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指揮者小澤征爾氏が亡くなりました、ご冥福をお祈りいたします。
最近の映像を見てあまりにも急激な老衰ぶりに内心もう近いなとは思っておりました。
小澤氏が若いころから彼の音源を聞く機会はしばしばありましたが、一言で言って同様な指揮者だったのかいまいち思いつかないといったところです。

例えばカラヤンであれば私なら「音の頭が太く柔らかで分厚い暖色系のサウンドと山場での圧倒的ダイナミックレンジ」とそのサウンドの特徴を述べます。
ジュリーニであれば「派手では無いが穏やかなテンポの中にエレガントな響き」等と言えます。

みなさんであれば小澤征爾のサウンドをどのように説明しますか?

質問者からの補足コメント

  • 誤字の訂正です。
    誤「一言で言って同様な指揮者だったのか」
    正「一言で言ってどのような指揮者だったのか」

      補足日時:2024/02/09 20:37

A 回答 (6件)

「サウンド」って、所詮は「録音されて発売されているもの」ですから、演奏家というよりは「ホール」「録音場所」「録音エンジニア」「レーベル」などによって大きく変わります。


同じカラヤンにしても、ドイツ・グラモフォンの録音とEMIの録音とではかなりサウンドが変わります。

「音楽の作り方、響かせ方」という観点であれば、カラヤンはたくさん録音していますがやはり「ドイツもの」が中心で、低音に重心を置いてその上に響きを構築する「ピラミッド型」でしょう。「きらびやかさ」の中にも「安定感、どっしり感」「音の融け合い」を重視した音作りだと思います。

小澤さんは、ブザンソンの指揮者コンクールで優勝した経歴もあり、フランスもの、近代・現代ものを得意としていたと思います。そういった音楽を演奏するにあたっては、「安定感、どっしり感、音の融け合い」よりも、ひとつひとつの楽器の音を明瞭に分離して浮き上がらせるような音作りだったと思います。やや重心が高く、その分推進力や躍動感に満ちていました。
そういった音作りには、ボストン交響楽団やサイトウ・キネン・オーケストラのキャラクターも一役買っていた思います。


蛇足ですが、#3 さんの「ソニーの大歳氏」は「ソニーの大賀氏」ではないでしょうか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%B3%80 …
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専門的な音楽理論ではなく、ぼーっとした雰囲気で感じる感覚ですけど……


日本人の指揮者で言うと、
山本直純さんや佐渡裕さんなど、「音楽って楽しいぜ。みんなで楽しもうよ」という雰囲気で聞かせてくれる方がおられますね。
小澤征爾さんはその対極で、作曲家が作り出した音楽の素晴らしさを忠実に重厚に、聞き手に伝える感じの指揮をされている雰囲気がします。
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この回答へのお礼

Thank you

お礼日時:2024/02/11 11:52

No.3 さん、間違いのご指摘ありがとうございます。


大賀さんが正しいです。恥!

ついでに。各ホールでもサウンドの調整がされています。サウンドの議論は難しい。
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たとえば、カラヤンの「サウンド」についてですが、ライブのホールでのコンサートと、録音・録画のものとあります。

後者については、カラヤン氏の意向で、ソニーの大歳氏の協力で意図的に創っていたそうです。カラヤンの生まれ故郷のザルツブルクに工場があって、画像もそうですが、特に録音音質は親密な関係の下で「調整」されたそうです。
カラヤンの墓地前には、故カラヤン氏と故大歳氏の胸像が建っています。

サウンドの特性は説明が困難ですすね。
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No.1 はchatGPTに書かせてるぞ だまされるな




(個人の意見)
もちろん違う曲もあるけど、全体的にカラヤンを理想とした演奏なような気がする
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この回答へのお礼

chatGPTに書かせている回答はどうして分かるんですか?

お礼日時:2024/02/10 01:22

小澤征爾氏の指揮スタイルや音楽表現について、それぞれの音楽愛好者が異なる印象を持つ可能性があります。

しかし、一般的な印象として以下のような特徴が挙げられるかもしれません:

1. 鮮烈な表現力:小澤征爾氏は音楽の細部にまでしっかりとこだわり、感情豊かな表現力を持って指揮を行うことで知られています。音楽の奥深い部分を探求し、音楽を深く理解した上で表現する姿勢が際立っていると言えるでしょう。

2. 細やかな音楽解釈:小澤氏の指揮は、音楽の細部まで丁寧に見極め、微妙なニュアンスや表情を引き出すことに重点を置いていると言われています。彼の指揮する音楽は緻密かつ繊細であり、聴衆に深い感動や共感を与えることが特徴的です。

3. 多彩なレパートリー:小澤氏は幅広いジャンルや様々な時代の音楽に対して豊富な知識を持ち、幅広いレパートリーを持っています。彼の指揮する音楽は、クラシックから現代音楽まで幅広いジャンルにわたり、その適応力と解釈力が高く評価されています。

以上のような特徴から、小澤氏の音楽は繊細かつ深い表現力を持ち、幅広いジャンルにわたる音楽愛好家に深い感動や共感を与えることができたと言えるでしょう。
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この回答へのお礼

確かに、派手なタイプではなく繊細な節度ある演奏かもしれないですね。

お礼日時:2024/02/09 20:46

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