不快に感じるもの（嘔吐物、人間の内臓、グロ映像など）を見ると吐き気をもよおすのはなぜ？

人は、他者の嘔吐物、人間の内臓、グロ映像など、不快に感じるものを見ると吐き気をもよおすことがあります。

嘔吐物はもともと胃の中にあったものだし、内臓だって誰もが持つものです。

それはなぜでしょうか。

嘔吐物については、「セックスをしている人をみると、性的興奮をおぼえる」と同じように、他者の行動を自分に投影するようなものかも知れない、と考えています。

No.1 ベストアンサー 回答者： フーリエ 回答日時： 2024/08/15 12:01

いくつか理由があるんだと思いますが、例えばひとつの説明として、その方が生存に有利だから身に付いた形質じゃないでしょうか。

嘔吐物、内臓、死体、血液などは病原体の温床なので、それらを躊躇いなく触ったり啜ったりできる個体よりも、忌避する個体の方が生存率が高かったんじゃないかなと。

それらに触れたとき、体内に入った可能性を想定すると「直近で体内に入れたものをまるごと吐き出す」というのは合理的で、だから吐き気を催すようになったんじゃないでしょうか。