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イオン、イトーヨーカ堂について。
イトーヨーカ堂が衣料品の自前の企画開発から撤退した。
また、東北や北海道等の採算が取れない店舗を大量閉店。
一方でイオンは詳しいことは不明だが、経営難や閉店などの情報は無し。
イオンはなぜ成功して、ヨーカドーはなぜ失敗したのですか?

A 回答 (4件)

イオン・・不動産業


…タウン、モール、でテナントからの賃料で稼ぐ
…イオン(GMS)もテナントの1つで、利益自体だと余り儲かっていない
…イトーヨーカドーよりも収益性は低い
…イトーヨーカドー(GMS)>イオン(GMS)
イトーヨーカドー・・GMS
…利益が取れているのは食品、衣料・住居は不振
…その為、衣料・住居は縮小・撤退・・利益を拠り確保するため
…>東北や北海道等の採算が取れない店舗を大量閉店
…道東店舗撤退によりセンターの効率悪化、札幌圏内店舗はトータルで
…採算は取れているが収益性が低下するので首都圏集約化で閉店
…東北に関してはセンターの収益性が悪いから閉店(2店舗しか無い
>イオンはなぜ成功して
・別に成功してはいない
・イオンとセブン&アイ・ホールディングスの比較だと
…売上はセブン&アイの方が上、利益はセブン&アイの半分以下
…イオンがセブン&アイを追いかけている状態
>ヨーカドーはなぜ失敗したのですか?
・元々衣料部門の稼ぎが大きかったのが、低迷してお荷物状態に
…何度が改革をしようとしたが全て結果として失敗→現状に
…米国ファンドの追求により、衣料から撤退、店舗縮小路線に
…そごう・西武の売却もその一環
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イトーヨーカドーは確かに苦戦していますが、イオンも決して成功してないです。

一般にイオンと言ってるのはイオンリテール㈱のことですが元は資本金は489億でした。ところが今は減資して1億円になってます。日本全国にあんな大きな店舗を展開するイオンが1億円の資本で起業できるはずがないです。減資の理由はそれまでの累損を埋めるためです。今年は黒字のようですが、この資本金を元にもどせるほどのものではないです。

ヨーカドー没落(に見える)の原因は衣類の不調と社外の「物言う株主」のせいです。ヨーカドーの属するセブンアンドアイグループではセブンイレブンなどコンビニ事業は絶好調なのに対し、ヨーカドーは赤字と黒字を行き来しています。「物言う株主」の割合はほんのわずかで、株主総会で力で押し切れなくもない数ですが、セブンアンドアイとしては「物言う株主」(外国人投資家です)が「ヨーカドーを切れば、もっと配当が増やせるだろ!」と騒ぎ、他の株主も同調することを恐れています。その点、イオンリテールには「物言う株主」はいません。

これでまずセブンアンドアイが切ったのが西武・そごうで、次に大改革をしようとしているのがヨーカドーです。ヨーカドーが不調なのは衣類が不調だからです。元々ヨーカドーは衣料スーパーで地下が食品になっていました。1990年代の初めころはその絶頂期でしたが、ユニクロの台頭で段々と影を失ってゆきます。細かいことを省きますが、同じく衣料スーパーであった長崎屋は2000年で経営破綻しています。

衣類は粗利が大きく(約40~50%)食品の粗利は約30%程度です。でも食品が人々の必需品のため普通に商売をやってればくいっぱぐれは無いです。前述の経営破綻した長崎屋も食品を扱っていた店舗はその後も続きました。

そこでヨーカドーもスーツなどファッション性の高い衣類はやめ、靴下、肌着など食品スーパーが片隅で扱っているような衣類のみ取り扱う方針です。余った広い床面積はテナントに貸してゆく方針です。ヨーカドーは駅近物件が多いのに対し。イオンは車で行くところが多いです。ダイエーを吸収したことで駅近物件は増えました。実際の店舗へ行くとヨーカドーもイオンも衣類売り場は客は閑散としています。

ヨーカドーの閉店はテレビなどで放送されましたが、イオンも結構閉店しています。イオンを貶めるつもりはないですが、事実を伝えるために下のサイトを貼り付けます。GMSと呼ばれる総合スーパーはどこも大変なようです。
  ↓
https://reiwajpn.net/archives/8749
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1.他の大手スーパーに比べ早くからモール形式の店舗展開をしている


2.駅前立地にこだわらず郊外に大型店を出店している
名誉会長の岡田卓也氏の「狸や狐の出る場所に出店せよ」という方針から
3.行政を巻き込んでインフラ整備をしている
(現民主党の岡田克也氏は名誉会長 岡田卓也氏の次男。自民党から政界入りしてます)
4.GMSにこだわらず、いろんな業態について試行錯誤している。マイバスケットのような小型スーパーも30年前から試行錯誤してます。
5.イオンのような大型モールの開発、展開がイオンに比べ大幅に遅れた。
6.イオンは上場会社ではありますが未だに創業家である岡田家の意向が強く反映されるがイトーヨーカ堂は創業家の影響力がない。


30年前はダイエー、ヨーカ堂の後塵を拝することも多かった
イオンですが江戸時代から生き延びている先見の明が活きている
と感じます。

ちなみにイオンやイトーヨーカ堂をはじめとする
日本の大手スーパーの多くは衣料品店、呉服店から始まってます。
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イオンとヨーカドーのビジネスの相違点は次のようなところです



立地条件
イオン:郊外のロードサイドがメイン、駐車場を備えて車で訪れる買い物客
ヨーカドー:駅前など繁華街のりっちがメイン、地方では車での買い物も想定している市街地の外れの場合もあり状況がバラバラ

収益体制
イオン:食品部門は収益率は高くはない、反面金融部門とかイオンモールに代表される立地開発と賃料収入(イオンが開発したモールにテナントとして入るその他の業種や企業からの家賃等々)が大きな収益の柱なので、食品スーパーがそんなに儲からずともビジネスとして成立する
スーパーに来た客が他のお店で雑貨を買ったりペット用品を買ったりすれば、そういうお店が儲かって家賃を払ってくれる

ヨーカドー:売り場の一部には他の業種の店も入っているけど、イオンのような大規模なモール事業のような規模ではない家賃収入も微小
金融部門(セブン銀行)が有るが、セブン&アイグループの子会社でありスーパー事業の子会社ではないので自身の収益にはプラスにならない

ヨーカドー衰退の理由
自前の衣料品や日用雑貨に固執した結果、衣料品専門店(例えばユニクロ)雑貨類(ニトリとか)の品揃えや商品開発とは太刀打ちできずに販売が低迷する
元々食品スーパーに来たお客さんに自社の衣料品や雑貨(利益率が高い)を買ってもらうことでスーパー全体の収益を確保するビジネスだったのが
高収益の分野が売れなくなってスーパー全体の利益確保が難しくなった

イオンは、元々食品スーパーから始まったので自社の衣料品や雑貨にはこだわらずに、モール事業で自社以外の企業に稼いでもらってそこから不動産事業として収益を上げる方向に進んだ

ざっと、各所から仕入れた情報を書き並べてみました
ビジネス系のニュースでは色々分析されていますのでご自身でも探してみると良いですね
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