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音楽だと歌詞の類似性で結構盗作問題って頻繁に起こりますけど、マンガの場合って問題になったのを見たことがありません。
あれは立証の難しさのためなのか法律が違うのかどっちですか?

古いけど幽遊白書とかるろうに剣心とかは結構目に余るパクリ(意図的なのか無意識的なのかわかりませんけども)でよく話題になっていましたが、問題にはならずに普通に売れてましたよね。音楽では許されないことだと思うのですが・・・
 最近ベルセルクを読んで、あまりにもグインサーガの設定とか描写とかをパクリすぎだろ!と思って聞いてみました。

A 回答 (6件)

特許法とちがって、アイディアなどは、著作権法の対象になりません。


有名推理小説のアイディアばかりを収録した本などが、何の問題もなく販売されているのはそのためです。

あくまで表現されたものについてのみ、著作物とみなされ保護されるので、漫画の場合は、その漫画の構図や絵柄、そして会話(ただし、かなり独創的なものでないと会話の盗作の判定は難しいです。)やト書きなどの描写されたものが、守られるべきものとなります。

似たような設定や、似たような時代背景、似たような話の展開などだけで、盗作(剽窃)と断定できないのはこのためだと思います。

設定だけで盗作行為を争うなら、かなり細かい設定と独自の世界観が表現されていないといけない訳ですし、盗作したほうもその表現をそのままそっくり使っていないと……ね。

トレースなどの場合には、一発で判明するので、某少女漫画家が、トレースした某BL小説のイラストレーターに対して抗議をして、その後、そのBL小説のイラストレーターが交代したなんて事件は最近もありましたけれど。

実際のところ、漫画家の場合はアシスタントがいて、彼らはアシストしている漫画家の画風を真似て描くことを余儀なくされます。
そんな彼らがプロになった時に、しばらくの間はある程度、師匠としてずっと仕えた漫画家とタッチなどが似てくるのも自然な話で、これをとがめていたら、アシスタントと漫画家の関係がなりたたないというのもあるかも知れません。

はっきり、これは盗作だと言い切り証拠をしめすのはなかなか難しいですし、裁判で争って時間を費やすよりも、もっと自分の創作活動に時間をかけたいと思ってしまうのかも知れませんね。
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この回答へのお礼

>特許法とちがって、アイディアなどは、著作権法の対象になりません。
なるほど 考えてみりゃ無理がありますよね。
>これをとがめていたら、アシスタントと漫画家の関係がなりたたないというのもあるかも知れません。
その方面からは考えていませんでした。
漠然とマンガだけゆるいような気がして聞いてみたのですが、よく考えると無理も無いことですね。しかし思いのほかたくさんの回答がいただけてうれしく思います。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/02 10:24

 無いことはないですが、問題が発覚すると同時に「謝罪掲載&打ち切り」になってしまうのでは。

個人名出すのは控えますが、某萌え系4コマ誌で去年の9月頃に一回ありました。
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この回答へのお礼

へええ あったんですね。そんなこと。
4コマか~ 確かに通常のマンガより独創性が求められるというか本質が違いますからねえ なるほど
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/02 10:31

小説の世界では、作家が作家を物語が似ていると訴えた事件はありましたが、漫画の世界ではあまり聞きませんね。

漫画家同士は「本歌取り」と思っているのではないでしょうか(笑)

でも他のジャンルの作家は別らしく、過去に写真資料を無断でトレースされたとして、『沈黙の艦隊』のかわぐちかいじ氏と『信長』の池上遼一氏が、訴えられていたと記憶しています。
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この回答へのお礼

>でも他のジャンルの作家は別らしく、
そうなんですよねー 結構ほかは厳しいのでなんでマンガだけこんなにゆるいのかなーと漠然と思ってしまいました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/02 10:18

意図的な盗作なのか、オマージュ(この場合良い意味で影響を受けた作品)なのか、パロディなのか・・。

その書き方とらえ方で様々でしょう。

それと同じ時代設定や描写だけで、パクリだ!と決め付けてしまうのもどうかと思われます。
あくまで視点や認識の差だと思われますが、まるまるそっくりでなければ、パクリとは言いがたいような気はします。
大きな目で見れば、西遊記や新撰組ものなどの作品は、たくさんありますしね。

あとNO2さんもおっしゃってますが、著作権の侵害は被害者が訴えでないとなりたちません。
結局は読者がやきもきしたとしても、当事者が気にしてなければ特に問題ないようにも思えます。
訴訟するにしろ作家イメージや費用、時間の問題もありますしね。
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この回答へのお礼

>その書き方とらえ方で様々でしょう。
確かにそう思います。実際自分も意図的な盗作というのはほとんどないだろうと思っています。
今回気になったのもオマージュといえばオマージュですが、両者を読んでもらえれば類似点がちょっと範囲を超えているかなと思えると思うのですが、まあ個人の捉え方次第ですよね。
確かに費用対効果も悪そうです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/02 10:18

おっしゃるとおり立証の難しさもあると思いますが、盗作とか著作権の侵害、というのは被害者が訴えない限り犯罪にならないのです。


(犯罪的ではあるでしょうが)
だからあの忙しい栗本薫氏が訴える(まずありえないでしょう)とか、マスコミで大々的に話題になる、出版社に抗議が殺到するなどの事態が起きない限りせいぜいネット上で問題になるくらいじゃないでしょうか。
いずれにしても商業出版の問題なのでやっても得にならない訴訟はおこさないでしょう。一方的に攻撃を受けるとか、それこそやってもいない盗作疑惑をぶつけられれば当然うけてたつでしょうけどね。
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この回答へのお礼

>被害者が訴えない限り犯罪にならない
そりゃそうですよね・・・
>やっても得にならない訴訟はおこさないでしょう
そりゃそうですよね・・・・

この前ベルセルク・グインサーガ両作者の対談読みまして、仲良く対談されておられましたのでそんなことには発展しようはずも無いのですが・・・
釈然としない・・;

ベルセルク自体は面白いというか魅力を感じる作品なのは否定するところではないのですけども・・・
回答ありがとうございました!

お礼日時:2005/06/01 16:39

ベルセルクがグインサーガの設定とか描写とかをパクリすぎなのかどうかは知りませんが、ベルセルクの同人誌はパクリだと思いますか?そもそも同人誌は設定をそのままパクってますよね?だから同人誌がパクリではないならば、ベルセルクもグインサーガのパクリでは無いと思います。


同人誌が訴訟にならないかどうかは別として。
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この回答へのお礼

なるほど 面白い見解かと思います。

しかし同人誌の場合は完全に元のマンガがありますよね。(もちろんオリジナルは除外)分類すればパロディになると思います。
パロディは盗作って言わないでしょう。
盗作とは、元のネタを明示せずに自分のアイデアであるように発表した作品を言います。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/06/01 16:17

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