準を設けて欲しいですね。

お礼日時:2005/05/14 22:01

文系・理系に分かれると思います。


ただ、これはSFだけに限らず推理小説などでも同じことだと思いますが。
その本が面白いか面白くないかは、読み手に左右される事ではないかと。読み手だって、文系・理系に分かれるのでしょうし。
私はモロ文系の読み手なので、理系SFは2回以上読まなければ面白いと思えません。理解できないから~(^^;)。
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この回答へのお礼

 化学知識をフルに使った剣と魔法(作中では咒式)の物語を読みました。私は理系なので、人体構造や化学物質の説明は面白いものでした。なんと作中では個人が核融合反応を起こしていました。この本は読み手をかなり選びます。理系小説と言ってもいいでしょう。文系の人から見れば、アホなファンタジーと思われるかもしれません。
 
 ただ文系の方と理系の方が書いたSFは違うというだけで"kobako00"さんの言うとおりどちらが優れているいうことはない、と私はおもいます。
 
 回答ありがとうございます。
 
 

お礼日時:2005/05/14 22:18

 No.3の方が書かれているように、文系・理系という分け方自体が、日本独特の、教育による刷り込みだと、私も認めます。


 しかし、フィクション内にサイエンスをどれだけ含ませるか、を意識して書かれた作品も多いので、理系SF・文系SFの分類は、有効なのではないでしょうか。
 特に、初期の国内SFの作家達は、その点を自覚して執筆されていたと思うのです。
 理系の代表は、ハードSF研の石原藤夫氏であろうし、文系の代表は、山野浩一氏ら、「NW-SF」誌の方々だと思います。

 その、どちらを面白いと思うかは、読者其々の好みの問題なのでしょうね。
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この回答へのお礼

 文系と理系の代表というわかりやすい例を出していただきありがとうございます。なぜか私は石原藤夫氏の名前を知りませんでした。

 >最後にこのサイトを読んだ方々へ
 私のつたない記憶から飛び出た疑問にお答えいただきありがとうございます。参考にして下さった方々へも。私は賛否両論あってとても楽しめました。お礼状を書くのが大変ですが。簡素すぎですがここで幕引きといたします。

 追伸:誰かポイントをください。

お礼日時:2005/05/14 22:51

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