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サブネットマスクは仮想的にIPアドレスのネットワーク部を増やせますが、
ネットワーク部を増やせると何の利点があるのでしょうか?
接続可能な機器の数であるホスト部を減らしてまでの価値はどこにあるのでしょか?

A 回答 (4件)

こんにちは


>ネットワーク部を増やせると何の利点があるのでしょうか?

#2 の方の指摘されている内容で正解です。

もう少し具体的に説明を入れておきます。

・ブロードキャストの低減
・通信ポリシー

前者の【ブロードキャストの低減】ですが、
ARP やBootP、NetBEUI などのブロードキャストパケットは、
ネットワーク内の全ての通信ノードに送信されます。

一つのネットワーク内には、ルータなどの機器もなく、
HUB やL2SW で構成されます。
L3SW が入っていても、同じネットワークですので、
L2SW の動作と同じです。

スイッチがある環境においても、ブロードキャストは、
全Port に通信がフォワードされてしまいます。

例えば、1000台のPC があるような会社で、DHCP を利用しているとします。
始業時間にPC の電源を同時に入れると、
ブロードキャストが一斉に送信される為、
通信が輻輳しIP アドレスを取得できないPC が多数出てしまいます。


後者の、【通信ポリシー】ですが、
部署ごとにネットワークを分けて管理することはもちろん、
その部署からの通信制御を行うためにも、
ネットワークの分割が必要になります。

例えば、総務・技術・営業という3つの部署があった場合、
他部署への通信を許可しないフィルタリングを設定するには、
送信元から送信先のネットワークへの通信を拒否することで設定が可能なのです。

ネットワークが同じ場合、安価なルータではスイッチングしてしまう為、
フィルタリングできず高価なL3SW が必要になります。

IP8 やIP16 などのグローバルIP アドレスにおいて、
DMZ セグメントにグローバルIP アドレスを付与する場合においても、
Firewall によっては、Internet 側のアドレスとDMZ のアドレスを、
分割しなければならない機種もあります。

ISP においてもネットワークを分割することは通例です。
L3SW やルータを多段化し、通信経路の冗長性を図るべく、
大きなネットワークを細分化しています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!

お礼日時:2005/05/25 09:56

>接続可能な機器の数であるホスト部を減らしてまでの


>価値はどこにあるのでしょか?

質問者さんも、#1、#2の方もおそらくプライベートアドレスのことしか頭に無いんでしょう。

グローバルIPアドレスについて考えてみてください。
ダイヤルアップ接続のPPP等の場合、基本的に255.255.255.255のサブネットマスクでIPアドレスが割り当てられます。また。プロバイダによる固定IPのサービスでは、255.255.255.252等とすることで、複数個のIPを割り当てています。

グローバルIPアドレス(IPv4)は限られた資源ですので有効活用をする必要があります。1台しかサーバを接続しない業者に255.255.255.0で割り当てるのは資源の無駄遣いですよね。



つまり、

>サブネットマスクは仮想的にIPアドレスのネットワーク部を増やせますが、

限られた資源の中で、接続可能(構築可能)なネットワークの数を増やせる、というのがメリットということになります。
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本等を見ると、


・輻輳がへる
・管理が容易
となっていました。
つまり、PCから発生した信号はそのネットワーク内全PCに送信されるため、ネットワーク内にPCが多いとそのネットワーク内のトラフィックが増大して、その結果ネットワーク内が混雑する。
ネットワークを分けて、ネットワーク間はルーター等で必要なトラフィックのみ転送する。
PCの管理は台数が増えると大変だが、ネットワークごとにPCが少ないと楽である。

と解釈しましたが。
専門家の回答ではありませんので。
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最近はNAPT等の技術でプライベートアドレスを使用しても


不自由が少なくなり、広大なプライベートアドレス空間を
自由に使用できるので分からないかもしれませんが、少数
のグローバルアドレスだけでネットワークを構築する場合
などは、

>接続可能な機器の数であるホスト部を減らしてまでの価値

を実感できるでしょう。

例えば、8bit分のアドレスだけが使用できる時、つまり
IPアドレスで254個しか使えない組織の場合、その組織
が一つの場所に固まっていれば問題無いでしょうが、
本社と支社1,支社2と別れてそれぞれが離れている場合、
これらを結ぶネットワークを一つのサブネットで運用す
るのは無理がありますし効率的でも有りません。
こうした場合、ネットマスクでネットワークを3個に分け
て運用するのが普通です。
また、16bitという割と大きなアドレスを使える組織で
も、組織全体を16bitのサブネットで一つにしてしまう
ような馬鹿なことはせず、サブネットで組織や事業所
の実態に合わせてネットマスクを柔軟に設定してサブ
ネットを分割して運用されています。
例えば、大きな部署で人数も多ければ、23bitや22bitの
ネットマスクにしたり、支店など小さいところには、
26bitぐらいのサブネットにしてネットワークを分割した
りして効率的にアドレスを割り振ったりします。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございますm(__)m

むしろ、接続可能な機器の数であるホスト部は減らした方が良いと言うことでしょうか?

また、初歩的な質問で恐縮ですが、
「仮想的にIPアドレスのネットワーク部を増やす」に
関してですが、
実際に増やすわけではなく、仮想的に増やす事のメリットは何でしょうか?

色々質問して恐縮です。

お礼日時:2005/05/22 10:26

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