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宮部みゆきさんの短編『返事はいらない』『地下街の雨』『人質カノン』を読んでなんとなくいい感じになったのですが残念ながら最近は短編を書かれてないようです。
そこでこのような感じの作品(うまく伝えられませんが苦境な現代社会で生きているのに心が晴れるような…)がありましたら紹介してください。できるだけ最近の作品がいいです。わかりにくい質問ですいません。

A 回答 (4件)

宮部みゆき作品には、最後に心が晴れるものと落ち込むものの二つがあると思います。

前者はいわゆる少年物が多いと思います。(少年が主人公のもの)
長編
◎龍は眠る
○パーフェクト・ブルー
◎魔術はささやく
○東京下町殺人暮色
 今夜は眠れない
 蒲生邸事件
 夢にも思わない
短編:
○とり残されて
◎我らが隣人の犯罪
 鳩笛草
短編連作:
◎ステップファザー・ステップ
 淋しい狩人
○心とろかすような マサの事件簿

二重丸がかなりお勧め、丸がお勧め、無印は条件に合うだけもの。
下に行くほど新しい。
心とろかすようなはパーフェクトブルーの続編。
夢にも思わない、は今夜は眠れないの続編。
鳩笛草には、クロスファイヤの前作がある。
あと、現代社会でなくても心が晴れるような作品なら、江戸ものシリーズ全般お勧めです。
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> 苦境な現代社会で生きている


・・・わけではないと思いますが、
> 心が晴れるような…
コトを書くこともある彼女の日記はいかがですか?毎週金曜日の更新です。毎週更新なので、
> できるだけ最近の
という部分だけはばっちりなんですが(笑)。

参考URL:http://www.osawa-office.co.jp/
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 短編で・・・となると、


 『ステップファーザーー・ステップ』、
 『我らが隣人の犯罪』
 は如何でしょうか。
 いずれも、文庫で出ています。但し、最近の作品ではないです・・・。
 
 私も宮部みゆきさんは短編と『レベル7』『返事はいらない』(相談者さんのお好みの世界観の作品だと思いますが、長編)から入りました。

 
 
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こんばんは。



宮部みゆきさんといえば、やっぱり『火車』でしょう。

ただし、質問者さんが挙げられている作品は、私は読んでいないので、このようなかどうかは分かりませんし、『苦境な現代社会で生きているのに心が晴れるような…』と言うのとはちょっと違うような気がしますます。苦境な現代社会をテーマにはしていますが。
勉強にもなりますし、とても面白いのですが、心は晴れないでしょう。多分。

ネタバレになるので、詳しくはいえませんが、現代社会が抱える諸問題、それに関わる複雑な人間関係が、巧みに描かれています。気になって少し調べてみたのですが、ネット上での人気ランキングなどでも『火車』は群を抜いています。参考URLもご参照下さい。

私は他に、『クロスファイヤ』しか読んだ事がないのですが、人気作家なので、作品の論評したページなどファンサイトが沢山あります。それらも参考にしてみてはどうでしょう?

参考URL:http://park12.wakwak.com/~miyabe_hondana/cgi-bin …
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