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No.2
- 回答日時:
> 同音異義語と、〔中略〕滅裂思考と、どう落ち着かせた物でしょうか?
それは言葉にまつわることですから、すぐれた文学作品などを参考にして考えてみましょう。たとえば有名な詩人、大岡信の『地名論』です(国語の教科書にもよく載ってたらしい)。その冒頭の部分です。
水道管はうたえよ
お茶の水は流れて
鵠沼に溜り
荻窪に落ち
奥入瀬で輝け
サッポロ
バルパライソ
トンブクトゥーは
耳の中で
雨垂れのように延びつづけよ
〔後略〕
東京を多少知ってる人ならお気付きのように、この詩の「水道管」は水道橋駅を連想させますね。その近くが御茶ノ水駅(神田川の上にある)です。作者の大岡は東大(文京区本郷)に学んでいるので、あの界隈に馴染みがあるのでしょう。
おそらく、水道の水を沸かしてお茶を入れるような、日常茶飯事から詩想は羽搏(はばた)いていって、東北北海道、さらに海外へと移ろいます。
それでも、出まかせじゃなくて、最初は水つながりになってますね。
水道、お茶、沼、窪(くぼんだ土地は湧き水がわいたりする)、瀬(浅瀬や早瀬などの水流)と、脈絡があるのです。
そのあとは、サッポロ、バルパライソ、トンブクトゥーと、意味のつながりはもう無いようですが、これらの地名の破裂音(p、b、t、kなど)の面白さでしょう。
他の回答者さんもおっしゃってるように、言葉には音、意味、字形などの諸要素があります。
詩の場合、たとえばロートレアモンのように、「解剖台の上でミシンとこうもり傘が偶然出会ったように美しい」と、脈絡のないことを言っても許されるぐらいなのに、手堅い大岡信は、身の回りの東京近辺から水つながりで出発して、やがて飛躍していってます。
ましてや、日常会話や診察では、脈絡も乏しいような言葉遊びを並べるべきじゃないんですよ。質問者さんのように、「発音が一緒で、別の言葉」「別の文字」とか、かろうじて意味の一部も重なる程度とかです。そのことが、お医者さんに「滅裂思考」と言われたのは、ごもっともな診立(みた)てでしょう。
質問者さんはロートレアモン的かも知れません。もっと大岡的になりましょう。「別の言葉」「別の文字」へ飛ぶ前に、元の的確な言葉を使ってください。かろうじて意味の一部が重なる、ではなくて、もろに重なるようなベタな言葉をチョイスして、人に話がよく通じるようなコミュニケーションをなさってください。
この回答へのお礼
お礼日時:2024/09/15 04:25
回答ありがとうございます。同音異義語を徹底しますが、高校1年の時の日本史の先生も、滅裂思考的なとこがあって、名字のことで、僕が罵倒されたまんまなもんで、聞いて見ました。
No.1
- 回答日時:
同音意義語というのは音は同じですが意義が異なります。
従って、音だけでは意義を区別できず、句または文で意味が明確にならないと相互に行き違いが生じます。
但し、挙げられている例は音ではなく文字、つまり形が異なっているので同音ですが意義が異なっています。
「とる」という音には多くの意義があり、音だけでは意義を区別できません。
従って、先ず、音の形である音韻、字形である字韻を明確にし意義を比較しないと滅裂思考以前の相互の思い違いが生ずるので、曖昧な同音意義語で滅裂思考云々を議論するのは不適切です。
もう少し明確な概念規定をしないと症状の判断には不適切です。■
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